年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

コーヒー情報記事を専門にエントリーしているブログです。年老いた珈琲豆焙煎屋の稼ぎ頭のブログです。

コーヒー豆の構造とその構造(特に細胞構造)がコーヒー豆焙煎に与える影響(一口記事)

コーヒー豆の焙煎中に発生する化学反応ですが、ただ化学反応だけが発生しているのではなくて、物理的変化の発生と並行して化学反応が発生していると年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。

コーヒー豆自家焙煎店商売読本【第2集】、2024年3月10日発売開始!!

2024年3月10日(日曜日)、年老いた珈琲豆焙煎屋のペンネームで11冊目の電子書籍『コーヒー豆自家焙煎店商売読本(第2集)』をキンドルでセルフ出版しました。 キンドルアンリミテッドの会員さんなら、無料で読んで頂けます。 コーヒー豆自家焙煎店商…

コーヒー豆焙煎の進化:焙煎プロファイルとは

筆者(年老いた珈琲豆焙煎屋)が、小型業務用ドラムロースター(バッチサイズ5kg)を使ってコーヒー豆を自家焙煎するようになって大体30数年が経過しています。 コーヒー豆の自家焙煎を開始した頃、コーヒー豆焙煎の指標とされていたのは、コーヒー豆表面の色…

焼き加減にこだわる自家焙煎:トーストパンの美味しさを追求する

自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)と毎朝食べているトーストパンは、よく似ています。 どちらも、自分たち好みにカスタムメイドされた食品で、出来上がってから時間が経過すれば、熟成⇒劣化と進んで行きます。

焙煎と熱伝達の基本

コーヒー豆の焙煎とは、コーヒー豆を熱加工処理する技術操作プロセスだと考えています。 その技術操作プロセスでは、焙煎しているコーヒー豆1個の熱伝達の仕方が、焙煎中のコーヒー豆集合体(たくさんのコーヒー豆)の熱伝達を表す基本になっていると、筆者(…

L値と焙煎度(煎り具合)の関係

焙煎度(煎り具合)は、火力と時間に基づく焙煎工程の豆の色づきで決める(珈琲を科学する/伊藤博、時事通信社)とされています。しかし、焙煎度に対する色や味なとの感覚的判断には個人差があって、色や味から統一的な焙煎度を判断するのには無理があると考え…

コーヒー生豆から焙煎までの秘密、コーヒー豆焙煎プロセスの基礎知識

コーヒーの果実が収穫される場所や栽培方法、その果実から商品としてのコーヒー生豆を作る精製方法は、1杯の(淹れた)コーヒーの品質や風味に影響を与えています。 コーヒー果実栽培者の知識や技術、栽培に費やす労力、コーヒー果実からコーヒー豆(生豆)を取…

膨化(パフィング)とは

食品の内部に閉じ込められている気体の体積が増加する現象、あるいは、食品内部で気体が発生することで、その食品が膨らむ現象を膨化(パフィング)と表現しているのだと思います。

30年前に金沢喫茶村の鞍信一さんが教えてくれた「喫茶店が生き残る方法」

喫茶店商売の最盛期だった1980年代の中頃、喫茶店の店舗数は10数万店を数えていました。そして、その大半を個人経営の喫茶店が占めていました。 それが、1990年前後の頃には約13万店舗と、数年の間に3万店舗から4万店舗も減少していました。 …

コーヒー豆自家焙煎談義【第4集】、2024年2月23日出版、好評販売中!!

このブログサイト「年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ」は、「コーヒー情報専門のブログ」です。 年老いた珈琲豆焙煎屋がブログ記事を書き始めて、20年近くの年月が経過しています。 2000年代から2010年代の初め頃は、「gooブログ」、「エキサイトブロ…

自家焙煎コーヒーの風味を楽しむ方法、自家焙煎コーヒー豆の味を点検する方法

年老いた珈琲豆焙煎屋は、和歌山県庁近くに立地している店舗(住居兼用の軒先店舗)と通信販売(自前の通販サイトとアマゾン)を通じて、鮮度の良い自家焙煎コーヒー豆を小売販売しています。 最大5kgのコーヒー豆を焙煎可能な(ハッチサイズ5kg)小型生産用コー…

コーヒーメラノイジンとは?コーヒーの褐色物質の秘密

コーヒー豆の焙煎操作は、コーヒー豆(生豆)に高熱を与えて、コーヒー豆(生豆)に含まれている成分同志の間で、積極的な成分間反応を発生させて、その成分間反応の発生をコントロールする操作です。 そして、この成分間反応によって生成した嗜好成分を楽しむ飲…

美味しいドリップコーヒーを淹れる、その7つの極意

「珈琲ニュース」というパンフレットを、不定期に制作して発行しています。 今年(2023年)最初に発行する「珈琲ニュース」に掲載しようと考えているのが、このエントリー記事「美味しいドリップコーヒーを淹れるための7つの極意」です。 ご存知だと思い…

コーヒーを売っている場所と焙煎したコーヒー豆の価格

喫茶店商売が全盛だった昭和の頃、コーヒーは喫茶店で楽しむ飲み物で、焙煎したコーヒー豆はどこにでも売っている商品では無かったわけです。 今は、スーパーやコンビニなどの流通店舗、コーヒー豆自家焙煎店、喫茶店チェーン、焙煎コーヒー豆小売店チェーン…

年老いた珈琲豆焙煎屋の電子書籍、「コーヒー豆の焙煎」関係電子書籍の紹介【電子書籍】

年老いた珈琲豆焙煎屋は、30数年に渡るコーヒー豆自家焙煎経験を持っています。 最初の10年くらいは、コーヒー豆の焙煎について、それほど深く考えることなく見様見真似で、コーヒー豆の焙煎に取り組んでいました。 その後は、「ああでも無い、こうでも…

コーヒー豆の焙煎と2つの化学物質「アクリルアミド」と「メチルフラン」の関係

コーヒー豆(生豆)を焙煎すると、人の健康に悪い影響を与えるかもしれない化学物質が、二つ発生すると言われています。 一つはアクリルアミドという物質で、もう一つはメチルフランという物質です。 この2つの化学物質は、人の健康に悪い影響を与えるかもし…

焙煎日の確認できる自家焙煎コーヒー豆の保管方法

自家焙煎コーヒー豆の新鮮な香り・風味をできるだけ長い期間保持して置くためには、自家焙煎コーヒー豆を適切に保管(保存)して置く必要があると思っています。 涼しくて乾燥していて、それに加えて光の当たらない場所にて気密性の高い密閉容器に入れて保管(…

コーヒーブランドがアマゾンのコーヒー消費市場を無視できない理由

世界最大のオンラインショッピングサイトと言えば、「アマゾン」です。 もちろん、「アマゾン」は、日本でも最大規模を誇っているオンラインショツピングサイトです。 ご存知だと思いますが、年老いた珈琲豆焙煎屋は、連れ合いと二人だけで零細生業パパママ…

コーヒー豆の焙煎について | コーヒーロースティング

コーヒー果実の種だったコーヒー生豆は、焙煎という工程を経て、レギュラーコーヒー豆や自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)という商品になって販売されます。 コーヒー豆の焙煎は、コーヒー生豆を加熱して、熱の力によってコーヒ豆を物理的・化学的に変化…

平成版、コーヒーの基礎知識、(第12章)水とコーヒーの抽出

生産国(生産地)で収穫・精製されたコーヒー豆(生豆)は、消費国(消費地)に輸出されて焙煎されます。 その焙煎したコーヒー豆を使って淹れた飲み物が、私たちが毎日飲んでいるコーヒーです。 昭和のコーヒー研究の第一人者の伊藤博さんは、「珈琲を科学する(時…

月間100kg~150㎏の焙煎コーヒー豆を売る自家焙煎コーヒー豆店オーナーの独り言

上の写真は、焙煎コーヒー豆を月間150kg売る自家焙煎コーヒー豆小売店のコーヒー生豆在庫です。(写真に写っていない場所で、もう少し在庫を持っています。) エカワ珈琲店の場合、常時、400~500kg(焙煎コーヒー豆販売量の3か月分)のコーヒー生…

平成版、コーヒーの基礎知識、(第13章)コーヒーの淹れ方

コーヒー生豆を焙煎して、その焙煎したコーヒー豆を粉砕して粉にします。 コーヒー粉に含まれているコーヒー成分を、水(お湯)に溶解・分散させます。 最終的に、コーヒー成分を溶解・分散している水(お湯)と、コーヒー成分を抽出したコーヒー粉の残り滓を分…

キンドルでセルフ出版している電子書籍一覧

『年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ』の管理人、年老いた珈琲豆焙煎屋は、趣味と実益と若いころからの夢を実現するという目的で、電子書籍をキンドルでセルフ出版する事に熱中しています。 2023年11月末までに、年老いた珈琲豆焙煎屋の作者名で9冊、本名…

コーヒー豆自家焙煎店商売読本【第1集】、2023年11月28日発売開始!!

2023年11月26日(月曜日)、年老いた珈琲豆焙煎屋のペンネームで9冊目、本名で出版した本を含めれば10冊目の電子書籍『コーヒー豆自家焙煎店商売読本(第1集)』をキンドルでセルフ出版しました。 ブログ記事が、コーヒー豆焙煎やコーヒーの抽出、焙…

年老いた珈琲豆焙煎屋の体験的コーヒー豆自家焙煎論

コーヒーベルトと呼ばれている地域に位置している熱帯地域の国々で栽培・収穫・精製処理されたコーヒー生豆は、消費国に輸出されて、あるいはp生産国内で、焙煎という熱加工処理を施されて焙煎コーヒー豆という商品となります。 ご存知だと思いますが、焙煎…

自家焙煎コーヒー豆購入の新しいルール

家庭で飲むコーヒーの購入に当たって、最初に決めることは、焙煎したコーヒー豆をどのようにして買うか、あるいは、どこで買うかだと思います。 焙煎したコーヒー豆は、焙煎した日から1か月も経過すると、焙煎直後のコーヒー豆と比べると相当に劣化してしま…

珈琲物語【第1集】、2023年11月20日出版開始!!

筆者(年老いた珈琲豆焙煎屋)は、2000年代の中頃から2023年までの現在まで、20年近くに渡って、自分で管理・運営しているブログサイトに、コーヒー豆焙煎に関する記事だけでなくて、コーヒーの抽出・淹れ方や焙煎コーヒー豆の挽き方(挽き具合)、焙…

焙煎コーヒー豆の煎り具合 浅煎りから深煎りまで、焙煎コーヒー豆の焙煎度について

焙煎の程度、煎り具合を焙煎度と呼んでいて、焙煎コーヒー豆の焙煎度は、カップコーヒーの香味を決定する重要な要因の1つになっています。 コーヒー豆焙煎工程においては、コーヒー豆の組織は、ほとんど秒単位で変化しています。 コーヒー生豆の種類や特徴…

コーヒー豆自家焙煎談義【第3集】、10月17日出版開始!!

筆者(年老いた珈琲豆焙煎屋)は、過去10数年間に渡って、自分で管理・運営しているブログサイトに、コーヒー豆焙煎に関する記事を書き散らして来ています。 ブロクサイトを、学習ノートの代用として使って来たわけです。 その書き散らして来た記事の中から…

平成版、コーヒーの基礎知識シリーズの案内ページ

『平成版、コーヒーの基礎知識』シリーズは、1990年代と2000年代に出版された珈琲関係書籍を参考書にして、年老いた珈琲豆焙煎屋が、コーヒーの基礎的な知識を取得しようと学習に精を出していた頃の学習ノートのようなものです。 ですから、2023…