自家焙煎コーヒー豆の価格設定は、小規模店では「付加価値」が重要です。 大企業のように大量販売で利益を得るのは難しいため、焙煎技術や品質、丁寧な接客で差別化する必要があります。 【1】パパママストアと粗利益率の話 家族経営の小さなお店、いわゆる…
エカワ珈琲店は30年以上使い続けている古い直火式ドラム焙煎機で、経験則に基づいた独自の焙煎の手引きを持っています。 焙煎温度や反応は機械と環境に依存しているので、この手引きはその古い焙煎機専用の手引書です。 (1)コーヒー豆焙煎と経験則(経験式…
エクセルだけで焙煎中にリアルタイムのローストカーブ図を作成するのは現実的ではなく、専用アプリが必要です。 ただし、焙煎中に温度と時間を記録すれば、後からエクセルで実用的なローストカーブ図を作れます。 焙煎は「初めチョロチョロ、中パッパ、パチ…
コーヒー豆の焙煎では、RoR(Rate of Rise)という温度上昇速度を示す指標を使い、適切な火加減で豆の変化を見ながら調整していきます。 【1】RoR(上昇率)ってなに?——焙煎のスピードを測るものさし! コーヒー豆の温度上昇速度を示す指標がRoR(上昇率)…
コーヒーの生豆は焙煎によって成分が変化し、香りや味が引き出されます。 焙煎の方法で酸味や苦味などの味わいを調整できます。 焙煎はコーヒーの個性を作り出す重要な技術です。 【1】コーヒー豆の焙煎は「蒸らし」と「乾燥」から始まる! コーヒー豆の焙…
少ロットのコーヒー生豆(大体5kgくらいまで)を1回・1回バッチ焙煎することを、エカワ珈琲店はスモールバッチ焙煎と呼んでいます。 そして、そのスモールバッチ焙煎が、小さなコーヒー豆自家焙煎店の最大の特徴で、最強の武器だと考えています。 【1】1杯…
コーヒーの味は単なる「苦さ」だけでなく、酸味や甘味、渋みが複雑に絡み合って独特の風味を作り出しています。 中煎りと深煎りでは苦味の成分が異なり、最近の研究では苦味は強さだけでなく、後味の爽やかさも美味しさのポイントとされています。 甘味や酸…
電子書籍『小説・コーヒー豆焙煎の手引き』を出版しました! 2025年12月12日(金)、キンドルで新しい電子書籍『小説・コーヒー豆焙煎の手引き』をセルフ出版しました! この本は、約1万5000字(全56ページ)の小説仕立てで、コーヒー豆の焙…
コーヒー豆を焙煎すると、成分が反応して香り・味・色が生まれます。 色や味の中心は、「メラノイジン」という褐色の物質です。 ちなみに、香りは別の成分が関係しています。 品種や焙煎方法の違いで、コーヒーは多様な味わいを持ちます。 だから、コーヒー…
カフェインをぬいたコーヒーってどんなもの?〜デカフェのひみつ〜 デカフェは、カフェインが気になる人でもコーヒーを楽しめるように工夫されたやさしいコーヒーです。 そして、二酸化炭素プロセスは、おいしさを守りながらカフェインをぬく、すごい技術で…
コーヒー豆の焙煎中には、豆の色が黄色から濃い茶色に変わる非酵素的褐変反応が起こります。 これは主にメイラード反応とカラメル化反応によるもので、焙煎時の香りはこれらに加えストレッカー分解も関係しているとエカワ珈琲店は考えています。 (1) 褐変現…
「コーヒー豆焙煎プロファイル」とローストカーブ図は同じものではありません。 エカワ珈琲店では、プロファイルは焙煎の設計図、ローストカーブ図は技術的な操作過程の図表だと考えています。 (1)リアルタイムでローストカーブ図を見ながら 最新のコーヒー…
エカワ珈琲店は、74歳の男性が妻の介護をしながら一人で営む小さな自家焙煎コーヒー豆小売専門店です。 バッチサイズ5kgの小型ドラム式焙煎機で焙煎し、銘柄ごとに基本の焙煎方法(マスタープロファイル)を作成しています。 各ロットごとにマスタープロフ…
コーヒーの味や香りは、育て方だけでなく、収穫のタイミングや加工方法によっても大きく変わります。 特に収穫後の「精製」は、香りや味に大きな影響を与えます。 コーヒーの実は時間が経つと傷むため、収穫後すぐに加工を始めることが重要です。 まず「乾燥…
コーヒー豆の「焙煎度」とは、豆の煎り具合のことで、主に「浅煎り」「中煎り」「深煎り」の3種類があります。 浅煎りは酸味が強く甘みや香りも感じられ、中煎りは苦みがありコーヒーらしい味わい、深煎りは焙煎による独特の香りと味が特徴です。 焙煎度は…

