焙煎コーヒーの保存・抽出
鮮度の良い焙煎コーヒー豆を使ってコーヒーを淹れると、1回目の注湯(蒸らし)で焙煎コーヒー粉が花が咲くように膨れて来ます。 「蒸らし」の時に発生する、コーヒーブルームと呼ばれている現象です。 焙煎直後の焙煎コーヒー豆を使ってコーヒーを淹れると、…
ハンドドリップでコーヒーを淹れる時に使うのが、ペーパーフィルターをセットするドリッパーです。 カリタのドリッパー、メリタのドリッパー、ハリオのドリッパーなどが、良く知られています。 台形と円錐形のドリッパーが良く知られていて、カリタとメリタ…
微生物が悪さをするから、食品の腐敗が始まると考えています。 焙煎コーヒー豆は、栄養成分が非常に少なくて、含まれている水分も少なく水分活性も低いので、微生物が悪さしようとしても、なかなか悪さが出来ない状態になっていると思っています。 しかし、…
煎りたて新鮮、鮮度の良い焙煎コーヒー豆を使ってコーヒーを淹れれば、素晴らしい香りと風味のある美味しいコーヒーが出来上がるとは限らないと思っています。 しかし、鮮度の良い焙煎コーヒー豆を使ってコーヒーを淹れなければ、素晴らしい香りと風味を持っ…
その昔、冷やして飲むコーヒーと言えば、アイスコーヒーだけを考えれば良かったわけです。 最近は、それに加えて、コールドブリュー(水出し)コーヒーが登場しています。 アイスコーヒーとコールドブリュー(水出し)コーヒーを比較すると、醸造方法(淹れ方、作…
使う焙煎コーヒー粉量とコーヒー抽出液の理想的な比率を決めて置いて、コーヒースケールを使って、注ぐお湯の量と抽出時間を確認しながら、抽出比率で計算したコーヒー抽出液量になるようにコーヒーを淹れると、「味のブレ」が少なくなります。
自家焙煎コーヒー豆を挽いて、その挽いた粉とお湯を接触させて、挽いた粉に含まれているコーヒー成分をお湯に移動させるのが、コーヒーの抽出(コーヒーを淹れる操作)だと理解しています。 ハンドドリップで淹れる1杯のブラックコーヒーは、おおよそ99%の…
年老いた珈琲豆焙煎屋は、和歌山県庁近くに立地している店舗(住居兼用の軒先店舗)と通信販売(自前の通販サイトとアマゾン)を通じて、鮮度の良い自家焙煎コーヒー豆を小売販売しています。 最大5kgのコーヒー豆を焙煎可能な(ハッチサイズ5kg)小型生産用コー…
「珈琲ニュース」というパンフレットを、不定期に制作して発行しています。 今年(2023年)最初に発行する「珈琲ニュース」に掲載しようと考えているのが、このエントリー記事「美味しいドリップコーヒーを淹れるための7つの極意」です。 ご存知だと思い…
自家焙煎コーヒー豆の新鮮な香り・風味をできるだけ長い期間保持して置くためには、自家焙煎コーヒー豆を適切に保管(保存)して置く必要があると思っています。 涼しくて乾燥していて、それに加えて光の当たらない場所にて気密性の高い密閉容器に入れて保管(…
家庭で使うコーヒーミルのタイプには、2種類のタイプがあります。 臼歯で焙煎コーヒー豆を粉砕するバリグラインダータイプのコーヒーミルと、プロプラ羽根を回転させる衝撃で焙煎コーヒー豆を粉砕するブレードグラインダータイプのコーヒーミルです。 一般…
冷たい水で抽出する方法で、コーヒーの粉に冷たい水を一滴ずつ落としながら、時間をかけて抽出するコーヒーの淹れ方です。 細く粉砕したコーヒーの粉に、時間をかけて冷水を一滴ずつ落としながら抽出します。
焙煎したコーヒー豆を配合すること、あるいは、混ぜ合わせることをブレンドと表現しています。 モカ・ブラジル・コロンビアといった単品のコーヒー豆を、2種類以上混ぜ合わせたものをブレンドコーヒーと呼んでいます。 それぞれのコーヒー豆銘柄は、酸味を…
焙煎したコーヒー豆をホールビーンズコーヒー(Whole-Bean Coffee)、それを挽いた(粉砕した)コーヒー粉(あるいは顆粒)をグラウンドコーヒー(Ground Coffee)と呼ぶこともあります。 【参考】下のリンク先ページの記事は、コーヒーミルの2種類のタイプ(挽き方…
スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社 は、スターバックスのコーヒーをより身近な場所で提供する事業 “We Proudly Serve Starbucks™”を本格的に展開すると発表しています。
冷たいコーヒー(アイスコーヒー)が、世界中で人気を博しています。 1970年代、1980年代と、日本の喫茶店の全盛期には、暑い時期になると飛ぶようにアイスコーヒー(冷コー、冷たいコーヒー)が売れていました。 1970年代は作り置きしたアイスコー…
焙煎コーヒー豆を挽いた粉砕物(焙煎コーヒー粉)とお湯を接触させて、焙煎コーヒー粉に含まれているコーヒー成分をお湯に移動させるのが、コーヒーの抽出です。 美味しいコーヒーの醸造は、良質の焙煎コーヒー豆と良質の水に依存しています。(1杯のブラックコ…
サイフォンは、1800年代の前半、ヨーロッパで考えだされたガラス製のコーヒー抽出器具です。 上の筒状のロート部分と、下の球状のフラスコ部分、2つのガラス部分で構成されていて、丸い形(円計)をした小さな布フィルターを付けたろ過フィルター(ろ過器)…
アイスコーヒーは苦味を堪能する飲み物ではなくて、香りを楽しむ飲み物だと考えています。 コーヒーのコクを感じさせる甘味と香りが最大化して、苦味と酸味をできるだけ押えた焙煎コーヒー豆を使ってアイスコーヒーを淹れたとき、経験から、最も美味しいアイ…
年老いた珈琲豆焙煎屋は、毎日飲むコーヒーを、ハンドドリップでペーパーフィルターを使って淹れています。 コーヒーの淹れ方は、誰に教えてもらったわけでも無くて、実家が喫茶店だったので見様見真似でいつの間にか覚えていました。 それにプラスして、2…
コーヒーの淹れ方の中で、最も合理的に温度・時間調整ができる淹れ方は、ドリップ式と呼ばれている淹れ方だと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。 ドリップ式(ドリップ法)といっても、ハンドドリップ、ウォータードリップ、コーヒーメーカー(ドリップ式コ…
布フィルターを使ってコーヒーを淹れる淹れ方も、ペーパー(紙)フィルターを使ってコーヒーを淹れる淹れ方も、どちらも透過法というコーヒーの淹れ方です。 ちなみに、透過法とは、抽出→洗浄→濾過の醸造過程をたどる淹れ方で、その推進力として、布フィルター…
コーヒー豆の焙煎中に、二酸化炭素ガス・揮発性の香りガスなどがコーヒー豆内部で生成します。 それらのコーヒーガスは、一部は焙煎中にコーヒー豆から排出されていますが、一部は焙煎終了後も焙煎コーヒー豆内部に残ります。 ハンドドリップでコーヒーを淹…
年老いた珈琲豆焙煎屋ですが、家族経営の喫茶店として知られている京都・六曜社とはちょっと業態が異なっていますが、昭和30年から60数年に渡って珈琲商売を続けている家族経営(パパママ店)の珈琲屋です。 年老いた珈琲豆焙煎屋が店主のコーヒー豆自家焙…
香料で香り付けした焙煎コーヒー豆、それがフレーバーコーヒー豆と呼ばれている焙煎コーヒー豆商品だと思っています。 一般的に、バニラ、シナモン、ナッツ、チョコレートなどの香りを、焙煎したコーヒー豆に付与して製造しているのだと思っています。 この…