年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

コーヒー情報記事を専門にエントリーしているブログです。年老いた珈琲豆焙煎屋の稼ぎ頭のブログです。

コーヒー豆自家焙煎談義【第3集】、10月17日出版開始!!

筆者(年老いた珈琲豆焙煎屋)は、過去10数年間に渡って、自分で管理・運営しているブログサイトに、コーヒー豆焙煎に関する記事を書き散らして来ています。 ブロクサイトを、学習ノートの代用として使って来たわけです。 その書き散らして来た記事の中から…

平成版、コーヒーの基礎知識シリーズの案内ページ

『平成版、コーヒーの基礎知識』シリーズは、1990年代と2000年代に出版された珈琲関係書籍を参考書にして、年老いた珈琲豆焙煎屋が、コーヒーの基礎的な知識を取得しようと学習に精を出していた頃の学習ノートのようなものです。 ですから、2023…

コーヒー豆の焙煎とROR(上昇率、Rate of Rise)

コーヒー豆焙煎中に、コーヒー豆の温度がどのように変化しているかを記述する道具(ツール)には、ローストカーブ図と上昇率(RoR、Rate of Rise) の2つがあると思っています。 ローストカーブ図も上昇率(RoR、Rate of Rise) も、2010年代になって目立つよ…

コーヒー豆自家焙煎談義シリーズ、好評販売中!!

2023年10月17日に、『コーヒー豆自家焙煎談義【第3集】』をキンドルでセルフ出版しました。 『コーヒー豆自家焙煎談義シリーズ』、3冊目の電子書籍です。 コーヒー豆自家焙煎談義シリーズは、このブログ(年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ)の管理人が…

コーヒー豆自家焙煎店のキーワードはスモールとローカル、ビーベリーコーヒーから学ぶ

コーヒー豆は、コーヒーノキに成る果実の種(タネ)です。 コーヒー果実には、フラットビーンと呼ばれる平な豆(種)が2個、向かい合って収まっていますが、ビーベリーと呼ばれる丸い豆(種)が1個だけ収まっていることもあります。 コーヒー果実に収まっている…

アマゾンで買える年老いた珈琲豆焙煎屋の自家焙煎コーヒー豆、只今のおすすめ商品は!!

エカワ珈琲店の自家焙煎コーヒー豆は、アマゾンから購入して頂けます。 2023年12月のおすすめ銘柄は、デビューしたばかりの「美味のブレンド」ですが、それ以外にも

コーヒー豆自家焙煎談義【第2集】、好評発売中!!

2023年9月24日、コーヒー豆自家焙煎談義シリーズの第二弾『コーヒー豆自家焙煎談義【第2集】」を出版しました。 キンドルでセルフ出版する7冊目の電子書籍です。 筆者(年老いた珈琲豆焙煎屋)は、コーヒー豆焙煎学習の備忘録・学習帳を兼ねて、コー…

キンドルでセルフ出版しているコーヒー関係の電子書籍、好評販売中!!

コーヒー豆自家焙煎歴32年の年老いた珈琲豆焙煎屋が、これまでに蓄積して来たコーヒー豆自家焙煎に関する知識・技術・経験を電子書籍にして、キンドルのセルフ出版で小遣い稼ぎをしています。 2023年9月27日の時点で、年老いた珈琲豆焙煎屋のペンネ…

小ロットのコーヒー豆を1回・1回バッチ焙煎するスモールバッチ焙煎 | コーヒー豆自家焙煎店の特徴

焙煎コーヒー豆の大量生産は、熱風式や流動床式の中型・大型コーヒー豆焙煎機の専売特許です。 半熱風や直火式の小型ドラム式業務用コーヒー豆焙煎機で、焙煎コーヒー豆を大量生産するのは、年老いた珈琲豆焙煎屋のこれまでの経験から絶対に無理だと思ってい…

20世紀版、エカワ珈琲店の珈琲読本、(第11章)焙煎コーヒー豆の保存と粉砕

ひとたびコーヒー豆を焙煎すると、焙煎したコーヒー豆の新鮮な香りと味を保つために適切な保管が必要となります。 涼しくて乾燥していて、それにプラスしてできるだけ暗い場所にて、気密性の高い密閉容器に入れて保管するのが理想的です。 焙煎したコーヒー…

簡単なローストカーブ図ならエクセルで作れます

スペシャルティーコーヒー豆の焙煎には、一般的にバッチサイズ(コーヒー豆焙煎容量)1キロクラムから10キログラムくらいの小型業務用コーヒー豆焙煎機を使うのが基本になっていると思っています。 そのタイプのコーヒー豆焙煎機ですが、最新式のほとんどの…

街のコーヒー豆自家焙煎店は、どのような仕事をしているのだろうか

和歌山市雑賀屋町の店舗兼焙煎工房兼住居は、和歌山城の石垣から直線距離で100数十メートルの位置に立地しています。 その零細生業パパママ規模のコーヒー豆自家焙煎店は、自家焙煎コーヒー豆小売中心の商売をしていて、高齢の夫婦が二人だけで商売を切り…

20世紀版、エカワ珈琲店の珈琲読本(第10章)スペシャルティーコーヒーとブレンドコーヒー

コーヒー生豆は農産物ですから、その品質は、生産地、生産者、天候、収穫時期などの自然条件に左右されます。 ですから、コーヒー生豆の品質が、常に一定ということは有り得ません。 ということで、一定の香味を維持するために、いろいろと性格の異なるコー…

【キンドルでセルフ出版】コーヒー豆自家焙煎店マスターの独り言

筆者は、今年の3月末頃(2023年3月29日)から8月末にかけて、年老いた珈琲豆焙煎屋のペンネームで5冊、本名で1冊、合計で6冊の電子書籍をキンドルでセルフ出版しています。 6冊目の電子書籍が、今回(2023年8月28日)出版した『コーヒー豆自…

20世紀版、エカワ珈琲店の珈琲読本(第9章)コーヒー豆の焙煎と香り

コーヒーの品質で、最も重要なのが「香り」だと、筆者は思っています。 コーヒーの香りは、コーヒー生豆に含まれている成分を前駆物質(プレカーサー)として、焙煎による熱反応で生成すると考えられています。 酸、アルコール、アルデヒド、ケトン、エステル…

昔ながらの喫茶店の自主閉店と、小規模なカフェチェーンの倒産が増えている

今年に入って、個人経営の喫茶店の閉店が増えていると報じられています。 また、大手喫茶店チェーン、カフェチェーンは相も変わらず好調を維持しているのですが、規模のそれほど大きく無いカフェの倒産が増えていて、今年(2023年)は、過去最高を記録する…

アラビノガラクタン

アラビノガラクタンは、コーヒーの細胞壁を構成している成分の一つで、便のとおりをよくする作用を持つ植物繊維だと理解しています。 単糖のアラビノースとガラクトースが結合している多糖類で、良質な水溶性の植物繊維で細胞壁を構成する成分だと言われてい…

キンドルアンミテッドの会員になる方法

『キンドルアンリミテッドの会員になる方法』と、念のために『キンドルアンリミテッドを退会する方法』について調べたので、その内容を、このページに保管して置きます。 まず、『キンドルアンリミテッドの会員になる方法』です。 次の順番通りに進んで行く…

コーヒー豆自家焙煎談義【第1集】

『コーヒー豆自家焙煎談義【第1集】』は、年老いた珈琲豆焙煎屋が、キンドルでセルフ出版した5冊目の電子書籍です。 そして、年老いた珈琲豆焙煎屋のペンネームで出版する4冊目の電子書籍で、発売日は2023年8月1日です。 前作の「序説コーヒー豆の…

コーヒー豆の自家焙煎を学ぶ旅、それは終わりの無い旅。

コーヒー豆自家焙煎の世界に入って行くと、「コーヒー豆の焙煎は奥が深い」という言葉を、度々聞くことになります。 最初、何故「コーヒー豆の焙煎が奥が深い」のか、ほとんど理解できないと思います。 コーヒー豆自家焙煎歴31年の年老いた珈琲豆焙煎屋(エ…

『コーヒー豆自家焙煎談義【第1集】』の目次

年老いた珈琲豆焙煎屋は、『序説、コーヒー豆の自家焙煎』というタイトルの電子書籍をキンドルでセルフ出版しています。 『序説、コーヒー豆の自家焙煎』は、下のリンク先のアマゾンページにて購入して頂けます。 また、キンドルアンリミテッドの会員さんは…

コーヒーミル | バリグラインダーとブレードグラインダー

家庭で使うコーヒーミルのタイプには、2種類のタイプがあります。 臼歯で焙煎コーヒー豆を粉砕するバリグラインダータイプのコーヒーミルと、プロプラ羽根を回転させる衝撃で焙煎コーヒー豆を粉砕するブレードグラインダータイプのコーヒーミルです。 一般…

カフェストールとカウェオール

カフェストールとカウェオール、どちらも、炭化水素の一種であるジテルペン類(ジテルペンアルコール類)で、水に不溶、脂溶性のコーヒー脂質です。 アラビカ種のコーヒー生豆には、カフェストールとカウェオールが、ロブスタ種のコーヒー生豆には、カフェスト…

【コーヒー生豆の化学成分】炭水化物(糖質)

炭水化物(糖質)は、植物の光合成によって合成される有機化合物だと考えられています。 他のすべての生体物質の炭素源・エネルギー源で、タンパク質・脂質とともに三大栄養素の一つとされています。 コーヒー生豆に含まれている炭水化物(糖質)は、遊離糖と多…

京都コーヒー(キョートコーヒー、Kyoto-style)

冷たい水で抽出する方法で、コーヒーの粉に冷たい水を一滴ずつ落としながら、時間をかけて抽出するコーヒーの淹れ方です。 細く粉砕したコーヒーの粉に、時間をかけて冷水を一滴ずつ落としながら抽出します。

アフターミックス焙煎とプレミックス焙煎 | 焙煎コーヒー豆のブレンド方法

焙煎したコーヒー豆を配合すること、あるいは、混ぜ合わせることをブレンドと表現しています。 モカ・ブラジル・コロンビアといった単品のコーヒー豆を、2種類以上混ぜ合わせたものをブレンドコーヒーと呼んでいます。 それぞれのコーヒー豆銘柄は、酸味を…

20世紀版、エカワ珈琲店の珈琲読本、(第8章)コーヒー豆焙煎中の組織変化と焙煎度

コーヒー豆の焙煎工程でのコーヒー豆組織は、ほとんど秒単位で変化していると言われています。 ですから、コーヒー生豆の種類や特徴、また焙煎したコーヒー豆の使用方法の違いによって、適切な焙煎度合(煎り具合)を設定する必要があると思っています。 その…

序説、コーヒー豆の自家焙煎

「序説、コーヒー豆の自家焙煎」は、年老いた珈琲豆焙煎屋が、キンドルでセルフ出版した4冊目の電子書籍です。 年老いた珈琲豆焙煎屋のペンネームで出版する3冊目の電子書籍で、2023年6月30日あたりから販売を開始しています。 電子書籍「序説、コ…

20世紀版、エカワ珈琲店の珈琲読本、(第7章)コーヒー豆の焙煎

生産地にて精製加工処理されたコーヒー生豆を、コーヒーを淹れるのに使われている焙煎コーヒー豆に品質変換させる操作技術がコーヒー豆の焙煎だと理解しています。 最高品質のコーヒー生豆が、未熟な焙煎技術によって品質の悪い焙煎コーヒー豆に変身すること…

20世紀版、エカワ珈琲店の珈琲読本、(第6章)コーヒーの成分と味

コーヒー生豆の状態では味も香りも無いのですが、焙煎という加熱操作を経過することで、コーヒー特有の色、香り、味が出来上がります。 コーヒー生豆の色々な成分が、個々に、あるいは成分同士が熱によって連続的に複雑な化学反応を起こすことで、コーヒー特…