珈琲ビジネス
喫茶店商売が全盛だった昭和の頃、コーヒーは喫茶店で楽しむ飲み物で、焙煎したコーヒー豆はどこにでも売っている商品では無かったわけです。 今は、スーパーやコンビニなどの流通店舗、コーヒー豆自家焙煎店、喫茶店チェーン、焙煎コーヒー豆小売店チェーン…
世界最大のオンラインショッピングサイトと言えば、「アマゾン」です。 もちろん、「アマゾン」は、日本でも最大規模を誇っているオンラインショツピングサイトです。 ご存知だと思いますが、年老いた珈琲豆焙煎屋は、連れ合いと二人だけで零細生業パパママ…
去年の秋あたりから、食品スーパーで買い物をするたびに食品価格が値上がりしているのを実感しています。食品スーパーで売っているレギュラーコーヒー(焙煎したコーヒー豆)の価格も例外では無いようです。もちろん、流通範囲が限られているクラフトコーヒー(…
焙煎コーヒー豆の原料であるコーヒー生豆は、南北回帰線の内側の熱帯地域に位置する国々で生産されて、世界中の国々(コーヒー消費地)に輸出されていて、石油に次ぐ貿易商品だと言われています。 乾燥処理されて輸出されるコーヒー生豆は、長期間の保存・保管…
日本の消費者がレギュラーコーヒー(焙煎したコーヒー豆で淹れたコーヒー)を飲む方法ですが、時代時代によって違いが存在しています。 レギュラーコーヒーを飲むのに使うお金の支出方法が、時代時代によって変化しているわけです。
レギュラーコーヒーは価格弾力性の高い商品だと思いますが、エカワ珈琲店の自家焙煎コーヒー豆は価格弾力性の低い商品だと、思い込みかもしれませんが、そう考えています。ですから、2年連続の値上げに踏み切る事ができました。
ほとんどの消費者は、価格の安いレギュラーコーヒーを主として購入しているのだと思います。しかし、時々、高い価格で煎りたてのスペシャリティーコーヒーを購入してみようと考える消費者も増えて来ているのだと思います。 コーヒー市場は、共感のマーケティ…
年老いた珈琲豆焙煎屋曰くですが、20代・30代の現役世代(次世代の消費者)が、コーヒー消費文化を変えつつあるように感じられます。 コーヒーの世界でも、ブランドでコーヒーを選択する傾向が強くなっています。
日本のコーヒー消費市場は、常に変化を続けている巨大なコーヒー消費市場で、多様性を持っているコーヒー消費市場だと年老いた珈琲豆焙煎屋は認識しています。 そして、日本のコーヒー消費市場は、僅かながらでも、毎年・毎年消費量が増え続けています。 例…
業務用に使用する焙煎コーヒー豆の調達先を、アマゾンや楽天市場で焙煎コーヒー豆を売りまくっているコーヒー豆焙煎会社(ロースター)に変更する個人経営の喫茶店・カフェ・レストランが増えています。 焙煎コーヒー豆のBtoB取引(事業者間取引)における電子商…
2020年に始まった新型コロナウィルス感染症パンデミックが、オフィスコーヒーサービスの消費量を変えてしまったと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。 年老いた珈琲豆焙煎屋は、夫婦2人だけで零細生業規模のコーヒー豆自家焙煎店を営んでいます。 店舗…
日本のコーヒー消費市場は、全体で3兆円規模の売上を持っていると言われています。 毎年・毎年僅かでも成長を続けている数少ない消費市場で、これからも成長を見込める消費市場だと思います。 コーヒー消費市場にも様々なカテゴリーがありますが、コーヒー…
軽食メニューを提供する喫茶店・カフェ、本格的な料理メニューを提供するレストラン・高級料理店でコーヒーメニューを提供するなら、焙煎したコーヒー豆の調達先選択は、経営者・メニュー責任者の最も重要な決定事項です。 多くの店舗事業者は、ロースターと…
毎朝飲む1杯のコーヒーは、多くの人たちの活力の源となっています。 年老いた珈琲豆焙煎屋は、仕事ですから毎日3杯以上のコーヒーを飲んでいますが、一般の人が1日に飲むコーヒーの杯数は、2杯~3杯くらいだと想像しています。 150年前、文明開化と…
焙煎コーヒー豆を挽いて売っている製品、焙煎コーヒー豆のままで売っている製品、インスタントコーヒー、コーヒーポッド、カプセルコーヒー、コーヒーバッグなどなど、様々なタイプのコーヒー製品が売られています。 コーヒー製品の流通チャンネルを大きく分…
1990年代中頃、今から4分の1世紀以上前(25年以上前)の話です。 ホテルやゴルフ場、大手・中堅の飲食店チェーンや社員食堂請負会社と言った焙煎コーヒー豆大口需要家は、取引相手のロースターを入札で決定するのが当たり前でしたから、入札に参加する…
オランダ出身のビジネスマンで起業家の Alfred Peet (アルフレッドピート)は、ダークロースト(相当な深煎りorフレンチロースト)の焙煎コーヒー豆が好きだったので、アメリカの西海岸(カルフォルニア州バークレー)でダークローストの焙煎コーヒー豆だけを売る…
2020年代に入って「サードウェーブコーヒー」という言葉を聞かなくなっていますが、2010年代のコーヒーに関する流行語は「サードウェーブコーヒー」だったと思つています。 「サードウェーブコーヒー」とは、新しいコーヒーの売り方を表現するマーケ…
オフィスコーヒーサービス(略称はOCS)は、オフィス・事業所を対象に、コーヒー抽出マシンや自動販売機をレンタルして、焙煎したコーヒー豆やコーヒー飲料を販売するサービスです。 オフィスコーヒーサービス向けで販売する焙煎コーヒー豆は、農林水産省の…
オフィスコーヒーの原点は、1800年代の後半、アメリカ合衆国マサチューセッツ州のストウトンの町で始まったと伝えられている『コーヒーブレイク(Coffee Break)』にあると、年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。 オフィスや工場で働く人たちが、仕事の事…
焙煎コーヒー豆を販売する珈琲ビジネスですが、急速に変化しているように感じられます。 スマートフォンが登場して、インターネットが社会インフラの地位を確立して、デジタルが日常風景となっています。 多くの珈琲会社やコーヒー豆自家焙煎店は、消費者の…
レストランやホテルは、地域で頑張っている自家焙煎コーヒー豆店の有力なパートナーになる可能性があると考えています。 世界各国の有名レストランが提供するコーヒーは、ここ数年で大きく様変わりしているようですから、おそらく近い将来、日本のホテルやレ…
チェーン系の喫茶店は繁盛していて、独立系(個人経営の店を含めて)の喫茶店は苦戦しているのが、地方都市の喫茶店・カフェ事情です。 そのような光景を見るにつけ、コーヒーはブランドの時代に突入していると感じるようになっている今日この頃です。
商品としての焙煎コーヒー豆は、2つの性格を持っています。生産財としての焙煎コーヒー豆と、消費財としての焙煎コーヒー豆という2つの性格です。 喫茶店・レストラン・ホテル・その他の飲食施設、オフィスコーヒーサービスで使われる焙煎コーヒー豆は生産…
コーヒー豆は熱帯地域の国々だけが生産できて、コーヒー豆の焙煎加工と販売は消費地でという単純なルールで成り立っているのがコーヒービジネスだと理解しています。 コーヒー豆(orコーヒー生豆)は長期間の保存が可能ですが、焙煎コーヒー豆は短期間しか保存…
10年ほど前、サードウェーブコーヒー現象が、アメリカのコーヒー業界で注目を集めていた頃、ニューヨークタイムズマガジンWEB版に、東京を代表する4店の喫茶店を紹介する記事が掲載されていました。 2011年12月16日に投稿された『Tokyo Coffee 』…
日本のコーヒー産業ですが、アフターコロナ以前は、コーヒー豆(生豆)輸入量が増加していて、コーヒー消費金額も増えていたわけですから、活況を呈していたのだと思います。 年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦が営むエカワ珈琲店は、その恩恵に欲していなかったわけで…
1960年代~1980年代、日本の珈琲業界は急成長しました。その原動力は、喫茶店産業の急成長に伴う焙煎コーヒー豆消費量の増加でした。 2020年は新型コロナウイルスナ感染症禍の影響を受けて惨憺たる有様になっていますが、それまで(2019年)の…
アメリカのスーパーマーケットの商品棚には、大手コーヒー豆焙煎企業であるマックスウェルコーヒーハウス、フォルジャーズ、ヒルズブラザーズ、MJBの焙煎コーヒー豆がぎっしりと並べられていると、ネットサーフィンしていて読んだことがあります。
2020年、突然襲って来た新型コロナウィルス感染症禍は、コーヒー業界に大きな困難を伴う影響を与えています。 新型コロナ感染症禍は、コーヒー業界全ての事業者に同程度の困難を伴う影響をもたらしたわけではありません。それぞれの事業者の置かれている…