珈琲商売体験記
「とんかつ屋の悲劇」について調べていて、「とんかつ屋の悲劇」に登場する街で人気の「とんかつ屋」は、零細生業パパママ経営の自家焙煎コーヒー豆小売店でも適用できる、最強で最先端の生業ビジネスモデルだと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えるようになりまし…
年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦2人だけで細々と営んでいるエカワ珈琲店は、和歌山県の県庁所在地である和歌山市に立地しています。 自家焙煎コーヒー豆小売専門店を開始したのは、1989年の夏(平成元年の8月)でした。
一般的に、仕入れた商品を小売販売する商売の粗利益率は、20~30%くらいだと言われています。 しかし、それは事業として商売を営んでいる場合であって、売上の少ない零細生業商売には当てはまりません。 粗利益率50%は最低限で、この国の平均的レベ…
1970年代~1990年代の初め頃にかけて、東京の柴田書店という出版社から「月刊喫茶店経営」という雑誌が発行されていました。 その雑誌のコーヒー豆自家焙煎店特集号の巻頭言に、『将来、確実にコーヒー豆の家庭用需要が増加すると思うが、その3割を…
30年近く前の事、年老いた珈琲豆焙煎屋の近所に手打ちうどんの店があって、ものすごく繁盛していました。だけど、どうしても売上が採算ラインに乗らないということで、廃業してしまいました。 年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦の営んでいる自家焙煎コーヒー豆小売…
とんかつ屋の悲劇 「とんかつ屋の悲劇」という言葉があります。 外食チェーン店なら、1000円~1500円くらいの値付けをしなければ利益を出せない品質のトンカツ定食を600円~800円くらいで売っていて、グルメサイトなどで「何十年も変わらない…
年老いた珈琲豆焙煎屋の実家は、現在「エカワ珈琲店」がコーヒー豆自家焙煎商売を営んでいる場所で、小さな喫茶店を営んでいました。 昭和の喫茶店、特に1960年代の喫茶店商売は、小さな喫茶店であっても相当に儲かっていたのを、幼なかった頃の記憶に、…
需要が供給を上回っていた時代、1970年代の前半頃まで、何とか成り立っていたのが『軒先商売』です。家族だけで営む零細生業商売、それが『軒先商売』です。 映画「三丁目の夕日」の駄菓子屋さんの光景を思い浮かべて下さい、あの風景が軒先店舗商売の基…
新型コロナウィルス感染症は、生活者である消費者の消費行動を変化させるのは確実だと思います。ビフォアーコロナとアフターコロナとでは、生活者の消費行動に相当な違いが出て来るだろうと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えているわけです。 電子商取引(オンライ…
その昔、『喫茶店経営』という誌名の雑誌が、東京の柴田書店という出版社から発行されていました。 発行されていた期間は、1970年代前半~1990年代前半で、最初は季刊、後に月刊になったと記憶しています。 1980年代の後半から1990年代の前…
昭和30年代の中ごろ、1960年頃のモーニングサービスは、コーヒー1杯の価格でゆで卵かトーストが付いて来る、といった簡単なものでした。
30年前の昭和の時代の小売業界・飲食業界は、大・中・小の棲み分けができている業界でした。大手・中規模の事業者が、小規模零細事業者の領域に入って来て事業を営むことなど、まず有り得ないことでした。
地方のショッピングセンターにはアマゾンは強力な競争相手ですが、地方の町の零細生業パパママ経営の自家焙煎コーヒー豆小売専門店には、アマゾンは大事な大事な取引相手です。 年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦が営んでいる自家焙煎コーヒー豆小売専門店は、毎月、…
珈琲アフリエイトで稼ぎたいと、ここ数年考え続けていました。 珈琲アフリエイトでまあまあ稼げていたのは、一昨年(2018年)の夏の終わり頃から昨年(2019年)の春先頃までの間だけでした。多い月で10万円近く、少ない月でも5万円くらい稼げていまし…
年老いた珈琲豆焙煎屋は、地方の中核都市(和歌山市)で、夫婦2人だけで小規模零細・吹けば飛ぶような、エカワ珈琲店という屋号の自家焙煎コーヒー豆小売店を細々と営んでいます。 不特定多数のお客さんに依存するビジネスでは無くて、特定少数のお客さんに依…
もう、10年くらい前(2000年代の後半)になると思います。 その頃、「新しい市場の作りかた」の著者三宅秀道さんのブログ『福耳コラム』で、「エカワ珈琲店のホームページ」に掲載していた「純喫茶コロナ物語」を好意的に取り上げて頂いたことがあります…
現在のブログは、1つのテーマ(例えば珈琲)に関係する記事コンテンツを投稿して行くウェブサイトだと考えることにしています(その昔のホームページのように)。ということで、珈琲にテーマを絞った記事コンテンツを投稿して、お金を稼ぐ方法を考えている今日…
自営業者(orフリーランス)の年間所得、その大半が400万円以下だそうです。そういえば、夫婦2人で切り回しているエカワ珈琲店の年間事業所得は300万円くらいです。
コーヒー豆の自家焙煎を開始して、焙煎コーヒー豆小売ビジネスを始めたのは1989年(平成元年)のことでした。喫茶店からの商売替えです。 当時、すでに家庭用コーヒーメーカーが相当に普及していて、焙煎コーヒー豆を買って来て、コーヒーメーカーでコーヒ…
コーヒーは世界で一番飲まれている嗜好飲料で、日本でも、数多くの人たちに愛されている嗜好飲料です。ということで、コーヒーコンテンツは、アフリエイトのニッチ市場なのかもしれないと考えています。
ひと昔以上前だったと思います。当時、ベストセラーになっていた光文社新書の『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』という本を読みました。 潰れない理由ですが、簡単でした。さおだけ屋さんは、さおだけ屋商売だけで生活しているのではなくて、他にも仕事を持っ…
来年(2019年)の3月末で、「Yahoo!ウォレット FastPay」の決済サービスが終了するとのことです。 エカワ珈琲店は、おちゃのこネットを通じて「Yahoo!ウォレット FastPay」の決済サービスを利用しています。 おちゃのこネットを使って制作しているエカワ…
去年(2016年)の春から去年(2017年)の12月末にかけて、自家焙煎コーヒー豆小売販売と公的年金以外に副収入を作ろうと、ブログ記事の収益化努力を積み重ねて来たつもりです。そして、今年(2018年)も、その努力を続けて行くつもりです。
規模の大きなコーヒー豆焙煎工場では、大量生産向きの自動化された大型コーヒー豆焙煎機を使ってコーヒー豆を焙煎加工していますが、規模の小さなコーヒー豆自家焙煎店は、多品種少量生産に適している小型生産用コーヒー豆焙煎機を駆使して、「煎りたて、新…
何故、大手のオフィスコーヒー専門会社の進出によって、我がエカワ珈琲店が、事業所(オフィス)向けのコーヒー豆配達業務から弾き飛ばされてしまったのか、整理整頓しておくことにします。(失敗の研究です)
日本の喫茶店が衰退を続けていて、スターバックスコーヒーに代表される喫茶店チェーンもポピュラーでは無かった2000年代の中頃、喫茶店商売に郷愁を抱いていたエカワ珈琲店は、喫茶店商売について「あれこれ」と思索していたことがあります。 その頃の記…
焙煎コーヒー豆の小売り商売で1日1000円稼ぐのを難しいと感じたのは、遥か昔の事です。 20数年前、自家焙煎コーヒー豆の小売商売を始めた頃、お客さんが誰も来てくれない日が何日か続いて、ある日、1000円も稼いだりすると、ものすごく嬉しかった…