年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

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アフターコロナ、消費行動は変化する。ある小さなコーヒー豆自家焙煎店は窓型軒先店舗と電子商取引で生き残る。

新型コロナウィルス感染症は、生活者である消費者の消費行動を変化させるのは確実だと思います。ビフォアーコロナとアフターコロナとでは、生活者の消費行動に相当な違いが出て来るだろうと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えているわけです。

電子商取引(オンラインショッピング)への依存度が高くなって行って、高級と呼ばれる商品・サービスよりも、それほど高級ではなくて価値を認められる商品・サービスを選択消費する傾向が強くなって行くと考えます。

 (参考)マキンゼーレポート、アフターコロナの消費者行動

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生活者(消費者)の世代や収入の違いによって、アフターコロナの消費意識も違ってると思いますが、相対的に、生活者が贅沢な消費にお金を使わなくなっているような気がします。

また、新型コロナ感染症の影響で、生活者の在宅時間が長くなっています。在宅テレワークで仕事をする人が増えて、外食を控えているので家庭で食事をする機会も増えています。

 

このような状況下で、零細生業パパママ規模のコーヒー豆自家焙煎店は、どのような商売をすればよいのだろうかと、あれこれと試行錯誤した結果、自家焙煎コーヒー豆の小売販売に関しては、以下のような商売をして行こうと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。

 

生活者の消費行動が変化しているのだとすると、商売人(マーケッター)も、生活者の消費行動の変化に適合して行く必要があります。

焙煎コーヒー豆の電子商取引(オンラインショッピング)については、2年前・3年前くらいから、それ以前の増加スピードよりも増加スピードが上昇していたわけですが、新型コロナ感染症が拡大してからは、その増加スピードがさらに上昇しているようです。

 

ということで、今後は、 電子商取引(オンラインショッピング)に精力を注いで行こうと考えています。

小規模零細事業者の場合、自前のECサイトを構築しての電子商取引(オンラインショッピング)では、売上は期待できません。アマゾン・ヤフーショッピング・楽天市場などのオンラインショッピングモールを利用する必要があると思います。

 

零細生業パパママ経営のエカワ珈琲店は、アマゾンを利用しています。出品料と広告費で、毎月2万円~3万円(売上手数料は別に支払っています)くらいをアマゾンに支払っています。

特に、アマゾン出品で注意しているのは、出品数を増やして在庫切れを起こさないこと、それに迅速な出荷です。

(参考)Amazonに出店している中小事業者の内3000社は、年間1000万円以上をアマゾンで売っている

 

三つの密を避けて社会的距離を確保する、感染防止対策の指針に従って良好な衛生状態の確保に努めなければ生き残っていけないような気がしています。

そこで、良好な衛生状態の確保と社会的距離の確保の一石二鳥を狙い、店舗を窓型軒先店舗に改造して、窓の部分で商品の注文と受け渡しするようにしています。インストアショッピングは、取りやめています。


これまでの経験から、宣伝活動を怠れば、必ず売上は下降線をたどります。オンラインの宣伝はアマゾン一本に絞って、店舗小売の宣伝は、折込チラシの配布で対応して行こうかと考えています。

ちなみに、アマゾンでの販売を担当するのは年老いた珈琲豆焙煎屋で、店舗での販売を担当するのはその妻です。

(参考)インストアショッピングからアウトストアショッピングへ、昔ながらの軒先店舗を今風の窓型軒先店舗に改装・改築しました。