年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

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ビジネス街の喫茶店は、スタンド型喫茶店と出前ビジネスで

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20年くらい前の事、近所に手打ちうどんの店があって、ものすごく繁盛していました。だけど、どうしても売上が採算ラインに乗らないということで、廃業してしまいました。
現在と違って、その頃のエカワ珈琲店周辺は、テナント料のものすごく高い時代でした。


その手打ちのうどん屋さんは、テナント料と人件費(アルバイト代)を稼ぐだけで、毎日100人のお客さんが必要だったわけです。

わずか20数席くらいの店舗で、お昼の2時間とちょっとの間に100人のお客さんを毎日集めていたのですが、それでも思うように儲けられないということで、『貧乏、閑なし』だと言って廃業してしまいました。
 
その手打ちのうどん屋さんが大繁盛していた時代、少しの期間でしたがエカワ珈琲店は喫茶店を併営していました。
手打ちのうどん屋さんで、500円前後使ってお昼ご飯を食べた人が、1杯250円のコーヒーを飲みに多数来店してくれました。
おかげで、エカワ珈琲店もお昼の2時間くらいで、20席が3回転くらいしたのを記憶しています。
 
そのエカワ珈琲店の喫茶の繁盛も、ものすごく繁盛していたうどん屋さんの閉店で終わってしまいました。
手打ちのうどん屋さんが廃業してからも、少しの期間、喫茶店の営業を続けたのですが、バカバカしくなってしまって、コーヒー豆の小売販売に集中するようになりました。
 
その後、何度か、喫茶店商売に挑戦したのですが、喫茶店商売を再開するたびに赤字を計上することになるので、その後、10数年近く、喫茶店とは縁の無い商売を営んできました。

昨年(2013年)の春から、コーヒーのテイクアウト商売に挑戦していますが、鳴かず飛ばずの状態が続いています。やはり、エカワ珈琲店の立地で、コーヒーの液体を売る商売は成り立たないのかもしれません。

 

成り立たない理由は、はっきりしています。

喫茶店が繁盛していたころのエカワ珈琲店ですが、県庁・市役所のような大規模な事業所だけでなくて、小規模・中規模の事業所や商店も多数存在している地方都市のビジネス街でした。現在はというと、小規模・中規模の事業所も商店も、その数が減少してしまっています。

大中小、様々な事業所や商店が存在していなければ、地方都市でビジネス街の喫茶店が成り立たないのだと思います。

 

追記/2019年5月26日

2013年の春から始めたテイクアウトコーヒー専門の喫茶店ですが、鳴かず飛ばずの状態が続いて嫌になってしまって、2年後の2015年春から、焙煎コーヒー豆小売専業に戻っています。

しかし、ビジネス街の喫茶店には未練があります。何年か先に、スタンド型喫茶店とコーヒーの出前を復活できたらと考えている今日この頃です。