年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

コーヒー情報記事を専門にエントリーしているブログです。年老いた珈琲豆焙煎屋の稼ぎ頭のブログです。

年老いた珈琲屋の独断と偏見に基づく街で飲むコーヒー市場探訪記

昭和の日本、コーヒー消費の中心は街中の喫茶店でした。平成になると、家庭や職場でコーヒーを消費することが多くなります。 それが、平成の20年代になると、コーヒー消費は、家庭や職場で飲むコーヒーから街で飲むコーヒー・街で買うコーヒーに、徐々にシ…

零細生業パパママ経営の自家焙煎コーヒー豆店は、お布施の原理で焙煎コーヒー豆を売って生き残る

2000年代中頃から、焙煎コーヒー豆の店頭販売や近所のオフィスへの焙煎コーヒー豆配達だけでは食べて行けなくなってしまって、その後は、細々とですが、焙煎コーヒー豆の通信販売中心の商売で何とか食べてきました。 それが、去年あたりから、焙煎コーヒ…

【PR】ランラン♪コーヒーセットを購入して、昭和の珈琲専門店の香味をご家庭で!!

毎月定期的に煎りたて焙煎コーヒー豆が送られてくる珈琲定期便が流行っているそうですが、別に3か月縛りや6か月縛りで購入しなくても、3週間~4週間に一度、アマゾンでエカワ珈琲店の『ランラン♪コーヒーセット』を購入すれば、今が旬の煎りたて(焙煎日…

4つのコーヒー市場は、棲み分けができているのだと思います。

日本のインスタントコーヒー市場で断トツのシェアを誇っているのは、スイスに本拠を置く世界的な食品企業ネスレの日本法人ネスレ日本だと思います。 そのネスレ日本ですが、2010年代に入ってから、家庭用コーヒー市場、オフィスコーヒー市場、飲食店向け…

令和時代の珈琲トレンド地図、現在進行中の珈琲消費者動向

エカワ珈琲店は、平成元年の8月、自家焙煎したコーヒー豆の小売販売を開始しました。それから30年間に渡って、珈琲の世界で暮らしの糧を得てきたわです。 その30年の間で、珈琲の世界の有様が相当大幅に変化しています。特に、2010年代に入ってから…

二酸化炭素ガスが、焙煎コーヒー豆のシェルフライフを決める

焙煎コーヒー豆は水分活性の低い食品ですから、包装(保存)状態が適正なら、なかなか腐敗しないはずです。ですから、コーヒーの公正取引規約では、消費期限1年になっているのだと思います。 しかし、腐敗していなくても、古くなった焙煎コーヒー豆でコーヒー…

イオン直営の焙煎コーヒー豆小売店が、店頭焙煎+カフェの新業態を開発

イオン直営の焙煎コーヒー豆と輸入食品専門小売店「カフェランテ」が、2019年4月、千葉市の食品スーパー「イオンスタイル幕張ベイパーク」に、煎りたての焙煎コーヒー豆を扱う新業態の店『マメイロ バイ カフェランテ』を出店しています。 その後、焙煎…

喫茶店ビジネスはブランドビジネス、三菱商事がコメダ珈琲店に続いて猿田彦珈琲にも出資

猿田彦珈琲のホームページから引用 2019年6月、日本の全都道府県出店を果たしたコメダ珈琲店の海外進出を支援するということで、三菱商事がコメダ珈琲店に約9億円を出資するというニュースが流れていました。 2019年7月26日、都会の若い人たち…

珈琲関係書籍から学ぶコーヒーと水

ドリップ式やサイフォンで淹れたコーヒーの99%は水で構成されていて、コーヒー成分の割合は1%くらいです。水の中に、全体の1%くらいのコーヒー成分が溶けているか分散しているのが1杯のコーヒーです。 コーヒーの美味しさにとって、水は大変重要な要…

流動化する珈琲市場、セリングからブランドマーケティングへ

日本の珈琲市場ですが、完全にブランドの時代に突入しているような気がします。 スターバックスコーヒーやこめだ珈琲店などの有名喫茶店ブランドが店舗数を増やしていて、ブルーボトルコーヒーも健闘していて、日本勢なら、まるやま珈琲店や猿田彦珈琲に勢い…

コーヒーを淹れるのに適している水は

「ハンドドリップやドリップ式コーヒーメーカーを使って淹れるコーヒーには、軟水(硬度50~100くらい)が似合っている。」と、和歌山市雑賀屋町39番地で自家焙煎したコーヒー豆を使って、水道水(和歌山市の水道水は硬度50~100くらいだと思います)…

コーヒーに興味を持つ人たちが増え続けている、コーヒーブームが始まっているのかもしれません

全日本コーヒー協会の統計によると、日本の焙煎コーヒー豆消費量は、平成の30年間、ほぼ増加傾向を示していて、21世紀に入った年に40万トンを突破、2018年には47万トンと、過去最高の消費量を記録しています。 平成の初め頃の焙煎コーヒー豆消費…

The New Rules of Coffee を読んでみませんか

世界的に有名な珈琲情報総合サイトSprudge(スプラッジ)の創設者・編集者であるJordan Michelman(ジョーダン・ミッチェルマン)とZachary Carlsen(ザカリー・カールセン) による新しい珈琲入門書、それが『The New Rules of Coffee』です。

コメダ珈琲店の勢いが止まらない

コメダ珈琲店は、去年(2018年)の8月には沖縄県に出店、今年(2019年)の6月には青森県に出店して全国47都道府県全てでの出店を達成、今後は、海外展開を加速させると報道されています。

酵素的褐変反応と非酵素的褐変反応

コーヒー豆を含めて食品は、品質変換によって、多かれ少なかれ変色します。リンゴ果実の色のように保持させたい場合と、コーヒー豆の焙煎のように褐色に着色させたい場合があると思います。 そして、食品(コーヒー豆を含めて)が、加工または貯蔵中に褐色に変…