年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

コーヒー情報記事を専門にエントリーしているブログです。年老いた珈琲豆焙煎屋の稼ぎ頭のブログです。

The New Rules of Coffee を読んでみませんか

世界的に有名な珈琲情報総合サイトSprudge(スプラッジ)の創設者・編集者であるJordan Michelman(ジョーダン・ミッチェルマン)とZachary Carlsen(ザカリー・カールセン) による新しい珈琲入門書、それが『The New Rules of Coffee』です。 

ちなみに、Sprudge(スプラッジ)という珈琲情報サイトは、2009年(もしかしたら2008年)創設されたと記憶しています。

The New Rules of Coffee: A Modern Guide for Everyone

The New Rules of Coffee: A Modern Guide for Everyone

 

 

 

The New Rules of Coffee を購入した理由

去年(2018年)の9月下旬、ニューヨークタイムズで紹介されていたので日本のアマゾンで販売されていないか検索してみたら、取り寄せですが販売されていました。で、早速、注文して手元に届いたのは約3週間後の10月中頃です。

蔵書も目的なので書籍版を注文しましたが、キンドル版も販売されていました。読むのだけが目的なら、小生のような英語の素人はキンドル版の方が適しているような気がします。(翻訳機能を使い易いので)

届いた『The New Rules of Coffee』を見てみると、発行は8月25日、印刷は中国となっていました。

 

新しい視点からの珈琲入門書

世界的にコーヒーがブームになっています。このブームの先駆けはスターバックスコーヒーだと思いますが、このブームに拍車をかけたのはスペシャリティーコーヒーを推奨するサードウェーブコーヒーの登場だと思います。

スペシャリティーコーヒーやサードウェーブコーヒーの登場によって、コーヒーに対する見方が相当に変化したような気がします。

30年間に渡って珈琲豆焙煎屋を営んでいるこのブログの管理人は、コーヒーに関する基本的な知識を1990年代に仕入れています。しかし、スペシャリティーコーヒーやサードウェーブコーヒーの登場によって新しく登場して来たコーヒーに関する言葉を理解できなかったわけです。

プロの珈琲屋が理解できなかったわけですから、素人の消費者が理解できるはずがありません。

『 The New Rules of Coffee』は、その新しく登場して来たコーヒーに関する専門的な言葉を、普通のコーヒー消費者が理解できる言葉で説明しています。

 

コーヒーの新しい知識が160ページに凝縮されている

『 The New Rules of Coffee』は、160ページの本のなかに、新しいコーヒーのエッセンスが凝縮されているような気がします。

この本は、コーヒーに対する好奇心が旺盛だけれども、新しく登場して来たコーヒーに関する知識を持たない人たちの珈琲入門書だと思います。

この本を読むことで、新しく登場して来たコーヒーの言葉に惑われることから解放されると思います。複雑化している言葉を、簡単明瞭に説明しているわけですから。 

 

The New Rules of Coffee の大雑把な内容

コーヒーの栽培、焙煎、醸造、コーヒー発見伝説、コーヒー伝播の歴史、家庭で飲むコーヒー、喫茶店で飲むコーヒー、世界中で飲まれているコーヒーなどについて、新しい55のルールを紹介しています。

 

The New Rules of Coffee を参考にさせて頂いた関連ストーリー

www.ekawacoffee.work

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