年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

コーヒー情報記事を専門にエントリーしているブログです。年老いた珈琲豆焙煎屋の稼ぎ頭のブログです。

二酸化炭素ガスが、焙煎コーヒー豆のシェルフライフを決める

焙煎コーヒー豆は水分活性の低い食品ですから、包装(保存)状態が適正なら、なかなか腐敗しないはずです。ですから、コーヒーの公正取引規約では、消費期限1年になっているのだと思います。 しかし、腐敗していなくても、古くなった焙煎コーヒー豆でコーヒー…

イオン直営の焙煎コーヒー豆小売店が、店頭焙煎+カフェの新業態を開発

イオン直営の焙煎コーヒー豆と輸入食品専門小売店「カフェランテ」が、2019年4月、千葉市の食品スーパー「イオンスタイル幕張ベイパーク」に、煎りたての焙煎コーヒー豆を扱う新業態の店『マメイロ バイ カフェランテ』を出店しています。 その後、焙煎…

喫茶店ビジネスはブランドビジネス、三菱商事がコメダ珈琲店に続いて猿田彦珈琲にも出資

猿田彦珈琲のホームページから引用 2019年6月、日本の全都道府県出店を果たしたコメダ珈琲店の海外進出を支援するということで、三菱商事がコメダ珈琲店に約9億円を出資するというニュースが流れていました。 2019年7月26日、都会の若い人たち…

珈琲関係書籍から学ぶコーヒーと水

ドリップ式やサイフォンで淹れたコーヒーの99%は水で構成されていて、コーヒー成分の割合は1%くらいです。水の中に、全体の1%くらいのコーヒー成分が溶けているか分散しているのが1杯のコーヒーです。 コーヒーの美味しさにとって、水は大変重要な要…

流動化する珈琲市場、セリングからブランドマーケティングへ

日本の珈琲市場ですが、完全にブランドの時代に突入しているような気がします。 スターバックスコーヒーやこめだ珈琲店などの有名喫茶店ブランドが店舗数を増やしていて、ブルーボトルコーヒーも健闘していて、日本勢なら、まるやま珈琲店や猿田彦珈琲に勢い…

コーヒーを淹れるのに適している水は

「ハンドドリップやドリップ式コーヒーメーカーを使って淹れるコーヒーには、軟水(硬度50~100くらい)が似合っている。」と、和歌山市雑賀屋町39番地で自家焙煎したコーヒー豆を使って、水道水(和歌山市の水道水は硬度50~100くらいだと思います)…

コーヒーに興味を持つ人たちが増え続けている、コーヒーブームが始まっているのかもしれません

全日本コーヒー協会の統計によると、日本の焙煎コーヒー豆消費量は、平成の30年間、ほぼ増加傾向を示していて、21世紀に入った年に40万トンを突破、2018年には47万トンと、過去最高の消費量を記録しています。 平成の初め頃の焙煎コーヒー豆消費…

The New Rules of Coffee を読んでみませんか

世界的に有名な珈琲情報総合サイトSprudge(スプラッジ)の創設者・編集者であるJordan Michelman(ジョーダン・ミッチェルマン)とZachary Carlsen(ザカリー・カールセン) による新しい珈琲入門書、それが『The New Rules of Coffee』です。

コメダ珈琲店の勢いが止まらない

コメダ珈琲店は、去年(2018年)の8月には沖縄県に出店、今年(2019年)の6月には青森県に出店して全国47都道府県全てでの出店を達成、今後は、海外展開を加速させると報道されています。

酵素的褐変反応と非酵素的褐変反応

コーヒー豆を含めて食品は、品質変換によって、多かれ少なかれ変色します。リンゴ果実の色のように保持させたい場合と、コーヒー豆の焙煎のように褐色に着色させたい場合があると思います。 そして、食品(コーヒー豆を含めて)が、加工または貯蔵中に褐色に変…

焙煎コーヒー豆の粉砕は焙煎コーヒー豆の堅さの影響を受けている

焙煎コーヒー豆を粉砕する時に注意しなければならないのは、焙煎コーヒー豆の堅さのレベル(程度)だと考えています。 焙煎コーヒー豆の堅さレベル(程度)に影響を与えている要因は幾つかあると思いますが、その中で最も焙煎コーヒー豆の粉砕に影響を与えるのは…

米ニューヨーク証券取引所でのコーヒー豆価格値崩れは、コーヒー豆生産の持続性に影響を与えている

米ニューヨーク証券取引所で発生しているコーヒー豆価格の値崩れは、コロンビアのコーヒー豆生産農家に大打撃を与えていて、生産コストを下回る価格での取引を余儀なくされているとのことです。

ニトロコールドブリューコーヒー(Nitro Cold Brew Coffe)という革新的なコーヒー飲料

ニトロコールドブリューコーヒーは、アメリカ合衆国で2012年に考案されました。この革新的なコーヒー飲料の普及スピードは速くて、スターバックスーコーヒーのメニューにも登場しました。

グァテマラ、パチュージ農園

アティトラン地区で生産されるコーヒー豆は、湖を取り囲むように火山性土壌で育っていて、自然が保護されている環境下で自然な農法で栽培されるのが特徴となっています。パチュージ農園は、そのアティトラン地区にある農園です。 (※)2024年4月1日現在…

淹れたてコーヒーとRTDコーヒーのせめぎ合い

アメリカではRTDコーヒーの需要が増えていて、これからも増え続けるだろうと予想されています。誰もが忙しくなっていて、RTDコーヒーに利便性を求めるはずだと考えられているわけです。 RTDコーヒーの本家は日本です。日本では街のあちらこちらで、RTDコーヒ…