当ブログの珈琲関係記事以外の記事は、一部記事を除いて削除しました。メインブログの『年金だけでは食べて行けないので』に再掲載して行く予定です。

米ニューヨーク証券取引所でのコーヒー豆価格値崩れは、コーヒー豆生産の持続性に影響を与えている

f:id:ekawa:20190609222417j:plain

コロンビアのコーヒー豆栽培地、coffeenetworkより引用

コロンビアのコーヒー豆生産農家が、米ニューヨーク証券取引所でのコマーシャルタイプコーヒー豆価格下落の影響をもろに受けて苦しんでいるというWEBニュース【2019年6月8日/AFP=時事】を読みました。

そう遠くない未来に、コーヒー生豆の供給がコーヒー生豆の需要に追い付かなくなると言われているのに、コーヒー生豆価格が下落するとは・・・考え込んでしまいます。

 

   

コロンビアのコーヒー豆生産農家の状況

米ニューヨーク証券取引所で発生しているコーヒー豆価格の値崩れは、コロンビアのコーヒー豆生産農家に大打撃を与えていて、生産コストを下回る価格での取引を余儀なくされているとのことです。

投機家に振り回されるのは御免だということで、コーヒー豆の生産から撤退して他の作物、特に収益の良いコカインの栽培に切り替える農家が増えているという話も聞こえてきます。

このままでは、コロンビアのコーヒー豆生産農家で、コーヒー豆生産を続けられるのは、フェアトレード認証のコーヒー豆など、倫理的調達の取引に参加している農家だけになるかもしれないともささやかれているようです。

 

コーヒー豆生産の持続可能性

コーヒー豆生産の持続可能性という言葉を聞くと、生産地の環境問題(気候変動や環境破壊)を連想していたわけですが、コーヒー豆の取引価格も、コーヒー豆生産の持続可能性に大きな影響を与えているのは間違いありません。

現在進行形の世界的なコーヒーブームがこのまま続くとすると、今後、需給がひっ迫してコーヒー豆価格が徐々に上昇して行くのは避けられないと考えています。

もしかしたら、米ニューヨーク証券取引所でのコーヒー豆価格の異常な値崩れが、コーヒー豆価格の上昇スピードを速くさせるかもしれないという危惧も感じます。

 

コロンビア政府の対応 

コロンビア政府は、今回のコーヒー豆価格の値崩れによる社会的影響を懸念して、コーヒー豆生産農家への支援を表明しているとのことです。

また、コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)は、数十年にわたり価格を決めてきたニューヨーク証券取引所から生産者を解放する方法を模索しているとも報道されています。

 

コーヒー豆の倫理的調達

私事ですが、地方都市で「エカワ珈琲店」という屋号の自家焙煎コーヒー豆小売専門店を30年間に渡って営んでいて、その収入によって人並の生活を維持できています。

ですから、コーヒー豆価格の安定とコーヒー豆の持続的生産は、我が家の暮らしにも影響してきます。

ニューヨーク証券取引所から生産者を解放する方法、その有効な手段として、「消費地の珈琲屋がコーヒー豆の倫理的調達を意識すること」もその一つだと思います。

ということで、エカワ珈琲店は零細生業パパママ経営の自家焙煎コーヒー豆小売専門店でコーヒー豆購入量も僅かなものですが、コーヒー豆の倫理的調達を意識した仕入れをして行くつもりです。

コーヒー豆調達先のコーヒーネットワーク(兼松株式会社)も、コーヒー豆の倫理的調達を意識して実践しているはずですから。

 

関連ストーリー

www.ekawacoffee.work

www.ekawacoffee.work