ニトロコールドブリューコーヒーは、アメリカ合衆国で2012年に考案されました。
この革新的なコーヒー飲料の普及スピードは速くて、瞬く間にアメリカ各地の喫茶店でメニュに採用されるようになって、スターバックスーコーヒーのメニューにも登場しました。
【目次】
地方の中核都市とニトロコールドブリューコーヒー
地方都市(例えば和歌山市クラスの中核都市)では、革新的なコーヒー飲料と言われているニトロコールドブューコーヒーが、喫茶店やレストランのメニューに登場したという話は聞いたことがありません。
和歌山市内のホテルが、朝食バイキングでニトロコールドブリューコーヒーを提供しようとしたのですが、結局は、提供するのをあきらめたという話を、3年ほど前に聞いたことがあるのですが・・・。
しかし、そう遠くない将来、地方都市(例えば和歌山市)の喫茶店やレストランのメニューにニトロコールドブューコーヒーが登場して来るかもしれません。
ニトロコールドブリューコーヒーは
ニトロコールドブリューコーヒーは、コールドブリューコーヒー(浸漬式の水出しコーヒー)に無色無臭の窒素ガスを注入した冷たいコーヒー飲料です。
ビールに窒素を含んだガスを注入しているギネスビールの泡ですが、クリィーミィーな食感の泡で知られているそうで、コールドブリューコーヒーに窒素ガスを注入するニトロコールドブリューコーヒーも、クリーミィーな食感を持つキメの細かい泡が特徴だと言われています。
一般的に、ニトロコールドブリューコーヒーは、樽に入っているコールドブリューコーヒーに窒素注入装置を使って窒素ガスを注入して提供されているようです。
アメリカでは、缶や瓶(ビン)に詰められたニトロコールドブリューコーヒーも登場して来てるようです。
前者で提供するなら、相当な設備投資費用が必要になると思いますが、後者で提供するなら、設備投資費用は必要無いわけですから、地方都市の喫茶店やレストランでもニトロコールドブリューコーヒーを提供できます。
ニトロブリューコーヒーの味と価格
ニトロコールドブリューコーヒーは、自然な甘さとクリーミィーな食感を持っていて、酸性度が低くて独特のなめらから口当たりを持っていると言われています。
液体に溶けない性質を持つ窒素ガスを注入しているニトロコールドブリューコーヒーは、そのなめらからキメ細かい気泡に特徴があるとも言われています。そのキメ細かい気泡がクリーミィーな食感を作り出すと言われているわけです。
ニトロコールドブリューコーヒーは、コールドブリューコーヒーの製造に時間がかかることと、そのコーヒーに窒素を注入するわけですから、製造コストが高くなっています。ですから、当然、提供されるニトロコールドブリューコーヒーの値段も高くなっているようです。
ニトロコールドブリューコーヒーの味わい方
ニトロコールドブリューコーヒーは、乳製品の追加に頼る必要のないコーヒーで、基本的に、氷の上に注いでブラックコーヒーで味わう冷たいコーヒーだと思います。
しかし、シロップで甘味を加えたり、アイスクームを組み合わせたり、カクテルに使うという提供方法もあるようです。
また、窒素によって作られるキメ細かい泡は、ブラックコーヒーと相乗効果を発揮して、視覚的に魅力的な風景を作り出すとも言われています。
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