日本のマスコミが伝える「サードウェーブコーヒー」は、その一面の、それもごく一部の現象を伝えているだけじゃないのかと、年老いた珈琲豆焙煎屋は考え始めています。
スタンプタウンコーヒーやブルーボトルコーヒーだけが「サードウェーブコーヒー」を体現しているわけではなくて、そういう珈琲屋さんもあるということだと思います。
おそらく、北米大陸で発生した「コーヒー第3の波」とは、以下のような現象だと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。
年老いた珈琲豆焙煎屋の感覚では、『コーヒー第3の波=スペシャリティーコーヒー』でしたが、それは、北米大陸で発生した「コーヒー第3の波」の一つの側面にすぎないのだと、最近考え始めています。
『スペシャリティーコーヒー』というキャッチフレーズにプラスして、コーヒーマシーンのメンテナンスサポートやスタッフのトレーニングプログラム、ホームページ作成サポートなどのマーケティングプログラムを取引先に提供して、その信頼を獲得することで、喫茶店・レストラン・高級食料品店向け業務卸(ホールセール)事業で躍進を遂げたコーヒー豆焙煎会社(コーヒーロースター)の活躍を「コーヒー第3の波」と呼んでいるのだと、最近(2016年)は解釈しています。
「コーヒー第3の波/サードウェーブコーヒー」は、喫茶店・レストラン・高級食料品店向け業務卸(ホールセール)事業を主体とする、北米大陸の各地域を拠点とする中小コーヒーロースター(コーヒー豆焙煎会社)の躍進現象、それがこれまでの「コーヒー第3の波/サードウェーブコーヒー」現象だったのだと解釈しています。
日本でも、喫茶店ブームが発生した1970年代、1980年代に、地域のコーヒー豆焙煎会社が我が世の春を謳歌していた時代があります。喫茶店向け業務卸が主体のコーヒー豆焙煎会社と、「コーヒー第3の波/サードウェーブコーヒー」現象で躍進を遂げたコーヒーロースターのビジネスモデルは、大変よく似ているのだと思います。
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北米大陸で発生した「コーヒー第3の波」について/年老いた珈琲豆焙煎屋の解釈です