年老いた珈琲豆焙煎屋が暮らしている和歌山市ですが、2020年1月、1月19日~1月22日までの3日間、和歌山市の5分の1にあたる約3万5千戸で断水を行うと発表しました。
その情報が流れた日、和歌山市内のスーパーマーケットで売られている飲料水が飛ぶように売れて、どの店も品切れになったと聞いています。それだけ、私たちの暮らしと水は、切っても切れない関係にあるのだと再確認させられました。
結局は、それほど大掛かりな断水にはならなかったのですが。
考えてみれば、一杯のコーヒーにとっても、一番需要な成分は水です。そして、日本の水道水は、ハンドドリップやマシーンドリップに適した軟水ですから・・・。
「コーヒーで市場ん重要な成分は」と聞かれると、年老いた珈琲豆焙煎屋は『水』だと答えます。理由は、一杯のコーヒーの99%が水だからです。
飲料水には軟水と硬水があって、コーヒーを淹れるのに適している水は軟水だと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。
日本の水道水の水は「軟水」ですが、カルキを含んでいます。カルキ臭が強すぎれば、1日くらい汲み置きしたり、沸騰させたり、浄水器を使ったりすると取り除くことができます。
しかし、少しぐらいのカルキ臭なら、コーヒーの力が強いので気にする必要が無いとも言われています。また、煮沸や浄水は1度だけにするのが賢明だと思います。
この記事は、note にエントリーしている『年老いた珈琲豆焙煎屋流、ドリップコーヒー淹れ方の極意』の コーヒーを淹れる時に使う水の項を簡単化したものです。
参考までにですが、『年老いた珈琲豆焙煎屋流、ドリップコーヒー淹れ方の極意』の目次は以下の通りです。
コーヒーを淹れる時に使う水
ドリップコーヒーの淹れ方、7つの極意(年老いた珈琲豆焙煎屋版は→コチラ)
(1)使用する水
(2)抽出と使用するお湯
(3)お湯の温度と抽出時間
(4)コーヒーの淹れ方
(5)淹れ方心得
(6)ドリップの極意
(7)コーヒーブルーム
コーヒーブルームとコーヒーのガス(年老いた珈琲豆焙煎屋版は→コチラ)