コーヒー豆の焙煎とコーヒーのガス

ペーパーフィルター(紙フィルター)や布フィルターを使ってハンドドリップでコーヒーを淹れると、ドリッパーや布フィルターにセットした焙煎コーヒー粉(粉砕物)とお湯が接触する時、焙煎コーヒー粉(粉砕物)に含まれていたコーヒーのガスが放出されます。

この時に、セットしていた焙煎コーヒー粉(粉砕物)が、モコモコと膨らんできます。この現象をコーヒーブルームと呼んでいます。

このコーヒーブルームを引き起こしているのが、コーヒー豆焙煎中に生成するコーヒーのガスです。

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コーヒーのガス

焙煎コーヒー粉(粉砕物)から放出されガスは、二酸化炭素ガスや数百種類以上と言われている揮発性香りガスによって構成されています。これらのガスは、コーヒー豆を焙煎することによって作り出されます。

ちなみに、コーヒーブルームを作り出しているガスは、二酸化炭素ガスだと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。

コーヒー豆焙煎中に作り出される二酸化炭素ガスや揮発性の香りガスは、焙煎コーヒー豆内に保持されています。

 

コーヒーのガスとハニカム構造

コーヒー豆(生豆)を焙煎すると、コーヒー豆の組織が膨らんで、ハニカム構造と呼ばれるスポンジのような無数の空洞を持つ組織に変化します。

また、コーヒー豆(生豆)に含まれている成分は、加熱による化学変化で、二酸化炭素ガスや香りや味の成分を変身して行きます。

焙煎中に発生する二酸化炭素ガスや香りガスなどの気体成分(コーヒーのガス)は、一部は焙煎中に豆の外部に放出されて、一部は焙煎コーヒー豆のハニカム構造の中に残っています。

焙煎コーヒー豆のハニカム構造内に残っているコーヒーのガス、特に二酸化炭素ガスが、焙煎コーヒー豆のシェルフライフ(賞味期限)と大いに関係していると年老いた珈琲豆焙煎屋(エカワ珈琲店の店主)は考えています。

 

自家焙煎コーヒー豆のシェルフライフ 

焙煎コーヒー豆に残っているコーヒーのガスは、時間(or日数)をかけて、徐々に焙煎コーヒー豆の外部に出て行きます。

最初の1週間くらいは相当に速い速度で、それ以降は徐々に速度を緩めながら、二酸化炭素ガス(香り成分を伴った)は、焙煎コーヒー豆の内部から外部に放出されます。

そして、焙煎した日から4~5週間くらい経過すると、焙煎コーヒー豆内部からの二酸化炭素ガス(香り成分を伴った)の放出は、ほぼ終了します。

年老いた珈琲豆焙煎屋(エカワ珈琲店の店主)は、焙煎コーヒー豆内部からの二酸化炭素ガス(香り成分を伴った)放出がほぼ終了する頃を賞味期限と考えています。

焙煎コーヒー豆内部の二酸化炭素ガスがほぼ放出されてしまったら、ハンドドリップでコーヒーを淹れる際、焙煎コーヒー粉(or顆粒)の膨らみが悪くなります。

 

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