温かい料理の場合、その味をハッキリと認識することができません。
何故なら、その料理の味が完成されていないからです。
冷めても美味しいという料理が、本物の料理なのだと思います。
本物の料理を作るには、理論に裏付けされた確かな調理技術と良質の食材を見分ける目が必要なのだと思います。
見よう見真似では、本物の料理を作れるはずがありません。
コーヒーを淹れるについても、同じことが言えます。
良質の焙煎コーヒー豆を使用して、「琥珀色の透き通った色の液体」になるように淹れたコーヒーは、熱い時よりも冷めた時のほうが美味しくなります。
コーヒーの浸出液も、冷めて行く段階で美味しさが作られて行くのだと思います。
熱いコーヒーでは、香味を判断するのは至難の技です。
熱い時に美味しいと感じても冷めると不味くなるコーヒーは、人間の錯覚を利用している手品なのだと思います。
本当に美味しいコーヒーは、熱い時に美味しいと感じられて、冷めると、ますます美味しくなっていくコーヒーなのだと思います。
ても、考えてみれば、そういうコーヒーを淹れるのは簡単です。
良質の焙煎コーヒー豆を使用して、ペーパーフィルターや布フィルターを使って必要な量だけのコーヒーを丁寧に淹れるだけで良いわけです。
後は保温など考えずに、自然のままにしておけば良いだけです。
保温機能のついているコーヒーメーカーなどを利用して、1度にコーヒー何杯分も作り置きしておいて、飲みたくなった時に飲むという方法では本当に美味しいコーヒーを味わうのは無理だと思います。
淹れたコーヒーは、保温などするのでは無くて、自然のままにしておいて飲むのが一番なのだと思います。
冷めても美味しいコーヒーが、本当に美味しいコーヒーだと思いますから・・・。