エカワ珈琲店のブログ

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コーヒー豆の焙煎

コーヒー豆の自家焙煎を学ぶ旅、それは終わりの無い旅。

コーヒー豆自家焙煎の世界に入って行くと、「コーヒー豆の焙煎は奥が深い」という言葉を、度々聞くことになります。 最初、何故「コーヒー豆の焙煎が奥が深い」のか、ほとんど理解できないと思います。 コーヒー豆自家焙煎歴31年の年老いた珈琲豆焙煎屋(エ…

【コーヒー生豆の化学成分】炭水化物(糖質)

炭水化物(糖質)は、植物の光合成によって合成される有機化合物だと考えられています。 他のすべての生体物質の炭素源・エネルギー源で、タンパク質・脂質とともに三大栄養素の一つとされています。 コーヒー生豆に含まれている炭水化物(糖質)は、遊離糖と多…

お米を炊くのは「初めチョロチョロ、中パッパ、ジュウジュウ吹いたら火を引いて」、コーヒー豆の焙煎は「初めチョロチョロ、中パッパ、パチパチ鳴ったら徐々にチョロチョロ」

お米を炊くときの火加減、その基本は、「初めチョロチョロ、中パッパ、ジュウジュウ吹いたら火を引いて」だと言われています。 年老いた珈琲豆焙煎屋がコーヒー豆を自家焙煎する時の加熱ですが、これまでの経験から、その基本は、「初めチョロチョロ、中パッ…

コーヒー豆焙煎に影響を与えているガラス転移という現象について

コーヒー豆焙煎プロセスで、ガラス転移という現象が大きな役割を演じていると年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。 どのように考えているか、簡単にまとめています。

コーヒー生豆の水分、含水率(水分含量)と水分活性

コーヒー豆(生豆)に含まれている水分は、コーヒー豆(生豆)の保管に影響を与えているとされていますが、コーヒー豆の焙煎にも大きな影響を与えていると考えています。 含まれている水分というコーヒー豆の物性が、コーヒー豆焙煎プロセスの全てのステージで大…

年老いた珈琲豆焙煎屋のコーヒー豆焙煎教室(3)

乾燥して硬くなっている緑色のコーヒー生豆を、こげ茶色で指で力押しすれば砕ける焙煎コーヒー豆に品質変換させる加熱調理(クッキング)作業が、コーヒー豆の焙煎だと年老いた珈琲豆焙煎屋は理解しています。 クッキングによる食品の品質変換ですから、その出…

ウィーンロースト(Vienna Roast)、フレンチロースト(French Roast)、イタリアンロースト(Italian Roast)

年老いた珈琲豆焙煎屋が連れ合いと2人だけで営んでいるコーヒー豆自家焙煎店「エカワ珈琲店」の『深煎り』は、2回目のハゼ音が断続的に聞こえて来て、その断続的な音の間隔がある程度短くなったくらいで焙煎を終了しています。 コーヒー豆焙煎機の制御盤(…

年老いた珈琲豆焙煎屋のコーヒー豆焙煎教室(その2)

「焙煎度 | ローストグレード」は、焙煎コーヒー豆の煎り具合を表現する指標です。 浅煎り、中煎り、深煎りなどと、あるいは、ライトロースト、シナモンロースト、ミディアムロースト、ハイロースト、シティーローストなどと表現されている焙煎コーヒー豆の…

年老いた珈琲豆焙煎屋のコーヒー豆焙煎教室(1)

商用に使う業務用コーヒー豆焙煎機は、コーヒー豆の加熱方式の違いによって、直火式や半熱風式の小型ドラム型業務用コーヒー豆焙煎機と、熱風式や流動床式の中型・大型の業務用コーヒー豆焙煎機に分類できると思います。 前者は、巷のコーヒー豆自家焙煎店が…

生産用小型焙煎機でのコーヒー豆焙煎とローストプロファイルについて | はじめチョロチョロ、中パッパ、パチパチなったら徐々にチョロチョロ

ドラム式小型業務用コーヒー豆焙煎機を使ってスペシャリティーコーヒーを焙煎するスモールバッチローストが、世界的に密かなブームとなっているようです。 大中小を問わず様々な規模の珈琲屋さんが、スペシャリティーコーヒーを取り扱うようになっていて、ス…

30年の経験と独断・偏見に基づく焙煎プロファイル作成方法

焙煎プロファイルは焙煎の設計図であり、経験と理論に基づけば誰でも焙煎担当者になれると考えています。コーヒーの香味と焙煎は密接に関連しており、これが品質管理の基本だと考えています。

焙煎温度と焙煎時間と焙煎プロファイル(ローストプロファイル)

コーヒー生豆やそこに含まれている成分を、コーヒー豆温度と焙煎時間で制御しながら化学的・物理的に変化させて、完成品としての焙煎コーヒー豆を作り上げるプロセスがコーヒー豆の焙煎だと考えています。

2021年版、初歩コーヒー豆自宅焙煎(ホームロースト)のすすめ

年老いた珈琲豆焙煎屋は、地方の中核都市・和歌山市で零細生業パパママ経営の自家焙煎珈琲豆小売専門店「エカワ珈琲店」を営んでいます。 零細生業パパママ店ですから、お客さんとのコミュニケーションは重要です。コーヒー豆の焙煎に興味を持って、コーヒー…

2021年版、初歩コーヒー豆焙煎の教科書【ダイジェスト版】

収穫して精製処理して乾燥させたコーヒー生豆は、水分が除去されて堅くなっているので、長い保存期間と輸送期間に耐えることができます。しかし、いざ利用するとなると、強い熱作用に依存する必要が出てきます。 熱作用に依存するといっても、煮る・蒸す・炊…

年老いた珈琲豆焙煎屋の独断と偏見による『コーヒー豆焙煎中に発生する化学反応(その3)/ダイジェスト版』

コーヒー豆の焙煎は、数百年の歴史を経て作り上げられて来た技術・知識・経験の積み重ねによって成り立っています。 コーヒー豆は、その焙煎中に発生する 複雑な物理的・化学的な出来事によって、まるで魔法が使われているように焙煎コーヒー豆に変換されて…

年老いた珈琲豆焙煎屋の独断と偏見による『コーヒー豆焙煎中に発生する化学反応(その2)/ダイジェスト版』

【目次】 コーヒーの香り・風味は、コーヒー豆焙煎中に発生する化学反応が作り出している コーヒー豆の焙煎 コーヒー豆焙煎中の化学変化 水蒸気による多糖類の加水分解 メイラード反応(アミノーカルボニル反応) 最初の亀裂音(ファーストクラック、1ハゼ) 2…

年老いた珈琲豆焙煎屋の独断と偏見による『コーヒー豆焙煎中に発生する基本的な化学反応(その1)/ダイジェスト版』

『コーヒー豆焙煎中に発生する基本的な化学反応』(1)~(3)ですが、最初は、アグトロンスケール(Agtron Scale)で知られているアグトロン社のカール・スタウブ(Carl Staub)さんが、1995年のSCAA大会で講演した内容を年老いた珈琲豆焙煎屋流に解釈して紹…

コーヒー豆の焙煎を簡単に表現すると|プロにとってのコーヒー豆焙煎

コーヒーは、世界中の人たちから愛されている嗜好飲料です。しかし、一部の食品関係の研究者にとっては、科学研究の対象となっていて、コーヒー豆焙煎従事者にとっては、技能と経験と知識を基盤とする総合的な技術となっています。 そして、研究者による科学…

焙煎コーヒー豆の煎り加減(焙煎度合)

焙煎コーヒー豆の煎り加減(焙煎度)はコーヒー豆焙煎事業者によって様々ですが、焙煎コーヒー豆の色を基準にして、4つの焙煎度合(煎り加減)に分類するのが一般的のようです。

コーヒー豆焙煎と油脂成分の酸化

一般論ですが、コーヒー豆の焙煎操作とは、コーヒー生豆に熱を加えることで、水分を蒸発させて、コーヒー豆内部の細胞組織を0.02mm~0.09mmの空洞を伴う均一なハニカム構造(蜂の巣のような構造)に変化させて、抽出するべきコーヒー成分を細胞膜…

欧米の標準的なな焙煎コーヒー豆の煎り具合

焙煎コーヒー豆の煎り具合(焙煎度)を浅煎り、中煎り、深煎りの3段階に分類する昔風の簡潔な方法を採用しています。 しかし、21世紀の現在、焙煎コーヒー豆の煎り具合の分類方法は、もう少し細分化したものが一般的となっています。

焙煎コーヒー豆の焙煎度

上の写真は、1997年に発行された伊藤博さんの著書「珈琲を科学する(時事通信社)」から引用させて頂いた八段階に分類した焙煎度の写真です。 ライトローストは、最も浅煎りの焙煎度合で、飲用に堪えません。 シナモンローストも相当な浅煎りで、カッピン…