欧米の標準的なな焙煎コーヒー豆の煎り具合

エカワ珈琲店は昔ながら珈琲屋ですから、焙煎コーヒー豆の煎り具合(焙煎度)を浅煎り、中煎り、深煎りの3段階に分類する昔風の簡潔な方法を採用しています。

しかし、21世紀の現在、焙煎コーヒー豆の煎り具合の分類方法は、もう少し細分化したものが一般的となっています。

 Wikipedia/Coffee Roasting (英文)を参考にさせて頂いて、欧米の標準的な焙煎コーヒー豆の煎り具合(焙煎度)をエカワ珈琲店流解釈でまとめてみました。 

 

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乾燥段階

乾燥段階=水分抜きの段階ですから、焙煎の準備段階です。昔ながらの珈琲豆焙煎屋は「蒸らし」と呼んでいる段階です。(初めチョロチョロ)

本格的な焙煎の化学反応を準備している段階です。小型生産用コーヒー豆焙煎機を駆使するコーヒー豆の自家焙煎にとっては、絶対に必要な焙煎工程だと考えています。

この段階を無視する焙煎方法を採用すると、コーヒー豆焙煎中に発生する化学反応の制御が難しくなると考えています。

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ライトロースト

シナモンロースト、ニューイングランドローストなどとも呼ばれる段階(煎り具合)。

そろそろ焙煎中の本格的な化学反応が発生しようとしている段階。

1ハゼ開始or1ハゼの最中。カッピング向け焙煎度合で飲用には不適だと思います。この段階の煎り具合の焙煎コーヒー豆を使って淹れたコーヒーは、できるだけ速やかに飲む必要があると考えます。時間が経過すれば、酸が発生しすぎて飲みにくくて不味いコーヒーに変わって行くと思います。

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ミディアムロースト

アメリカンロースト、シティーローストなどと呼ばれている段階。1回目の亀裂音(1ハゼ)が終了したくらいの煎り具合で、スペシャリティーコーヒーの一般的な煎り具合だといわれています。

焙煎中に発生する化学反応の複雑化が始まった段階。エカワ珈琲店の基準では中煎りの浅めの煎り具合ですから、この段階の煎り具合の焙煎コーヒー豆はエカワ珈琲店では販売していません。 

ダークロースト

2ハゼ開始以後の煎り具合。フルシティーロースト、ウィーンロースト、フレンチロースト、イタリアンローストなどと呼ばれる段階。

フルシテイーローストは、二ハゼが始まった頃の段階。

ウィーンローストは、それよりも煎りが進んだ段階。

フルシティーローストとウィーンローストが、エスプレッソコーヒーに最適な煎り具合。

フレンチロースト、イタリアンローストになると、「焙煎の進行=コーヒー豆の繊維部分が焦げる」状態になっていて、その焦げによって、コーヒー豆が本来持っている香味が覆い隠されてしまいます。  

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