焙煎して1週間(長くて10日くらい)以内の自家焙煎コーヒー豆を購入して、日の当たらない場所にて密閉容器で適正に保管しておいて、コーヒーを淹れる直前に自家焙煎コーヒー豆を適正に(コーヒーの淹れ方に合わせたサイズに)粉砕して、使用する水の比率に適合する量(適正量)の自家焙煎コーヒー豆粉砕物(粉or顆粒)を使ってコーヒーを淹れるのが、家でコーヒーを楽しむための基本要件だと考えています。
【参考】購入した自家焙煎コーヒー豆の保管方法に関する記事です。
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コーヒーを淹れる直前に焙煎コーヒー豆を挽く
焙煎日からそれほど日にちの経過していたない自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)を購入して、その自家焙煎コーヒ豆(クラフトコーヒー)を適正に保管しておいて、コーヒーを淹れる直前に挽く(粉砕する)のが基本だと考えています。
参考までに、年老いた珈琲豆焙煎屋は、カリタの業務用ミルを使っています。
自家焙煎コーヒー豆に存在する香り成分を吸い込んだコーヒーオイルは、空気に触れると酸化して行きます。
自家焙煎コーヒー豆を粉砕すると、この酸化スピードが速くなります。
また、コーヒーオイルが自家焙煎コーヒー粉砕物(粉or顆粒)の外の(周辺の)ニオイを吸収する可能性が高くなります。
焙煎コーヒー豆の粉砕サイズをコーヒーの淹れ方に合わせる
好みのコーヒーを味わうには、使用するコーヒー抽出器具に応じて、あるいは、コーヒーの淹れ方(醸造方法)や焙煎日からの日にちの経過程度に応じて、自家焙煎コーヒー豆の挽き具合(焙煎コーヒー粉or顆粒のサイズ)に変化をつける必要があると考えています。
例えば、フレンチプレスやパーコレーターで淹れる時には「粗挽き」で、コーヒーメーカーで淹れる時には「中挽き」、エスプレッソコーヒーを淹れる時には「細挽き」というように、抽出器具に合わせて挽き具合を変化させます。
あるいは、焙煎日からそれほど日にちの経過していない自家焙煎コーヒー豆を使ってハンドドリップでコーヒーを淹れるなら「粗挽き」に限ります。
しかし、焙煎日から2週間~3週間経過しているなら「やや粗挽き」、焙煎日から1か月くらい経過しているなら「中挽き」・・・と、コーヒー豆を焙煎した日からの日数経過の違いによって、挽き(粉砕)具合を調整する必要があると考えています。
ということで、自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)を豆のままで保存しておいて、使用する直前に挽けば(粉砕すれば)、自家焙煎コーヒー豆粉砕物の挽き具合を使用する抽出(醸造)器具に適した挽き具合に調整することができます。
また、薄めのコーヒーが好みなら「粗挽き」、濃いめのコーヒーが好みなら「細挽き」というように、好みに応じた挽き具合に調整することも可能です。
コーヒーを淹れるのに必要な量だけの焙煎コーヒー豆を挽く
コーヒーの抽出においてですが、使用する焙煎コーヒー豆粉砕物の量と抽出に使用する水の量の比率は、大筋で決まっています。
コーヒーを淹れるときには、その大筋に従って、コーヒーを淹れるのに使う抽出器具や焙煎コーヒー豆の焙煎日からの経過日数、それにコーヒーの味の好みなどに合わせて、焙煎コーヒー豆の挽き具合を適時調整するという方法で対応するのがベターだと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。
それに、焙煎コーヒー豆粉砕物(粉or顆粒)で保存しておくと、コーヒーオイルの劣化スピードが速くなって、それにプラスして、揮発性の香り成分の消失スピードも速くなります。
【参考】ハンドドリップでコーヒーを淹れる時の、焙煎コーヒー豆粉と水の量の比率に関する記事です。