「序説、コーヒー豆の自家焙煎」は、年老いた珈琲豆焙煎屋が、キンドルでセルフ出版した4冊目の電子書籍です。
年老いた珈琲豆焙煎屋のペンネームで出版する3冊目の電子書籍で、2023年6月30日あたりから販売を開始しています。
電子書籍「序説、コーヒー豆の自家焙煎」については、久しぶり(2か月半ぶり)のセルフ出版作業だったので迷いに迷ってしまって、出品するマーケットプレイスの選択をアメリカ合衆国にしてしまいました。(3か月は修正不可能のようです)
販売価格は、アメリカでは3ドルで日本では250円、文字数は大体3万4000字です。(ページ数は80ページから90ページくらいだと想像しています)
キンドル・アンリミテッドに登録しているので、アンリミテッドの会員さんなら無料でレンタルして頂けます。
ちなみに、年老いた珈琲豆焙煎屋がキンドルでセルフ出版する電子書籍は、アンリミテッドの会員さんに読んで頂くための電子書籍を目標としています。
- この電子書籍は、5つの章で構成しています。
- 珈琲の学習ノート
- コーヒーの基礎知識
- 「序説、コーヒー豆の自家焙煎」のネタ元
- 内容は専門的です
- 「序説コーヒー豆の自家焙煎」のプロローグから
- 『序説、コーヒー豆の自家焙煎』の目次
この電子書籍は、5つの章で構成しています。
(1)コーヒー生豆の成分、(2)コーヒーの成分と味、(3)コーヒー豆の焙煎、(4)コーヒー豆焙煎中の組織変化と焙煎度、(5)コーヒー豆の焙煎と香り、という5つの章で「序説、コーヒー豆の自家焙煎」を構成しています。
珈琲の学習ノート
1990年代後半から2000年代の中頃にかけて、コーヒー豆焙煎の学習に熱中していました。
「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤しながら、20世紀の時代に刊行された珈琲関係書籍から仕入れた知識をひとまとめにして、年老いた珈琲豆焙煎屋専用の学習ノートを作成していました。
その学習ノートに記してあるコーヒー豆焙煎に関する内容・事柄を今風に書き換えて、あるいは修正して、あるいは書き加えて1冊の電子書籍に仕上げたのが、今回セルフ出版した「序説、コーヒー豆の自家焙煎」です。
ちなみに、2000年代の中頃に作成していた珈琲の学習ノートにまとめている記事を基にして、この「年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ」に、『平成版、コーヒーの基礎知識』というシリーズ記事を掲載しています。
コーヒーの基礎知識
「平成版、コーヒーの基礎知識」は、全部でシリーズ記事が14本あります。
できるだけ簡単に、コーヒーの基礎知識について、年老いた珈琲豆焙煎屋の独断と偏見に基づく理論をもとにして説明しているつもりです。
この「平成版、コーヒーの基礎知識」をもとにして、もっとコーヒーについて詳しく説明しているシリーズ記事「令和版、コーヒーの基礎知識」を、『珈琲ブログ』にエントリーしています。
『珈琲ブログ』にエントリーしている記事は、有料記事です。
この「令和版、コーヒーの基礎知識」の有料記事の中から、コーヒー豆焙煎に関する記事を5本収録しています。
「序説、コーヒー豆の自家焙煎」のネタ元
「令和版、コーヒーの基礎知識」のシリーズ記事の中から、コーヒー豆焙煎に関係する5本の記事を選択して、「序説、コーヒー豆の自家焙煎」に収録しています。
この5本の記事が、「序説、コーヒー豆の自家焙煎」のネタ元です。
電子書籍のタイトルが、「序説コーヒー豆の焙煎」では無くて「序説コーヒー豆の自家焙煎」となっているのは何故なのか、疑問に感じる人もあるかもしれません。
その何故なのかの理由です。
著者である年老いた珈琲豆焙煎屋はコーヒー豆自家焙煎店のおやじで、小型業務用コーヒー豆焙煎機を使ってのコーヒー豆焙煎経験しか持っていないので、タイトルを「序説コーヒー豆の自家焙煎」としています。
内容は専門的です
コーヒー豆自家焙煎の仕事に33年間携わっている高齢者が出版する電子書籍ですから、それが正しいか間違っているかに関わらず、ある程度内容が専門的になっているかもしれません。
この本は、コーヒーの焙煎に興味を持っているコーヒー愛好家の人たちをターゲットとしている電子書籍です。
しかし、コーヒー豆焙煎の技術操作に関する内容の本ではなくて、コーヒー豆焙煎で生じるコーヒー生豆から焙煎コーヒー豆への品質変換を中心に記述した内容になっています。
「序説コーヒー豆の自家焙煎」のプロローグから
年老いた珈琲豆焙煎屋がコーヒー豆自家焙煎の仕事に就いて12年から13年くらい経過した頃(2000年代の半ば頃)、20世紀の時代に発刊された珈琲関係書籍を参考書に使って、コーヒー豆焙煎に関する知識をまとめた学習ノートを作っていました。
『序説、コーヒー豆の自家焙煎』は、その学習ノートの内容を少しだけ書き換えてセルフ出版した電子書籍です。
『序説、コーヒー豆の自家焙煎』は、10数年前にまとめたコーヒー豆焙煎の学習ノートの内容を基礎としているので、現在(2023年)のコーヒー豆焙煎の世界では時代遅れの内容も含まれているかもしれません。
しかし、今回、電子書籍『序説、コーヒー豆の自家焙煎』をセルフ出版するに当たって、10数年前にまとめたコーヒー豆焙煎の学習ノートを読み直してみたのですが、今(2023年)と当時(2000年代中頃)とで、それほどコーヒー豆焙煎に関する考え方が変化しているとは感じられません。
今(2023年)は、焙煎プロファイルやローストカーブ図、それに上昇率(RoR)という新しいコーヒー豆焙煎用語が登場して来ていますが、これは10数年前にはブラックボックスとして隠れていた部分が、ブラックボックスが開かれて外に出て来たものだと年老いた珈琲豆焙煎屋は感じています。
『序説、コーヒー豆の自家焙煎』の目次
【第1章】コーヒー生豆の成分
(1)コーヒー生豆の成分
(2)コーヒー豆の一般成分
(3)コーヒー生豆の主な化学成分組成
(4)コーヒー生豆の水分
(5)自由水と結合水
(6)コーヒー生豆の脂質
(7)コーヒー生豆の脂質の中身
(8)カフェイン
(9)アルカロイド
(10)コーヒーのタンニン
(11)コーヒーポリフェノール
(12)クロロゲン酸
(13)クロロゲン酸類
(14)トリゴネリン
(15)炭水化物
(16)タンパク質
(17)灰分(無機成分)
【第2章】コーヒーの成分と味
(1)味のバランス、コーヒー成分と味
(2)コーヒーの成分
(3)コーヒー生豆と酸味
(4)コーヒーと酸味
(5)焙煎と酸味
(6)コーヒーの苦味
(7)焙煎と苦味成分
(8)クロロゲン酸と苦味
(9)コーヒーの甘味
(10)クロロゲン酸と渋味
【第3章】コーヒー豆の焙煎
(1)コーヒー豆の焙煎について
(2)もう一度、コーヒー豆の焙煎について
(3)さらにもう一度、コーヒー豆の焙煎について
(4)焙煎の道具
(5)焙煎の前処理
(6)焙煎の仕組み
(7)焙煎と焙煎機
(8)コーヒー豆焙煎考
【第4章】コーヒー豆焙煎中の組織変化と焙煎度
(1)焙煎度/焙煎のグレード
(2)焙煎度を3段階に分ける方法
(3)焙煎度を8段階に分ける方法
(4)焙煎度とPH
(5)シュリンケージ(モイスチャーロス)
(6)パフィング
(7)物理的変化
(8)焙煎コーヒー豆の色
【第5章】コーヒー豆の焙煎と香り
(1)油脂成分の変化
(2)油脂成分とチャフ
(3)焙煎と香り
(4)フレーバープリカーサー
(5)香気の生成
(6)香気成分
(7)アロマとフレーバー
(8)コーヒーアロマ
(9)ローストフレーバー
(10)香りの化学反応