1杯用カプセルコーヒー、インスタントコーヒー、コンビニコーヒー、喫茶店・カフェで楽しむコーヒー、オフィスで飲むコーヒーと、誰もが、色々な方法でコーヒーを楽しんでいる今日この頃です。
コーヒーが趣味の人たちの中には、コーヒー生豆を購入して、自分でコーヒー豆を焙煎する人もいますが、大半のコーヒー好きの人たちは、コーヒー豆自家焙煎店で「新鮮な、煎りたて」の焙煎コーヒー豆を買って来て、自分の家や自分の部屋で「挽きたて、淹れたて」のコーヒーを楽しんでいます。
何故、自分で淹れたコーヒーを楽しむかというと、素晴らしい香りと風味と喉越しの心地良さが忘れられないからだと思います。その忘れられない心地良さを再現するために、新鮮な煎りたての焙煎コーヒー豆をコーヒー豆自家焙煎店で買って来て、挽きたて淹れたてのコーヒーを楽しんいるのだと思います。
焙煎したコーヒー豆の賞味期限ですが、真空包装や窒素充填包装などで適切に保管していれば、1年くらいでは腐敗しないとされています。しかし、腐敗しなくても、日にちの経過と共に、香りや風味は確実に劣化して行きます。
ということで、お店で買ってきた焙煎コーヒー豆が新鮮かどうかを簡単に見分ける方法を紹介させて頂きます。あくまでも、エカワ珈琲店の独断と偏見に基づく見分け方ですが・・・。
(1)最も一般的な見分け方
焙煎コーヒー豆が新鮮かどうかを見分ける最も一般的な方法は、コーヒーブルームが発生するかどうか、あるいは、コーヒーブルームの発生の仕方によって見分ける方法です。
ハンドドリップでコーヒーを淹れる時、最初の注湯(蒸らし)で、花がさくようにコーヒー粉が膨れて来るコーヒーブルームが発生します。新鮮な焙煎コーヒー粉なら勢いよく膨れて来て、焙煎してから日数が経過していれば、その経過日数に反比例して膨れる勢いが無くなっています。
(2)簡単な見分け方
一定量の焙煎コーヒー豆をZiplocの袋にいれて、袋内の空気を押し出して密閉します。半日~1日、そのまま放置して置くと、新鮮な焙煎コーヒー豆を粉砕した粉なら、香りガスが袋に充満するので袋が膨れてきます。袋を開封すると、コーヒーの良い香りがします。
(3)焙煎コーヒー豆を目で観察する
エカワ珈琲店の思い込みかもしれませんが、焙煎コーヒー豆は、少しずつですが、焙煎後日数の経過とともに、焙煎コーヒー豆表面の色が変化して行くように感じられます(少しずつ、明るさが無くなって行くようです)。
また、日数の経過とともに、焙煎コーヒー豆内のオイルが焙煎コーヒー豆の表面に移動して来ます。ある程度時間を費やして焙煎したコーヒー豆なら、そのオイルを目で観察できます。また、目で観察できなくても、手で触ればオイルの存在を確認できる場合もあります。
(4)焙煎コーヒー豆の匂いを嗅ぐ
煎ってから1日~2日くらいの新鮮な焙煎コーヒー豆は、強い心地良い香りを持っています。その後、日数の経過とともに香りが弱くなって行きます。
保存容器に入っている焙煎コーヒー豆の匂いの変化で、その焙煎コーヒー豆の鮮度が確認できると思います。