スーパーマーケットや百貨店、コンビニエンスストアーやショッピングセンターで売っている、オートメーション化された焙煎工場で大量生産している賞味期限が3か月~1年の焙煎コーヒー豆商品(レギュラーコーヒーと呼ばれている)に満足できないなら。
そして、コーヒーを淹れる時に、香りとコーヒーブルーム(コーヒーを淹れる時に発生する花咲くような膨らみ)を楽しみたいのなら。
あなたの暮らしている街で、パパママストアーの小さなコーヒー豆自家焙煎店を探してみてはいかがでしょうか。
例えば、和歌山市で暮らしているのなら、和歌山市かその周辺のコーヒー豆自家焙煎店を探します。
パパママストアーの小さなコーヒー豆自家焙煎店は、スペシャルティーコーヒーと呼ばれているコーヒー生豆を原料に使って、丁寧に手作業でコーヒー豆を自家焙煎しています。
少量生産・少量販売で家内制手工業の仕事をしていて、煎りたて新鮮で香りの良い自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)を売っているので、コーヒーを淹れるときに、香りとコーヒーブルームを楽しむ事が出来ると思います。
- (1)「腐敗していない」と「新鮮な」は別の概念
- (2)大量生産の焙煎コーヒー豆と新鮮な焙煎コーヒー豆
- (3)少量生産の自家焙煎コーヒー豆は価格が高い
- (4)お気に入りのコーヒー豆自家焙煎店を見つける方法
- (5)例えば、和歌山市で探す場合
- (6)コーヒー豆自家焙煎店のウェブサイトを確認する
- (7)煎りたて新鮮な自家焙煎コーヒー豆は地元がベスト
- (8)できれば、店舗で購入する
- (9)オンラインで購入することもできます
- (10)煎りたて新鮮な自家焙煎コーヒー豆には価値がある
(1)「腐敗していない」と「新鮮な」は別の概念
焙煎したコーヒー豆の場合、「腐敗していない」と「新鮮な」は、別の概念だとエカワ珈琲店は考えています。
焙煎コーヒー豆は、水分含有量の少ない(水分活性の小さい)乾燥食品で、それに加えて、微生物の栄養源になるような成分はあまり含まれていません。
ですから、微生物に悪さをされることが少なくて、それに加えて、アルカロイドのカフェインや抗酸化作用の強い成分がたくさん含まれているので、焙煎コーヒー豆の保存方法を間違わなければ、なかなか腐敗する食品では無いと考えています。
焙煎コーヒー豆の包装や保存の状態が適正なら、なかなか腐敗することは無いと考えていて、焙煎日から半年くらい経過していても大丈夫だと思っています。
しかし、「腐敗していないコーヒー」と「古いコーヒーor新鮮なコーヒー」は、全く別の概念だと思っています。
食品は、時間や日数の経過に伴って必ず劣化して行きます。
焙煎コーヒー豆も食品ですから、当然、焙煎してから(製造してから)の時間や日数の経過に伴って風味や香りが劣化して行くと思っています。
ただし、風味の場合、気象環境によって変わって来ると思いますが、焙煎してから1週間から2週間くらいの熟成期間が必要だと思っています。
新鮮な(焙煎日から4週間から5週間くらいまでの)焙煎コーヒー豆は、コーヒーの素晴らしい香りと風味を十分に持っていると思います。
古くなった(焙煎日から5週間から6週間以上経過している)焙煎コーヒー豆の風味や香りは、焙煎日から日数が経過しているわけですから、その日数分だけ劣化していると思っています。
(2)大量生産の焙煎コーヒー豆と新鮮な焙煎コーヒー豆
マスマーケットをターゲットとする焙煎コーヒー豆(レギュラーコーヒーと呼んでいます)ビジネスの場合、誰でも気楽に購入できるリーズナブルな価格で焙煎コーヒー豆を販売する必要があると思っています。
そうでなければ、焙煎コーヒー豆(レギュラーコーヒー)がぜいたく品になってしまって、焙煎コーヒー豆(レギュラーコーヒー)とマスマーケットの相性が悪くなってしまうと思います。
焙煎コーヒー豆(レギュラーコーヒー)を希少性の高いぜいたく品にしないようにするには、オートメーション化した大規模なコーヒー豆焙煎工場で大型のコーヒー豆焙煎機を使って焙煎コーヒー豆を大量生産して、生産性を上昇させる必要があると思っています。
しかし、大量生産した焙煎コーヒー豆を売り捌くには、それなりの日数が必要です。
焙煎日から日数が経過していない鮮度の良い(新鮮な)焙煎コーヒー豆を売るなら、大量生産では無くて少量生産で対応するのが最良の方法だと思っています。
鮮度の良い(新鮮な)焙煎コーヒー豆の場合、焙煎の仕方がコーヒーの風味や香りにもろに影響して来るので、小型業務用コーヒー豆焙煎機を駆使して時間を費やして丁寧にコーヒー豆を焙煎加工する必要があると思っています。
エカワ珈琲店のような小さな(パパママストアーの)コーヒー豆自家焙煎店が販売しているのは、小型のドラム式業務用コーヒー豆焙煎機を使って、手作業で丁寧に自家焙煎した少量生産の自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒーと呼んでいます)です。
手作業で丁寧に時間を費やして少量生産した自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)ですから、当然、販売価格は高くなってしまいます。
(3)少量生産の自家焙煎コーヒー豆は価格が高い
繰り返しになりますが、街の小さなコーヒー豆自家焙煎店は、少量生産(少量焙煎)で鮮度の良い自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)を取り扱っているので、相当な手間をかけています。
手間をかけて自家焙煎しているのに、大量生産している焙煎コーヒー豆(レギュラーコーヒー)と同じ価格帯で自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)を販売すれば、赤字にならなくても生産性がものすごく悪くなってしまいます。
ですから、少量生産の自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)の販売価格は、大量生産している焙煎コーヒー豆(レギュラーコーヒー)よりも価格を高く設定しなければ経営が成り立ちません。
手間暇を費やして自家焙煎しているので、鮮度の良い(新鮮な)自家焙煎コーヒー豆をリーズナブルな価格で売るのは無理だと思っています。
ということで、エカワ珈琲店は、エカワ珈琲店が考えている適正価格で自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)を販売しています。
大半のコーヒー豆自家焙煎店は、そのように考えて自家焙煎コーヒー豆の価格を設定していると思っています。
コーヒー消費者の大半は、大量生産・大量販売しているリーズナブルな価格の焙煎コーヒー豆(レギュラーコーヒー)を消費していると思っています。
しかし、時にはプレミアム価格(高級価格)の新鮮な(鮮度の良い)自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)を使ってコーヒーを淹れたいと思うことがあるかもしれません。
(4)お気に入りのコーヒー豆自家焙煎店を見つける方法
そんな気分になった時のために、地元で焙煎日を表示した鮮度の良い(新鮮な)自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)を売っている、お気に入りのコーヒー豆自家焙煎店を見つけておくべきだと思います。
地元で無くても、鮮度の良い(新鮮な)自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)を売っている遠方のコーヒー豆自家焙煎店から通信販売で購入するという方法もありますが、地元にお気に入りのコーヒー豆自家焙煎店があれば、その店で購入するのがベストだと思っています。
ハレの日に淹れるコーヒーには、鮮度の良い(焙煎日を表示した)自家焙煎コーヒー豆で淹れたコーヒーが似合っていると思います。
そこで、地元で焙煎日を表示して鮮度の良い新鮮な自家焙煎コーヒー豆を売っているコーヒー豆自家焙煎店を探す方法です。
エカワ珈琲店の爺さんと婆さんなら、このようにして探すだろうという方法を(5)~(9)で紹介させて頂きます。
(5)例えば、和歌山市で探す場合
例えば、和歌山市で煎りたて新鮮・鮮度の良い自家焙煎コーヒー豆を売っている店を探す場合です。
和歌山市で暮らしているのなら、Googleで「Coffee Roasters」、あるいは「自家焙煎コーヒー豆」、または「焙煎コーヒー豆」・「コーヒー豆自家焙煎店」を検索してみて下さい。検索結果に地元のコーヒー豆自家焙煎店が出てきます。
和歌山市以外で暮らしているなら、「Coffee Roasters 和歌山市」、「自家焙煎コーヒー豆 和歌山市」、「焙煎コーヒー豆 和歌山市」・「コーヒー豆自家焙煎店和歌山市」を検索すると、検索結果に和歌山市のコーヒー豆自家焙煎店が出て来るはずです。
もちろん、google地図で検索することもできます。
エカワ珈琲店の爺さんと婆さんは、和歌山市で暮らしていて和歌山市でコーヒー豆自家焙煎店商売をしています。
上記の方法でインターネット検索すれば、『エカワ珈琲店』も1ページ目に表示されると思います。
(6)コーヒー豆自家焙煎店のウェブサイトを確認する
検索で、自分の住んでいる町のコーヒー豆自家焙煎店を幾つか見つけたなら、その幾つかのコーヒー豆自家焙煎店のウェブサイトを閲覧します。
そして、賞味期限の短い鮮度の良い自家焙煎コーヒー豆を販売しているか、自家焙煎コーヒー豆を詰める袋に焙煎日を記入しているかを確認します。
賞味期限の短い鮮度の良い自家焙煎コーヒー豆を販売しているなら、焙煎日を記入して販売しているのなら、そのコーヒー豆自家焙煎店は、そのことを必ずウェブサイトに掲載している(自慢している)はずです。
これだけの作業をするだけで、自分の住んでいる町で煎りたて新鮮・香りの良い自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)を手に入れることか出来ると思っています。
ちなみに、エカワ珈琲店は、「鮮度の良い自家焙煎コーヒー豆」を焙煎日を表示して販売している事をホームページで自慢しています。
(7)煎りたて新鮮な自家焙煎コーヒー豆は地元がベスト
地元でお気に入りのコーヒー豆自家焙煎店を探すということは、地元の商売人(零細生業のパパママストアー)を応援することを意味しています。
また、地元のコーヒー豆自家焙煎店を訪問してコーヒーの話を聞くことで、コーヒーについての知識を習得できます。
地元以外の町のコーヒー豆自家焙煎店からオンライン通販で自家焙煎コーヒー豆を購入することもできます。
しかし、地元でお気に入りのコーヒー豆自家焙煎店を見つけることができたなら、その店の自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)を購入するのがベストの選択だと思っています。
(8)できれば、店舗で購入する
地元のコーヒー豆自家焙煎店のほとんどは、自前の喫茶店スペースを持っていて、そこで自家焙煎コーヒー豆を小売販売しているか、自前の小売専用店舗で自家焙煎コーヒー豆を小売販売しています。
できれば、地元のコーヒー豆自家焙煎店の店舗に足を運んで、その店の自家焙煎コーヒー豆を購入することをお勧めします。
(9)オンラインで購入することもできます
しかし、どうしても店舗に足を運ぶことができなければ、地元でお気に入りのコーヒー豆自家焙煎店からオンライン通販で購入することも可能だと思います。
煎りたて新鮮・香りの良い自家焙煎コーヒー豆だけを販売しているコーヒー豆自家焙煎店なら、必ずオンライン通販でも煎りたて新鮮(鮮度の良い)・香りの良い自家焙煎コーヒー豆を販売しているはずです。
零細生業ジジババ店のエカワ珈琲店は、店舗でもオンライン通販でも、煎りたて新鮮(鮮度の良い)・香りの良い自家焙煎コーヒー豆を販売しています。
(10)煎りたて新鮮な自家焙煎コーヒー豆には価値がある
オートメーション化した最新鋭の工場で大量生産されて大量流通している賞味期限の長い焙煎コーヒー豆(レギュラーコーヒー)よりも、自家焙煎コーヒー豆(クラフトコーヒー)の販売価格は高く設定されていると思います。
しかし、レギュラーコーヒーとクラフトコーヒーとでは、ターゲットとするコーヒー消費者の市場が異なっています。
手づくりで丁寧に少量生産されていて、少量流通している(店舗で消費者に直売している)自家焙煎コーヒー豆には、それだけの価値が十分備わっていると思っています。
何故なら、小さなパパママストアーのコーヒー豆自家焙煎店は、家内制手工業の商売をしているわけですから。
(※)エカワ珈琲店は、「年老いた珈琲豆焙煎屋」のペンネームを使ってキンドルで電子書籍をセルフ出版(ひとり出版社)をしています。