年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

コーヒー情報記事を専門にエントリーしているブログです。年老いた珈琲豆焙煎屋の稼ぎ頭のブログです。

新鮮で香りの良い自家焙煎コーヒー豆の判断基準、それは「焙煎日」と「美味しいと感じるか、感じ無いか」だと思います。

煎りたて新鮮な自家焙煎コーヒー豆を求める珈琲愛飲家が増えています。

新鮮な自家焙煎コーヒー豆の基本的な判断基準は、自家焙煎コーヒー豆の焙煎日です。

新鮮さだけを求めるなら、焙煎日の新しい自家焙煎コーヒー豆を求めればすみます。

しかし、新鮮な自家焙煎コーヒー豆を使って、香りが良くて美味しいコーヒーを淹れたいと希望するなら、『焙煎日の新しい焙煎コーヒー豆』という基準だけで希望をクリアするのは難しいと思います。 

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【目次】 

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焙煎日だけが美味しさの基準とは限らない

食品スーパーやコンビニエンスストアーで食品を購入するときには、食品に対して視覚的確認を行って、視覚的確認をパスした食品の中から鮮度の良いものを購入します。

しかし、視覚的確認を行って鮮度の良い食品を購入したとしても、良質の食品かどうか知るには、調理して食べてみるしかありません。

自家焙煎コーヒー豆も、同じことが言えると思います。

美味しいかどうかの評価は、その自家焙煎コーヒー豆を使ってコーヒーを淹れて飲んでみて、初めて可能になります。

高品質だと言われているスペシャリティーコーヒーで焙煎日が新しくても、淹れて飲んでみるまで美味しいかどうかを評価するのは不可能だと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。

 

新鮮な焙煎コーヒー豆の意味 

誰かにプレゼントするために購入する自家焙煎コーヒー豆と、自分たち用に購入して2週間~3週間くらいで消費する自家焙煎コーヒー豆とでは、「新鮮な自家焙煎コーヒー豆」の意味が異なると年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。

例えば、年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦が営む零細生業パパママ経営のコーヒー豆自家焙煎店(エカワ珈琲店)で販売している自家焙煎コーヒー豆です。

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店頭に陳列している自家焙煎コーヒー豆は、焙煎日から1週間以内の自家焙煎コーヒー豆が大半で、少しだけ焙煎日から10日くらい経過した自家焙煎コーヒー豆を並べてい.ることもあります。

年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦の店で販売している自家焙煎コーヒー豆は、焙煎日から5日~10日(環境によって変化しますが)くらいが熟成期間です。そして、豆の姿のままで保存して、焙煎日から1か月くらいが美味しく召し上がって頂ける期間だと考えています。

自分たち用に購入して消費する人たちには、年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦の店に陳列している自家焙煎コーヒー豆は「ものすごく新鮮」です。

しかし、プレゼントするのなら、いつから消費し始めるか不確かですから、焙煎日から1週間経過している自家焙煎コーヒー豆は新鮮でないかもしれません。

その場合は、できるだけ焙煎日の新しい焙煎コーヒー豆を購入する必要があると思います。

  

焙煎コーヒー豆の熟成期間と理想的な焙煎日

自家焙煎コーヒー豆の理想的な購入方法ですが、地元のコーヒー豆自家焙煎店で2週間~3週間くらいで消費できる量の鮮度の良い自家焙煎コーヒー豆を購入するのがベストだと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。

焙煎したコーヒー豆には、熟成期間が必要です。

そして、焙煎コーヒー豆の理想的な熟成期間は、焙煎したコーヒー豆によって微妙に異なっています。

地元のコーヒー豆自家焙煎店で売っている自家焙煎コーヒー豆は、焙煎した日から3週間くらいの間、毎日のように香りや風味が変化します。

自家焙煎コーヒー豆が最高の状態に熟成して、最高に美味しいコーヒーを淹れることのできる焙煎日は、コーヒーを消費する時からさかのぼって考えるべきだと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。

そうすれば、理想的な焙煎日の自家焙煎コーヒー豆を見つけることができると考えます。

一般的に、すぐにコーヒーを消費する場合、焙煎日からの経過期間が5日~10日間くらいの自家焙煎コーヒー豆が適切だと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。

 

レギュラーコーヒーと自家焙煎コーヒー豆は違うタイプの商品です

一般的な流通ルートで売られている大量生産された焙煎コーヒー豆(レギュラーコーヒー)の場合、有効期限(賞味期限)表示して販売しています。

これは、工場で焙煎してから、ある一定期間、焙煎加工したコーヒー豆を熟成させて、その熟成させた焙煎コーヒー豆を密封包装しているので、密封包装したままで保存した場合の有効期限(賞味期限)を表示していると年老いた珈琲豆焙煎屋は想像しています。

 一方、コーヒー豆自家焙煎店は、焙煎してから日にちのそれほど経過していない自家焙煎コーヒー豆を販売していて、自家焙煎コーヒー豆の熟成期間は考慮していません。

ですから、焙煎日を表示して、お召し上がりの目安期間だけをお客さんにお知らせするという販売方法を採用するのが賢明だと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。

ようするに、コーヒー豆自家焙煎店は、自分たちが焙煎したコーヒー豆を、一種の生鮮食品として販売しています。

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焙煎日の表示は、コーヒー豆自家焙煎店では常識

 

手作業・少量生産の自家焙煎コーヒー豆は、大量生産された焙煎コーヒー豆との違いを強調する必要があるわけですから、一番の差別化ポイントである「自家焙煎コーヒー豆の鮮度」を強調するマーケティングを採用するのが常識となっています。

そして、自家焙煎コーヒー豆の鮮度を強調する手っ取り早い方法が、「焙煎日」の表示だと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。

 

年老いた珈琲豆焙煎屋が考える新鮮な自家焙煎コーヒー豆とは

自家焙煎コーヒー豆は、保存状態が適正なら、なかなか腐敗しないはずです。

焙煎日から半年くらい経過していても大丈夫だと考えていますが、腐敗していなくても、古くなった自家焙煎コーヒー豆でコーヒーを淹れると不味いコーヒーが出来上がる確率がものすごく高くなります。

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新鮮な自家焙煎コーヒー豆は、コーヒーの素晴らしい香りと風味を十分に持っています。

しかし、どのような包装方法・保管方法を採用しても、遅い速いの違いはありますが、焙煎日から日数が経過すれば、その日数分だけ劣化しています。

年老いた珈琲豆焙煎屋が考える新鮮な自家焙煎コーヒー豆とは、自家焙煎コーヒー豆を粉砕してコーヒードリッパーにセットして、そのセットした自家焙煎コーヒー豆粉砕物に最初のお湯を注ぐと、自家焙煎コーヒー豆粉砕物が花を咲かせるように膨らんでくる(コーヒーブルームと呼んでいます)時期の自家焙煎コーヒー豆です。 

自家焙煎コーヒー豆がまあまあ新鮮な期間は、焙煎コーヒー豆のままで保管すれば、焙煎した日から1か月くらい、粉で保管すれば、焙煎した日から1週間くらいが限度だと考えています。