年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ | エカワ珈琲店

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ホテルや旅館など、宿泊施設の各部屋にコーヒーメーカーが備え付けられていれば、利用者は美味しいコーヒーを楽しめる

東のキーコーヒー、西の〇〇コーヒーといわれる神戸を本拠とする日本最大のコーヒー企業の幹部社員だった方が、高級ホテルの値段の高いコーヒーよりもコンビニで買う淹れたてコーヒーの方が格段に美味しいと語っています。

 

1杯100円~150円くらいのコンビニコーヒーの方が、その数倍から10倍くらいの価格で販売されている高級ホテルのコーヒーよりも美味しいという、世にも不思議な現象が発生している理由は、コンビニコーヒーは淹れたてで高級ホテルのコーヒーは作り置きしていることに起因しているようです。

 

高級ホテルを利用する消費者は、高くて酸化した(不味くなった)コーヒーでも我慢して飲んでくれるのかもしれませんが、一般的な都市ホテルやビジネスホテルを利用する消費者は、作り置きしたホテルのコーヒーでは無くてコンビニコーヒーを選択するはずです。一般的な消費者は、便利で高品質でお手頃価格のコーヒーを求めているわけですから。

 

でも考えて見れば、都市ホテルやビジネスホテルが、利用客に淹れたての美味しいコーヒーを簡単に提供する方法は存在しています。それは、ホテルの各部屋にコーヒーメーカーを備え付けるという方法です。

その場合、ホテルは、小分けした焙煎コーヒー豆をお客さんに提供(or販売)することになるのだと思います。もちろん、ホテル以外で焙煎コーヒー豆を調達するお客さんもいると思いますが・・・。

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アメリカの宿泊施設では、宿泊施設の各室に家庭用コーヒーメーカーを備えつけるのが当たり前になっているそうですから、日本の宿泊施設でも、近い将来、各室に家庭用コーヒーメーカーが備え付けられているのが当たり前になると推測しています。

宿泊施設が喫茶室や食堂で売るコーヒーについては、入札などを経て採用される特定の珈琲会社の焙煎コーヒー豆を使っているわけですが、お客さんが焙煎コーヒー豆を購入するとなると、お客さんに幾つかの選択肢を提供する必要が出てきます。

 

ということで、地元資本の宿泊施設はもちろんのこと、例え全国チェーンの宿泊施設であっても、焙煎コーヒー豆の選択肢の中に地元の珈琲屋さんの焙煎コーヒー豆を取り揃えるようになるだろうと考えています。

その際、もしかしたら、地域の自家焙煎コーヒー豆小売店である年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦が2人だけで営んでいるエカワ珈琲店の自家焙煎コーヒー豆も、その選択肢の中に入れてもらえるかもしれないと考えている今日この頃です。

 

でも、70歳間近の高齢者が営む小規模なパパママ店が、そのような商売に対応できるだろうかとも考えてしまいます。やはり、アマゾンを利用した通信販売など、インターネット通販中心の商売に精を出していたほうが無難なのかもしれません。

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