2020年11月10日から、和歌山市でもウーバーイーツがビジネスを開始するというニュースが流れています。ウーバーイーツと言えば、出前です。
スターバックスやマクドナルド、モスバーガーや大手外食チェーン店などは、ウーバーイーツを利用して出前ビジネスに参入することになると想像しています。
年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦は、和歌山市内にて、自家焙煎コーヒー豆小売専門店を営んでいます。
自家焙煎コーヒー豆小売販売には、何の営業許可も必要ありません。しかし、念のために、喫茶店の営業許可を取得して商売をしています。
年老いた珈琲豆焙煎屋は、66年続いている珈琲屋の二代目です。初代は、年老いた珈琲豆焙煎屋の母親で、昭和30年に和歌山市の中心ビジネス街で喫茶店を開業しました。そして、平成元年の夏、喫茶店から自家焙煎コーヒー豆小売専門店に商売替えしました。
年老いた珈琲豆焙煎屋は、その商売を引き継いで、もう彼此30年間、自家焙煎コーヒー豆小売専門店の仕事をしています。昔も今も、零細生業商売のままですが。
母親の営んでいた喫茶店は、自宅兼店舗になっていて、和歌山市の中心市街地に立地していました。年老いた珈琲豆焙煎屋は、その場所で、自宅兼店舗の自家焙煎コーヒー豆小売専門店を営んでいます。
昭和40年代、昭和50年代、地方都市のビジネス街の喫茶店は、コーヒーの出前に依存する商売をしていたような気がします。
その時代、ビジネス街の喫茶店だけでなくて、小さな洋食屋さんや和食屋さんなども出前に依存する商売をしていたような気がします。
年老いた珈琲豆焙煎屋は、ウーバーイーツと聞くと、その頃の事を思い出します。母親の営んでいた喫茶店が、毎日数十杯のコーヒーを出前していた風景を・・・。
年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦の営んでいる自家焙煎コーヒー豆小売専門店は、今年(2020年)の6月、店舗の販売形態を窓から商品を販売する形態に変更すべく、店舗を改装しました。
新型コロナ感染症対策としての改装ですが、新型コロナ感染症禍が解決すれば、その窓からコーヒードリンクを販売したいと考えての改装でした。
喫茶店から自家焙煎コーヒー豆小売専門店に商売替えしなければならなかった理由は、競合していた喫茶店にコーヒーの出前を奪われてしまったからです。
その後、自家焙煎コーヒー豆小売店を始めてから、オフィスコーヒーサービスに力を注いで、喫茶店の出前からコーヒー需要を奪ったわけですが。
そのオフィスコーヒーサービスのお客さんも、何年か後、大手オフィスコーヒー専門業者に、そのほとんどを奪われてしまいました。
年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦は、自家焙煎コーヒー豆だけでなくて、コーヒードリンクも売りたいと考えています。そのために、店舗の改装もしています。
形態は、自家焙煎コーヒー豆の小売販売と、マイボトル持込型のテイクアウトコーヒーを販売する店にしたいと考えています。
これまでの商売経験から、自家焙煎コーヒー豆を含めて、コーヒーは配達すれば売れる商品のような気がしています。自家焙煎コーヒー豆小売商売の始まりも、配達からでした。
ウーバーイーツが和歌山市にやって来て、和歌山市の出前ビジネスが活性化すれば、もしかしたら、零細生業パパママ経営の珈琲屋でも、その流れに乗ることができるかもしれません。
年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦は、珈琲が生きがいになっています。珈琲が生きがいになっているわけですから、自家焙煎コーヒー豆小売商売だけでなくて、チャンスがあれば、コーヒードリンクも売って稼ぎたいと考えています。
来年の秋には70歳になって、人生の残り時間も限られているわけですから、リスクがそれほど高くなければ、やって見たいことは躊躇せずにやってみようと考えている、年老いた珈琲豆焙煎屋の今日この頃です。