講談社が刊行している新書で、自然科学全般の話題をできだけわかりやすく解説しているシリーズがBLUE BACKS (ブルーバックス)シリーズだと、Wikipediaは語っています。
そのBLUE BACKS (ブルーバックス)シリーズで「コーヒーの科学」を刊行(2016年2月刊行)している旦部幸博さんが、今度(2017年10月)は、講談社が発行する教養新書のシリーズだとWikipedia が説明する講談社現代新書から、「珈琲の世界史」を刊行しています。
「珈琲の世界史」は、珈琲のはじまりから現在に至るまでの珈琲の歴史を、時代の流れを追って記述しています。
一般向けに、通史という形で珈琲の歴史を記述する本が見当たらないのなら自分で書いてしまおうと著者が語っているように、日本で初めて時代の流れを追って珈琲の歴史を語っている本なのだと思います。
珈琲に興味を持ったなら、必ず、珈琲の歴史を知りたくなるはずです。その時に、珈琲の歴史の輪郭を学習するのに持って来いの本になるはずです。
「コーヒーの科学」もそうなのですが、「珈琲の世界史」も、珈琲に興味を持つ人たちにとっては、教科書的な存在の本なのだと思います。