現在発行されている珈琲関係書籍の中でエカワ珈琲店が信頼しているのは、田口護さん、廣瀬幸雄さん、旦部幸博さんの著作です。
「珈琲学習の参考書を教えて」と尋ねられたら、この3人の珈琲に関係する著作を紹介するのが無難だと考えています。
NHK出版から発行されている「コーヒーおいしさの方程式」は、その3人のうち、田口護さんと旦部幸博さんがコンビを組んで著したコーヒーの教科書だと理解しています。
田口さんは「カフェバッハ」の経営者で、現場でコーヒーに取り組んでいて、旦部さんは滋賀医科大学の先生ですから、実践と研究の両面から珈琲を論じています。
コーヒーの香味を自由にコントロールしてみたいのなら、珈琲に関する物理的・化学的アプローチは必要不可欠なのだと思います。
「コーヒーおいしさの方程式」は、珈琲に関する物理的・化学的な部分を分かりやすく説明してくれています。
1冊1500円+消費税=1620円です。何回も何回も読むことになると思いますから、決して高い価格ではないと思います。