去年(2017年)の秋、パナソニックが発売したスマート焙煎機The Roast は、コーヒー豆焙煎大会の世界チャンピオンの後藤 直紀さんが作成する焙煎プロファイルに基づいてコーヒー豆を焙煎するシステムになっていて、その焙煎プロファイルを手に入れるには、相当に割高なコーヒー生豆を購入する必要があります。
IKAWAのサンプルロースターが売れている理由
コーヒー豆焙煎のプロやマニアの場合、自分で焙煎プロファイルを作成できる機能が無ければ、何の意味もありません。
世界中でIKAWAのサンプルロースターが売れているのは、コーヒー生豆の焙煎プロファイルを自分で、「ああでもない、こうでもない」と何回何回も焙煎しながら、最終的に気に入った焙煎プロファイルを作成できるからだと思います。
サンプルロースターとして使うのなら、「蒸らし」が出来る出来ないは、年老いた珈琲豆焙煎屋の場合、それほど気になりません。
サンプルロースターを買うのはプロかマニアに限られる
これまでも、これからも、家庭用コーヒー豆焙煎機を購入して、コーヒー生豆をオンライン通販で購入して自宅でコーヒー豆の焙煎を楽しむ人たちは、コーヒーマニアに限られると思います。
朝の一杯のコーヒーを楽しむという理由で家庭用コーヒー豆焙煎機を購入する人は、相当に珍しい存在のはずです。
コーヒーのプロが、このタイプのコーヒー豆焙煎機を購入する理由は、ただ一つ、サンプルロースターに使うためです。
ということで、パナソニックのスマート焙煎機The Roast を、一体誰が買うのだろうかと興味本位で見ているわけです。
そのパナソニックから
そのパナソニックが、約25万円と高級な値段付けですが、スマート焙煎機The Roast に改良を施してサンプルロースターとしても使えるタイプを12月中旬に発売すると発表しています。
The Roast Expert サービス(ザ・ロースト エキスパート サービス)というのだそうです。
パナソニックストアーで購入できる
2018年現在、パナソニックのショッピングサイト「パナソニックストアー」で販売しているようです。
パナソニックのサンプルロースターも、IKAWAのサンプルロースターと同じで、アイフォーン専用プログラムを使っているので、アンドロイドのスマートフォンやタブレットでの焙煎プロファイル作成はできないようです。
【※】追記/2022年4月19日
ちなみに、2018年当時、「パナソニックストアー」へのアフリエイトリンクをこのページから貼っていて、1台だけ売れました。
2022年の現在は、アフリエイトプログラムが終了しているようなので、リンクは貼れていません。
年老いた珈琲豆焙煎屋の場合は
年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦が所持しているスマートフォンは、どちらもアンドロイド仕様ですから、パナソニックのサンプルロースターを購入するとなると、アイフォーンに切り替える必要があります。それと、サンプルロースターで焙煎プロファイルを作成する必要性も感じていません。
コーヒー生豆購入先は決まっていて、購入するコーヒー生豆生産農園銘柄もほぼ決めているので・・・。
ですから、このタイプのサンプルロースター購入は考えていません。