年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

コーヒー情報記事を専門にエントリーしているブログです。年老いた珈琲豆焙煎屋の稼ぎ頭のブログです。

IKAWA のサンプルロースターとパナソニックのスマート焙煎機The Roast

イギリスの電気式小型サンプルロースター製作会社IKAWA の名前は、この会社がキックスターターで資金を募っていたころから知っています。

アイフォーン専用に開発した焙煎プロファイル作成ソフトを使って、50~60gのコーヒー豆を焙煎するサンプルロースターの製造販売資金を募っていました。

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 IKAWA のサンプルロースターは世界的に大ヒット

IKAWA のサンプルロースターは、コーヒーのプロたち限定ですが、世界的なヒット商品になっています。時代が、職人の勘に依存する焙煎よりも、焙煎プロファイルを駆使した科学に依存する焙煎を求め始めているのが、その要因なのかもしれません。

IKAWA社ですが、家庭向け小型電気式コーヒー豆焙煎機も開発・販売しています。プロ向けと同じ50~60gのコーヒー豆が焙煎できて、スマートフォン経由で焙煎のプロが作成した焙煎プロファイルを読み込んで、そのプロファイルに基づいてコーヒー豆を焙煎する機能が付いているようです。

 

自分で作成したプロファイルでも焙煎可能

IKAWA の家庭向けロースターですが、自分で作成したプロファイルでコーヒー豆を焙煎することも可能で、その作成したプロファイルを、インターネットを通じて誰かと共有することもできるようです。

ちなみに、IKAWA のプロ向けサンプルロースターはアイフォーン専用ですが、家庭向けは、アンドロイドのスマートフォンも使用可能となっています。日本にも発送できるようですが、価格は、日本円で約18万円と相当に高価ですから、小生には手も足もでません。(例え、ダイソンの技術を導入しているとしても)

 

パナソニックのスマート焙煎機The Roast 

2017年の秋、パナソニックが発売したスマート焙煎機The Roast は、IKAWA のサンプルロースターと姿形がよく似ていて、コーヒー豆焙煎大会の世界チャンピオンが作成するプロファイルに基づいてコーヒー豆を焙煎するシステムになっているようですが、アイフォーン専用で、自分でプロファイルを作成できる機能は無いようです。価格は10万円と、IKAWA の家庭向けにくらべると半分くらいの価格です。

 

マーケティング戦略

 IKAWA とパナソニックでは、マーケティング手法が異なっているのだと思います。家電メーカーのパナソニックのマーケティングは、家庭で新鮮な焙煎コーヒー豆を使って淹れたコーヒーを飲みたい消費者が対象で、IKAWA のマーケティングは、コーヒーおたく的な消費者を対象としているように見えます。

まあ、小生の懐具合では、IKAWA のサンプルロースターもパナソニックのスマート焙煎機The Roast も、どちらも高根の花です。

Behmor 1600 Plus RoasterGene Cafe という、どうしても手に入れたい2つの焙煎機を購入する資金も工面できていないわけですから。

www.ekawacoffee.work

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年老いた珈琲豆焙煎屋の場合は 

ちなみに、エカワ珈琲店の店主である年老いた珈琲豆焙煎屋は、珈琲が趣味ですから、珈琲に関係する製品については、できるだけ購入して使ってみたいとという欲望を常時持っています。しかし、資金的な問題があるので思うように珈琲に関係する製品が手に入りません。それに、一応、珈琲のプロですから、IKAWA のサンプルロースターなら購入したいと思いますが、パナソニックのスマート焙煎機The Roast を購入したいとは思いません。

 

関連ストーリー

Ikawa のサンプルロースターは、焙煎プロファイル作成が売りの超小型焙煎機だと思います。もし、焙煎プロファイル作成ができなければ、何の魅力も感じません。

パナソニックも、プロ・マニア向けのサンプルロースターを発売することになったようです。

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コーヒー豆のホームローストが静かなブームとなっているようです。