「カフェという場のつくり方」の著者山納洋さんの新作、「つながるカフェ/コミュニティの(場)をつくる方法(学芸出版社))」を読みました。
この本は、個人経営の喫茶店・カフェに、マーケティングのヒントを与えてくれる本なのだと思います。
本書でお伝えしたいのは「コミュニティーカフェのつくり方」や「カフェイベントの企画の仕方」ではありません。
お伝えしたいのは、人と人とが出合い、社会とつながって行く場としてのカフェを成立させるための機微と方法論です。
と、 「つながるカフェ/コミュニティの(場)をつくる方法」の著者、山納洋さんは、本の帯に書いています。
この本を読んでいて、セスゴーディンさんが語るトライブという言葉を思い出しました。
著者の語るコミュニティーカフェは、セスゴーディンさんがトライブと表現している、同じ趣味・思考・興味を持つ人たちが集まる、家庭・職場以外の第3の場所なのだと解釈しています。
パパママ経営の喫茶店・カフェが商売を続けるには、コミュニティービジネス(コミュニティーカフェ)に特化するしか方法が無いのかもしれないとエカワ珈琲店は考えています。
そして、コミュニティーカフェの最大の武器は、同じ趣味・思考・興味を持つ人たちが集まる、家庭・職場以外の第3の場所を成立させることだとも考えています。