お気に入りのコーヒー豆自家焙煎店で、「煎りたて、新鮮、香りの良い」焙煎コーヒー豆を購入するコーヒー消費者は、好みの焙煎加減(焙煎コーヒー豆の煎り加減)を持っていて、自分好みのコーヒーを淹れる技術・方法を知っている消費者なのだと思います。
そして、街角で飲むコーヒーについては、いつも利用するコーヒーショップ(or喫茶店・カフェ)を決めているはずです。
おそらく、地元のお気に入りの喫茶店・カフェか、名前の知られているチェーン店を利用するのだと思います。
そうすれば、当たりはずれの無いコーヒーを楽しむことができるわけです。
しかし、自動車屋さんのショールームやホテル・旅館などで無料提供されるコーヒーには、飲む側に選択肢は存在していません。
コーヒーを消費するのは、サービスを提供する側ですから。
飛行機の中で飲むコーヒーについても飲む側の選択肢が存在していないわけですが、最近、こだわりのコーヒーやグルメコーヒーを提供する航空会社が増えているという話を、移動に飛行機を度々利用している知り合いから教えられました。
「サービスで提供しているのだから別にこだわらなくても」というのでは、サービスの意味が無くなってしまうのだと思います。
今後、コーヒーに「こだわる」というサービスを提供する場が増えて行くのだとすると、街中の小規模なコーヒー豆自家焙煎店にはチャンスなのかもしれません。
会社が導入しているオフィスコーヒーサービスのコーヒーが気に入らないので、会社近くのコンビニ淹れたてコーヒーを購入する人が増えているそうです。
もうすぐ、オフィスコーヒーサービスも「こだわり」の時代に突入するのかもしれません。
ここにも、街中の小規模なコーヒー豆自家焙煎店のチャンスが存在しているのだと考えています。
「煎りたて、新鮮な焙煎コーヒー豆」を使って、市販のコーヒーメーカー(通販で購入できます)で香りの良いーヒーを淹れるのは簡単なことですから。