2025年4月、エカワ珈琲店の店主は、日本コーヒー文化学会に入会(もちろん個人会員です)しました。
日本コーヒー文化学会のホームページによると、「日本コーヒー文化学会は、世界のコーヒーやその文化について、もっともっと知りたいと願う人々の集いを目的とする団体」と説明されています。
エカワ珈琲店は、日本コーヒー文化学会の存在を20数年前から知っていました。
だけど、その頃のエカワ珈琲店の置かれている状況で、日本コーヒー文化学会に入会する事など「夢のまた夢」だったわけです。
コーヒーに関する知識・技術もそれほど持ち合わせて居なくて、お金に追いかけまわされていて、年会費5000円の支出も儘ならないという有様だったわけですから。
その後、お金に追いかけまわされるレベルが低くなって来て、日本コーヒー文化学会への入会を考えた事もあるのですが、日本コーヒー文化学会のイベントに参加する余裕が無かったので入会の申し込みを思いとどまった事が2度か3度ありました。
金銭的な問題もあったのですが、エカワ珈琲店の店主夫婦の「出不精」という問題が大きかったと思っています。
何しろ、21世紀になってから和歌山県外に出かけたのが、大阪市に日帰りで2度出かけた事があるだけで、日帰り以外の遠出は皆無というわけですから。
そんなこんなで、日本コーヒー文化学会の会員になりたいけれども、「躊躇している」」という日々を過ごしていたのですが、「出不精」でもオンラインでイベントの模様を見学できるのを知って、ようやくにして日本コーヒー文化学会に入会申し込みをする事にしました。
日本コーヒー文化学会の会員になるのは、ものすごく簡単でした。
UCCのコーヒー博物館内にある日本コーヒー文化学会事務局に電話で入会を申し込んで、入会の案内をメールで送ってもらって、日本コーヒー文化学会の口座に5000円を振り込むと入会手続きが完了します。
それから、3日ほどして、日本コーヒー文化学会の会員証と日本コーヒー文化学会ニュースが送られてきました。
エカワ珈琲店の店主は、年齢が73歳(2025年4月現在)で、コーヒー豆自家焙煎店商売歴は30数年です。
40歳を目前にして脱サラ、零細生業商売のコーヒー豆自家焙煎店を親から引き継いで30数年が経過しています。
その間、一度もコーヒー関係の団体に所属した事が無くて、同業のコーヒー豆自家焙煎店経営者とも交流する事は稀(まれ)という環境でコーヒー豆自家焙煎店の零細生業商売を続けて来ました。
エカワ珈琲店の店主は、コーヒーとコーヒー商売が大好きだからコーヒー豆自家焙煎店の仕事に飛び込んだのでは無くて、サラリーマン生活から脱出したくて、そして、出来ればお金儲けがしたくて、コーヒー豆自家焙煎店の仕事に飛び込んだ人間です。
しかし、何年も何年もコーヒーやコーヒー商売と一緒に過ごしていると、いつの間にか、履歴書に「趣味がコーヒー、特技がコーヒー、仕事がコーヒー」と記入するタイプの人間に様変わりしていました。
コーヒーやコーヒー商売に対する好奇心が、年齢を重ねるに従って強くなって来ています。
40歳を目前にして脱サラを決行、その後は、零細生業コーヒー豆自家焙煎店の個人事業主を30数年間続けているわけですから、公的年金だけで食べて行けるはずがありません。
老骨に鞭打って、零細生業ジジババ店のコーヒー豆自家焙煎商売で、公的年金プラスアルファーの収入を得て爺さんと婆さんの暮らしを維持しています。
老骨に鞭打って働いているのですが、それが苦痛でも何でも無くて「生き甲斐」そのものになっていて、零細生業のコーヒー豆自家焙煎店商売を楽しんでいます。
コーヒー豆自家焙煎店商売が出来なくなってしまったら、何もする事が無くなってしまって、残された人生の時間を無意味に消費しかありません。
できれば、それだけは避けたいという思いが、年齢を重ねるに従って強くなって来ています。
エカワ珈琲店の店主は、73歳(2025年4月現在)の爺さんですが、生涯現役で働き続けるつもりですから、「コーヒーの世界」の情報も積極的に収集して行きたいという気持ちを強く持っています。
『日本コーヒー文化学会』は、日本の「コーヒーの世界」を代表する団体の一つで、コーヒー大好きの人たちが集まっている懇親会的な団体だと理解しています。
そして、個人で加入できる団体で年会費が5000円ですから、地方の町で零細生業のコーヒー豆自家焙煎店商売をしているエカワ珈琲店の店主のような貧乏な爺さんでも、簡単に入会させてもらえる団体です。
ということで、日本コーヒー文化学会が発信するコーヒーの世界に関する情報を積極的に収集できたらと考えています。