コーヒーのカップ1杯に含まれるカフェインの量は、主として、コーヒーの淹れ方によって変ります。
使用するコーヒー豆が、アラビカ種かロブスタ種かによっても違ってきます。
アメリカン・ダイエティック・アソシエーションが発行している『Journal of American Dieteic Association』によると、コーヒーの淹れ方別カフェイン含有量は次のとおりです。
コーヒーの量 | カフェイン含有量 | |
Brewed | 7オンス 207ml | 80~135mg |
ドリップ | 7オンス 207ml | 115~175mg |
エスプレッソ | 1.5~2オンス 45~60ml | 100mg |
Coffee - Wikipedia, the free encyclopedia より引用
※Brewedの意味が理解できません。もしかしたら、インスタントコーヒーorコーヒーマシーンで淹れたコーヒーではとも思うのですが?
コーヒーに含まれているカフェインの含量を、カフェイン含有量と呼ぶこともあります。
1杯のコーヒーには、約1.5グレーン(0.0972g)のカフェインが含まれています。
コーヒーのカップ1杯に含まれるカフェインの含量は、コーヒーの淹れ方によって違ってくると言われています。使用するコーヒー豆が、アラビカ種かロブスタ種かによっても違ってきます。
アラビカ種のコーヒー生豆に含まれるカフェイン量は、コーヒー生豆重量の1.3%前後、ロブスタ種のコーヒー生豆に含まれるカフェイン量は、コーヒー生豆重量の2%以上となっています。
焙煎コーヒー豆の煎り加減が深くなればなるほど、焙煎コーヒー豆1粒に含まれるカフェイン含有量の比率が高くなります。
同じ淹れ方でコーヒーを淹れたとしても、焙煎コーヒー豆の挽き具合が異なれば、カップコーヒーに含まれるカフェイン量も違ってきます。
使用するコーヒーの粉とお湯の量の割合によっても、カップコーヒーに含まれるカフェイン量が違ってきます。
浸漬法、透過法と、コーヒーの淹れ方が異なれば、カップコーヒーに含まれるカフェイン量が異なります。
浸漬法で淹れたコーヒー、特にコーヒーの粉をコーヒーサック(紙袋)に入れて湯に浸漬させてコーヒーを淹れる方法では、カフェイン含有量が多くなります。
一方、カフェインは熱い湯によく溶けるわけですから、パーコレーターやエスプレッソで淹れる方法では、浅く焙煎したコーヒー豆からより多くのカフェインを抽出します。
朝煎り | 中煎り | 深煎り | |
コーヒーサック(粗挽き) | 0.046 | 0.045 | 0.054 |
パーコレーター(粗挽き) | 0.068 | 0.065 | 0.060 |
エスプレッソ(細挽き) | 0.069 | 0.062 | 0.061 |
Coffee―Wikipedia]より引用した表です