ハンドドリップでコーヒーを淹れる時に使うのが、ペーパーフィルターをセットするドリッパーです。
カリタのドリッパー、メリタのドリッパー、ハリオのドリッパーなどが、良く知られています。
台形と円錐形のドリッパーが良く知られていて、カリタとメリタのドリッパーは台形で、ハリオのドリッパーは円錐形です。
何れのトリッパーにも、その底の部分に抽出液がサーバーに落ちて行く抽出用の穴があります。
穴の数は、カリタのドリッパーが3つで、メリタとハリオのドリッパーは1つです。
ドリッパーの内側には、「リブ」と呼ばれる少し突き出した線の部分があります。
この「リブ」が、ペーパーフィルターとドリッパーの間に隙間を作って、コーヒーの抽出速度を決定していると言われています。
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コーヒーを淹れるについては、抽出用の穴が3つか1つかで、コーヒーの落ちる速さや量に差がでることはほとんど無いようですから、抽出用の穴が3つか1つかで、それほどコーヒーの味が変化するとは考えられません。
ドリッパーの構造よりも、ペーパーフィルターにセットする焙煎コーヒー粉の大きさが、コーヒーの味を左右していると年老いた珈琲豆焙煎屋(エカワ珈琲店の店主)は考えています。
もちろん、ペーパーフィルターに焙煎コーヒー粉をセットしていないドリッパーにお湯を注ぐと、お湯の落ちる速さや量に差が出ます。
カリタ、メリタ、ハリオの何れのドリッパーを使うにしても、ペーパーフィルターは、そのドリッパーにあったものを使う必要があります。
1杯~2杯用のドリッパーを使うなら、1杯~2杯用のドリッパー用のペーパーフィルターを、2杯~4杯用のドリッパーを使うなら、2杯~4杯用のドリッパー用のペーパーフィルターを使うのが鉄則です。
もちろん、1杯のコーヒーを淹れる時には、1杯~2杯用のドリッパーを使って、2杯~4杯のコーヒーを淹れる時には、2杯~4杯用のドリッパーを使ってコーヒーを淹れるべきだと思います。
カリタのドリッパーの場合、1杯~2杯用のドリッパーを使って1杯のコーヒーを淹れるのと、2杯~4杯用のドリッパーを使って1杯のコーヒーを淹れるのとでは、1杯のコーヒーの味が変わります。
ちなみに、このブログの管理人である年老いた珈琲豆焙煎屋(エカワ珈琲店の店主)は、カリタのドリッパーを使ってコーヒーを淹れています。