年老いた珈琲豆焙煎屋は、連れ合いと2人だけで零細生業パパママ店規模のコーヒー豆自家焙煎店を、彼是30年間営んで来ました。
立地しているのは人口30数万人の地方都市(和歌山市)で、年老いた珈琲豆焙煎屋はこの秋(2022年)に71歳、連れ合いも62歳になります。
二人とも、体力・気力の衰えが目立って来ているので、零細生業パパママ店商売から零細生業ジジババ店商売へ転換しようとしている真っ最中です。
30年前、喫茶店商売からコーヒー豆自家焙煎店商売に衣替えした頃、抽出器具をはじめ、コーヒーに関するものなら何でも揃うので知られている珈琲屋さんが東京都の新宿にあって店舗もそれほど広く無い店なので、そのような商売をしたいと考えて目標にした思い出があります。
しかし、それも今は昔の珈琲物語です。今(2022年)は、自家焙煎コーヒー豆のみと、コーヒーを淹れるのに必要なペーパーフィルターとドリッパーとサーバーのみを取り揃えているだけです。
クイックナビゲーション
コーヒー関連商品の取り扱い
2000年代の終わり頃までは、コーヒー関連商品をある程度豊富に揃えていて、お客さんからの商品取り寄せ依頼にも応じていました。
しかし、2010年頃になると、コーヒー関連商品が全く売れなくなってしまって、商品がほこりをかぶるようになりました。
アマゾンで購入した方が断然安いわけですから、当然の成り行きです。
ということで、2010年代中頃からは、カリタのペーパーフィルターだけを取り扱うことにして、他のコーヒー関連商品の取り扱いはやめてしまいました。
最近は、トリッパーとサーバーも少しだけ取り揃えています。
ちなみに、自家焙煎コーヒー豆以外の商品は、儲けるための商品では無くて、お客さんに便利性を提供するサービス商品です。
コーヒーに関するものなら何でもアマゾンで揃うので
エカワ珈琲店の自家焙煎コーヒー豆、カリタのコーヒードリッパーやサーバー、自家焙煎コーヒー豆を粉に挽くコーヒーミル、購入した自家焙煎コーヒー豆を保存する容器、ドリッパーやサーバーを使って手作業でコーヒーを淹れるのが面倒な時に使うコーヒーメーカーと、自宅で美味しいコーヒーを淹れるのに必要な物は全てアマゾン経由で手に入ります。
店舗でコーヒー関連商品が売れなくなるのは、当たり前だと思います。
ホームコーヒーを楽しむ
テレワークの普及で、自宅で過ごす時間が多くなっている昨今、これまでなら職場の近くのコーヒーショップやコンビニエンスストアーでコーヒーを買って飲んでいたのが、自宅で自分で淹れて飲むという人が多くなっています。
考えてみれば、今(2022年9月)はもう、わざわざエカワ珈琲店まで足を運ばなくても、アマゾンを活用すれば、自宅でのコーヒータイムを楽しむことができます。
ということで、そのためのコーヒー器具・消耗品・自家焙煎コーヒー豆を幾つか紹介します。
(1)新鮮な自家焙煎コーヒー豆
エカワ珈琲店は、アマゾンをショッピングカートとして利用しています。ですから、焙煎してからそれほど日にちの経過していない新鮮な自家焙煎コーヒー豆を、和歌山市の店舗からお客様のお手元に直接出荷しています。
(2)自家焙煎コーヒー豆の保存
常温で保存するなら、専用の珈琲キャニスターかタッパーウェアーが最適だと思います。
焙煎日から3週間が経過して、使い切るのに後1か月間くらい要するなら、ジップつきの袋に自家焙煎コーヒー豆を入れて、そのジップつき袋を冷凍保存用密封袋(ジップロック)に入れて(二重に入れて)冷凍庫で保存します。
(3)自家焙煎コーヒー豆を粉に挽くコーヒーミル
自家焙煎コーヒー豆の鮮度を維持するには、豆のままで購入して保存して置いて、コーヒー淹れる直前に必要な量の自家焙煎コーヒー豆をコーヒーミルを使って粉に挽くのが一番です。
(4)コーヒードリッパー
年老いた珈琲豆焙煎屋は、カリタの普通の三つ穴ドリッパーを使っていますが、カリタのウェーブフィルター用ドリッパーやハリオの円錐ドリッパーも人気があります。
(5)ペーパーフィルター
エカワ珈琲店は、カリタのペーパーフィルター(ブラウン)のみを販売しています。
1~2杯用の101、2~4杯用の102、4~7杯用の103を揃えています。
カリタの3つ穴台形ドリッパー専用のペーパーフィルターですが、メリタやサンヨーの台形ドリッパーでも使えます。(円錐ドリッパーには使えないと思います)
(6)メジャースプーン
家庭でコーヒーを淹れるなら、メジャースプーンは必須です。エカワ珈琲店は、カリタのメジャースプーンで一番価格の安いのを1種類だけ揃えています。