←マクドナルドのサイトより引用
日本マクドナルドですが、アイスコーヒーの香味を前面リニューアルするのに合わせて、5月21日から25日の5日間、午前7時から午前10時の時間帯限定で、プレミアムローストアイスコーヒーのSサイズを無料で提供するキャンペーンを全国のマクドナルド店舗で実施すると報じられています。(アスキーグルメより引用)
リニューアルしたアイスコーヒーは、2014年ワールドバリスタチャンピオンシップで優勝した日本人バリスタが監修するアイスコーヒーで、焙煎方法・焙煎時間を変更するとともに、グァテマラ産のコーヒー豆を新たに配合しているとのことです。
アイスコーヒーは香りの飲み物です。リニューアルしたアイスコーヒーは、その香りにこだわっていると報じられています。
アメリカのマクドナルドは、すでに強力なコーヒーマーケティングを展開しています。日本のマクドナルドも、コーヒーマーケティングに力を注ぎ始めたのかもしれません。
リニューアルしたアイスコーヒーのブランディングに、ワールドバリスタチャンピオンが登場しているわけですから。
街で飲むコーヒーについては、もうブランドの時代に突入しているのだと思います。ブランディングの失敗が、RTDコーヒーの売れ行きや喫茶・飲食店チェーンのコーヒー販売力に大きく影響する方向に時代が進んでいるのだと思います。
街で飲むコーヒーのブランディングですが、小さな喫茶店やカフェの場合、喫茶・飲食チェーン店やコンビニエンスストアーと比べると、相当に遅れているように感じられます。
小さな喫茶店やカフェが、何故、地域のコーヒー豆自家焙煎店を活用しないのか不思議です。地域のコーヒー豆自家焙煎店を活用すれば、「ローカルロースト」、「煎りたて、新鮮、香りの良いコーヒー」、「少量多品種生産、少量消費」というブランディングが可能になるわけですから。