【珈琲物語】年老いた珈琲豆焙煎屋の珈琲物語

年老いた珈琲豆焙煎屋は、連れ合いと2人だけで零細生業パパママ規模のコーヒー豆自家焙煎店を和歌山市で営んでいます。その店の屋号は「エカワ珈琲店」です。そのエカワ珈琲店が発信しているコーヒーストリーを楽しんで頂けたら幸いです

小さなコーヒー店(喫茶店)の最適立地は、スターバックスコーヒーの隣にあるのかもしれません

アメリカの独立系コーヒー店の間で、今、一番人気のある出店場所は、スターバックスコーヒーの店が立地する近くの場所なのだそうです。

理由は、コーヒー好きのお客さんを開拓してくれているので、その相乗効果を期待できるからだと言われています。

 

アメリカの地方の町の独立系コーヒー店ですが、10年前は、スターバックスコーヒーやカリブーコーヒーなどの大手コーヒーチェーン店の出店に神経を尖らせていたそうです。

自分たちの店の近くにスターバックスコーヒーが出店して来たら「どうしよう」と、戦々恐々としていたのだと思います。

 

で、あれこれと、大手コーヒーチェーン対策を考えて、色々な試みを繰り返した結果として、サードウェーブコーヒーブームが創り出されたと考えるのが一般的です。

独立系のコーヒー店に勢いがある現在では、相乗効果を生み出してくれる良き競争相手であるスターバックスコーヒーの出店は、地方の独立系コーヒー店には大歓迎するべき出来事になっているようです。

 

考えてみれば、日本でも、スターバックスコーヒーが新しいコーヒー文化を創ってくれたのだと思います。

今年(2015年)の2月、東京の清澄白河に出店したアメリカのコーヒー屋さん「ブルーボトルコーヒー」の経営幹部が、「我々の東京出店の成功は、スターバックスコーヒーの創ってくれたコーヒー文化のおかげだ」的な話をしていたと報道されています。

 

その清澄白河ですが、コーヒーの町の様相を呈していて、ニュージーランドからやって来たコーヒー店や若い世代の人たちが経営するロースタリーカフェ(自家焙煎の喫茶店)と、色とりどりのコーヒー店が存在していて、どの店も賑わっていると伝えられています。

東京のコーヒー業界の地形図ですが、もしかしたら、 想像以上のスピードで様変わりしている可能性があります。

 

地方の町のコーヒー屋に聞こえてくる話題ですが、外国からやって来たコーヒー屋さんと、日本の若手のコーヒー屋さんが頑張っているという話題がほとんどです。

外国からやって来たコーヒー屋さんと、東京の若手のコーヒー屋さんとの間で、コーヒー業界における頂上への競争が始まっているのかもしれません。

 

地方の町で成り立たなくなった商売でも、東京では成り立ちます。

でも、東京で成り立たなくなった商売が、地方の町で成り立つという話は記憶に残っていません。

もうすぐ、東京だけでなくて、日本のコーヒー業界の地形図が、相当なスピードで変化して行くことになるのかもしれません。