
新鮮な焙煎コーヒー豆が、全てベストとは限りません。
しかし、新鮮な焙煎コーヒー豆でなければ、ベストではありません。
その事を理解するには、新鮮な焙煎コーヒー豆について知る必要があると思っています。
脱ガスとは何か?
エカワ珈琲店は、200度前後の熱(高温)でコーヒー豆を焙煎しています。
それくらいの温度(高温)でコーヒー豆を焙煎すると、焙煎コーヒー豆の内部にガス(香りガスや二酸化炭素ガス)が発生します。
焙煎が終了すると、焙煎中に発生したガス(香りガスや二酸化炭素ガス)が、焙煎コーヒー豆から放出されて行きます。
最初の1週間は、焙煎コーヒー豆から大量の二酸化炭素ガスが放出されます。
この二酸化炭素ガスが急速に放出されている間にコーヒーを淹れると、コーヒー成分の抽出にムラが発生して風味に悪い影響を与えることもあります。
エカワ珈琲店は、焙煎してから1週間以上経過した焙煎コーヒー豆を使ってコーヒーを淹れることをおすすめしています。
焙煎コーヒー豆が脱ガスするのに必要な期間
脱気(脱ガス)に必要な期間は、コーヒー豆と焙煎コーヒー豆の煎り具合によって異なります。
コーヒーを淹れるのに適した脱気期間は、焙煎後1週間以上、急いでいれば2日目以降となります。
最初の24時間で、焙煎コーヒー豆に含まれている二酸化炭素ガスの40%が放出されると言われています。
浅煎りの焙煎コーヒー豆の方が、深く煎った焙煎コーヒー豆よりも脱ガスに必要な期間が短くなります。
理由は、焙煎コーヒー豆に含まれる二酸化炭素ガスの量が少ないからです。
しかし、脱ガスを速くする目的で、焙煎コーヒー豆を粉砕して保存するのは止めたほうが良いと考えています。
焙煎直後の焙煎コーヒー豆でコーヒーを淹れると
焙煎直後の焙煎コーヒー豆を粉砕してコーヒーを淹れると、コーヒーブルームが急激に大きく膨張してきます。
コーヒーブルームに勢いがあると、基本的に「蒸らし」の時間を1分くらいと長くするわけですが、それでも、コーヒーを淹れるに際して多量の二酸化炭素ガスが放出されてくるのでコーヒー成分の抽出量が不均一になります。
焙煎コーヒー豆が脱ガスされたらどうなるのか
焙煎したコーヒー豆は、最初の頃、時間(or日数)の経過とともに熟成して行きます。
最初の1週間が経過したあたりから、酸素が熟成の手助けを始めます。
一般的に「酸化」と呼ばれるプロセスが始まります。
酸化は焙煎コーヒー豆を熟成させますが、焙煎コーヒー豆の劣化原因ともなります。
コーヒーを淹れるについては、煎りたての焙煎コーヒー豆は最善ですがベストではありません。
季節にもよりますが、焙煎後2週間~3週間くらいの焙煎コーヒー豆がベストだとエカワ珈琲店は考えています。
【電子書籍】 エカワ珈琲店は「年老いた珈琲豆焙煎屋」のペンネームを使って、キンドルで電子書籍をセルフ出版しています。


