単一の農園、単一の地域で栽培・収穫されるコーヒー豆をシングルオリジンコーヒーと呼んでいます。
そして、シングルオリジンコーヒーの特定のタイプのものを、エステートコーヒーと呼んでいます。
エステートコーヒーは、コーヒー豆を精製処理する能力を持つ大規模な農園で生産されているコーヒー豆(生豆)だと、エカワ珈琲店は理解しています。
シングルエステート(Single estate )は、単一の農場、単一のコーヒー生豆精製設備(ミル)を意味していると理解しています。
コーヒーの生豆が、単一農場、単一のコーヒー生豆精製設備(ミル)、単一の農家のグループによって生産されていることを説明するのに使用する用語だと思っています。
一般的なコーヒー豆とは別に、シングルエステート(Single estate )として単独で市場にて売買されているコーヒー豆(生豆)をシングルエステートコーヒー(Single estate coffee)と呼んでいると理解しています。
シングルエステートコーヒー(Single estate coffee)は、特定のタイプのシングルオリジンコーヒーで、一般的に、比較的規模の大きな農場で収穫されて、その農場で精製処理されたコーヒー豆をシングルエステートコーヒー(Single estate coffee)と表現していると、エカワ珈琲店は理解しています。
エステートコーヒーとシングルエステートコーヒーは、ほぼ同じ意味を持っている用語だとエカワ珈琲店は理解しています。
エステートコーヒーは、単独の農家またはその農家の特定の畑で生産されるコーヒー豆(生豆)で、特定の農家の手法によって生産、精製されるコーヒー豆(生豆)ですから、一般的なコーヒー豆(生豆)よりも安定した高い品質を有している可能性が高いと思っています。
コトバンクは、エステートの意味を以下のように説明してくれています。
プランテーション農業の大農園。大規模に区画されたものが多く,1エステートあたり数百 haから,大きいものは1万 haにも達するものがある。エステート内には近代的な加工工場のほか,教会,学校,病院などもあり,一つの生活単位をなしている。
エカワ珈琲店は、シングルエステートコーヒーやマイクロロットコーヒーを、シングルオリジンと呼んでいると理解しています。
スペシャリティーコーヒーの時代になって、マイクロミル(小さな精製工場)やマイクロロット(生産量が少ない、ロット数が少ない)が当たり前の時代になりつつあるのかもしれません。
ちなみに、我が『エカワ珈琲店』は、ブラジルのダテーラ農園、コスタリカのアキアレス農園、グァテマラのアルト・デ・メディナ農園、コロンビアのメサデ・ロス・サントス農園など、単一農園、単一のコーヒー生豆精製設備(ミル)、単一の農家のグループによって生産されているコーヒー豆(生豆)銘柄を自家焙煎コーヒー豆のメニューに載せています。
例えば、エカワ珈琲店が大好きなコスタリカのアキアレス農園や、ブラジルのダテーラ農園で生産されているコーヒー豆(生豆)が、エステートコーヒーだと思います。
どちらの農園も、コーヒー農園内に教会・学校などが附属していて、一つの生活単位を形成しているわけですから。
(※)エカワ珈琲店の副業です。キンドルで電子書籍をセルフ出版しています。