年老いた珈琲豆焙煎屋夫婦が2人だけで細々と営んでいる和歌山市のエカワ珈琲店は、去年(2020年)の6月、窓カウンターから自家焙煎コーヒー豆を販売するスタンド型軒先店舗に改装しました。
店舗に入店して商品を選択購入して頂くインストアーショッピングから、窓スタンドのカウンターに置いている商品メニューで商品を選択して頂くアウトストアーショッピングに衣替えしました。
現時点(2021年7月)では、自家焙煎コーヒー豆の小売販売だけを商っているわけですから、折角、窓カウンターを持つスタンド型軒先店舗に改装したわけですから、新型コロナウィルス感染症パンデミックが落ち着いてくれば、1杯のテイクアウトコーヒーも売ってみたいと考えています。
その時に備えて、只今、1杯のテイクアウトコーヒーをスタンド店舗での販売方法を研究調査しています。
6月の末、NHK「ドキュメント72時間」で、京都市錦市場の近くに立地しているスタンド型式のコーヒー豆自家焙煎店「びーんず亭」さんが紹介されていました。
自家焙煎コーヒー豆をスタンド型式のアウトストアーショッピングで小売する先駆け的な店ですが、もちろん、自家焙煎コーヒー豆以外にも1杯のテイクアウトコーヒーも販売しています。
NHKのドキュメント番組で紹介されているわけですから、都会では、スタンド型のコーヒー店が流行の最先端を走っている店舗型式かもしれません。
今日、2021年7月13日、コカコーラシステムが、コスタコーヒーのテイクアウト専門店「コスタコーヒー原宿駅店」をオープンさせると、コスタコーヒーのホームページで発表しています。
高品質の本格派プレミアムコーヒーを一杯一杯、バリスタが丁寧に手で淹れるテイクアウト専門のコーヒー店で、1杯のコーヒーの販売価格は400円~500円くらいのようです。
コスタコーヒーは、1971年にイギリスのロンドンで開店したコーヒー店で、スターバックスコーヒーの高成長に引っ張られて、ヨーロッパを中心に成長して来たコーヒー店だと理解しています。
現在は、2018年コカコーラーがコスタコーヒーを買収、コカコーラーをバックにして世界展開を進めています。
ちなみに、コスタコーヒーのコーヒーメニューの中心は、ミルクをたくさん使うホワイトコーヒーですが、和歌山市のエカワ珈琲店が1杯のテイクアウトコーヒーを販売するなら、ブラックコーヒーオンリーとなります。
販売価格は、コスタコーヒーが400円~500円くらいなら、エカワ珈琲店で販売するテイクアウトコーヒーは,1杯350円くらいの値付けをしたいと思っています。