年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

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コーヒー豆に含まれている成分

コーヒー豆を構成する成分で最も多く含まれているのが、繊維質や糖分などの炭水化物で、次いでタンパク質、三番目が脂質となっているようです。

炭水化物、タンパク質、脂質は3大栄養素と呼ばれている成分ですが、それ以外にも、コーヒー豆には色々と重要な成分が含まれています。

コーヒー豆の焙煎では、コーヒー豆に含まれている炭水化物・脂質・タンパク質とそれ以外の成分が前駆体となって、コーヒーの香り・味・色が作られて行きます。

 

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クロロゲン酸は、その昔、コーヒーのタンニンと呼ばれていた物質です。クロロゲン酸は、コーヒーの色や香味の成分に関係して来ます。

コーヒーの脂質成分と言えばコーヒーオイルです。コーヒーオイルは、コーヒーの風味(フレーバー)に関係してきます。

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コーヒーに含まれている成分で一番有名なのが、カフェインです。カフェインはアルカロイドの一つで、コーヒーの苦味成分の一つだと考えられています。

トリゴネリンもコーヒーの苦味に関与している成分ですが、熱に弱いのでコーヒー豆焙煎中に熱分解してナイアシン(ニコチン酸)や焙煎コーヒー豆の褐色色素に変化します。

 

コーヒー豆(生豆)に含まれている一般成分を書き出してみると、

タンパク質/11.6%、カフェイン/1.2%、トリゴネリン/1.1%、脂質/11.4%、ショ糖/7.3%、還元糖/0.7%、ヘミセルロース/23.0%、セルロース/12.7%、クロロゲン酸/7.6%、リグニン/5.6%、その他(不明成分など)/14.0% 

 

焙煎したコーヒー豆に含まれている一般成分を書き出してみると、

タンパク質/3.1%、カフェイン/1.3%、トリゴネリン/0.7%、脂質/11.9%、ショ糖/0.3%、還元糖/0.5%、ヘミセルロース/24.0%、セルロース/13.2%、クロロゲン酸/3.5%、リグニン/5.8%、その他(不明成分など)/31.7%

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この「コーヒー豆に含まれている成分」の記事を、もう少し詳しく記した記事は、note に投稿している記事『コーヒー豆に含まれている成分 | コーヒーの成分について』の中に収録しています。

記事の一部分を除き有料で購入して読んで頂くタイプの記事ですが、よろしければ、購入して読んで頂ければ幸いです。(年老いた珈琲豆焙煎屋の小遣い稼ぎです)

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また、『コーヒー豆に含まれている成分 | コーヒーの成分について』は、note マガジン「年老いた珈琲豆焙煎屋のコーヒー豆焙煎覚書/第1集」にも収録しています。

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