セブン&アイ、白やぎ珈琲店、喫茶店は儲かるビジネス?

個人経営の喫茶店、その大半は、儲けられないビジネスに甘んじています。でも、喫茶店チェーンは、儲けられるビジネスになっているようです。

昔から、喫茶店ビジネスは立地商売で装置ビジネスだと言われているわけですから、個人営業の喫茶店の大半は儲けられなくて、喫茶店チェーンが儲けられるのは、当たり前と言えば当たり前なのかもしれません。

www.7andi-fs.co.jp

 

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白やぎ珈琲店のホームページより引用

 

白やぎ珈琲店を検索

今日(2019年11月24日/日曜日)、たまたまオンライン検索で喫茶店を調べていて、白やぎ珈琲店という店名(ブランド名)が目に飛び込んできました。

で、白やぎ珈琲店とは、どのようなタイプの喫茶店なのだろうという興味が沸いてきて、白やぎ珈琲店を検索、ホームページを訪問しました。

白やぎ珈琲店は、流通大手のセブン&アイが展開する喫茶店チェーンでした。

ファミリーレストラン「デニーズ」をチェーン展開するセブン&アイ・フードシステムズが、カフェ新業態「麹町珈琲」を展開していますが、それとは別系統の喫茶店チェーンのようです。

 

白やぎ珈琲店とは

白やぎ珈琲店は、現在(2019年11月)、東京都・千葉県・神奈川県で6店舗を展開しているようですが、今後、その店舗数を増やして行くのだろうと推測しています。

ブランド名である白やぎ珈琲店の由来は、コーヒーの発見伝説「ヤギ飼い人カルディーのコーヒー発見伝説」にあるとのことで、光ランプを使ったサイフォンで淹れるストレートコーヒーが自慢の喫茶店チェーンと説明されています。

メニューは、コーヒーなどのドリンク類と簡単な軽食メニューだけですから、ファミリーレストランの出店などと比べると、出店に要する費用は安くなるはずです。

それに加えて、ファミリーレストランと比べてメニューの粗利益率が高いわけですから、流通大手が喫茶店チェーンに進出するのは理に適っているのだと思います。

www.ekawacoffee.work

 

白やぎ珈琲店というブランド 

白やぎ珈琲店のコーヒーメニューは1杯400円~500円くらいで、軽食メニューは400円~1400円くらいになっていて、店舗によってメニュー・価格にバラつきがあるようです。

白やぎ珈琲店というブランドの中で、それぞれの店舗が自主性を持って運営するというブランドマネージメントを展開しているような気がします。

珈琲ビジネスはブランドビジネスですから、今後、白やぎ珈琲店というブランドが成長するかしないかは、ブランドマネージメントの出来不出来にかかっているわけですから。

 

大手・中堅珈琲ロースターの巨大珈琲市場 

セブン&アイ グループの喫茶店業態進出が成功すれば(おそらく、成功すると思いますが)、大手・中堅流通企業の喫茶店業態進出が加速するような気がします。

喫茶店経営ノウハウと焙煎コーヒー豆の供給は、その分野のプロである大手・中堅珈琲ロースターが担当することになると思いますから、大手・中堅珈琲ロースターの間で、その巨大市場争奪の戦いが密かに始まっているかもしれません。

何んといっても、大手・中堅珈琲ロースターにとっては、ものすごく魅力的な市場のはずですから。そして、個人経営の喫茶店やレストランなどを相手とする採算性の悪い営業からは、徐々に離れて行くような気がします。

 

個人経営の喫茶店・レストランへの焙煎コーヒー豆供給元

個人経営の喫茶店・レストランへの焙煎コーヒー豆供給元ですが、アメリカで発生した現象と同じような事象が日本でも発生すれば、コーヒー豆自家焙煎店が担うことになるような気がしています。

地域の喫茶店・レストランなどの焙煎コーヒー豆業務需要に依存している中規模・小規模ロースターは、コーヒー豆自家焙煎店化して行くか、オフィスコーヒーサービスビジネスを強化するか、どちらかを選択することになるような気がします。そうでなければ、生き残りが難しくなると思います。

ちなみに、中規模・小規模珈琲ロースターのコーヒー豆自家焙煎店化は、2000年代のアメリカで発生したサードウェーブコーヒー現象そのものだと思います。

 

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