年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

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焙煎コーヒー豆の保管には専用ミニ冷蔵庫が最適

コーヒー豆自家焙煎店で購入した鮮度の良い新しい自家焙煎コーヒー豆の保存は、その昔から、『涼しくて風通しの良い湿気の少ない冷暗所(光の当たらない場所)で密閉容器に入れて保存する』のが適しているとされています。熱と湿気と太陽の光と空気中の酸素は焙煎コーヒー豆の敵ですから・・・。

風通しが良いという条件を考慮しなければ、その条件に一番当てはまるのが冷蔵庫です。

www.ekawacoffee.work

 

【目次】

焙煎コーヒー豆の保存には冷蔵庫が最適

食品を冷却して保存すれば、劣化スピードが緩慢になると言われています。ただし、冷却と言っても凍結してしまえば(食品組織を凍らせてしまえば)、食品の組織が破壊されるので別の加工食品になってしまうこともあります。

例えば、豆腐を凍結乾燥させると凍り豆腐に変身するように・・・。

焙煎コーヒー豆も食品ですから、この原則は当てはまるはずです。そのような訳で、焙煎コーヒー豆を冷却して保存するのに冷蔵庫が最適だと考えています。

ちなみに、焙煎コーヒー豆を冷凍庫で保存しても、冷凍能力の弱い冷凍庫なら、焙煎コーヒー豆が凍結することは無いと思いますが。

 

自家焙煎コーヒー豆保管に最適な条件

自家焙煎コーヒー豆の保管温度ですが、マイナス5度~プラス20度くらいが最適だと考えています。そして、何とか許容できる温度は、低温度でマイナス10度くらいまで、高温度でプラス40度くらいまでだと密かに(根拠が無いので)考えています。

自家焙煎コーヒー豆を凍結させるとその性質を変えてしまう可能性があります。

自家焙煎コーヒー豆を常温(大体25度~30度)以上で湿度の高い場所(サウナ状態になっている場所)で保存すると、自家焙煎コーヒー豆の成分変化スピードが速くなり過ぎて、熟成を通り越して劣化状態になる時期が早くなってしまいます。

ですから、蒸し暑い時期に自家焙煎コーヒー豆を焙煎日から3週間以上保存する必要があるなら、どうしても冷蔵庫のお世話になる必要が出てきます。

 

だけど冷蔵庫にはニオイが溢れている

自家焙煎コーヒー豆の長期保存(1か月以上~2か月くらいまで)に最適な場所は、冷蔵庫だと思うのですが、冷蔵庫の中には色々なニオイを持つ食品(魚・肉・餃子などなど)が保存されています。

自家焙煎コーヒー豆はニオイを吸い込みやすい性質を持っているので(消臭剤になりますから)、例え、密閉容器で保存していても冷蔵庫の中の色々なニオイを吸い込んでしまう可能性があります。

色々なニオイを吸い込んだ自家焙煎コーヒー豆を使ってコーヒーを淹れたら、コーヒー成分以外の色々な風味を持つコーヒーが出来上がってしまいます。そのようなコーヒーは、間違いなく美味しくありません。

 

だから、自家焙煎コーヒー豆保管用ミニ冷蔵庫を用意しよう

年老いた珈琲豆焙煎屋(エカワ珈琲店の店主)の連れ合いの知人に、化粧品保管用にミニ冷蔵庫(orポータブル冷蔵庫)を持っている人がいます。高級な(or高価な)化粧品の能力を維持するには、冷やして保存するのが一番ですから・・・。

喫茶店やレストランで、焙煎コーヒー豆保管専用の冷蔵庫を用意している店があると聞いたことがあります。

できるだけ美味しいコーヒーを楽しみたくて、一般的でリーズナブルな価格の焙煎コーヒー豆で無くて、鮮度の良い新しくて高級な(or高価な)自家焙煎コーヒー豆をコーヒー豆自家焙煎店で購入しているのなら、できれば、自家焙煎コーヒー豆保管用にミニ冷蔵庫(orポータブル冷蔵庫)を用意するのも一考だと思います。ちょっとした贅沢かもしれませんが。

 

自家焙煎コーヒー豆保管用に用意したミニ冷蔵庫(orポータブル冷蔵庫)が、鮮度の良い新しくて高級な(or高価な)自家焙煎コーヒー豆のシェルフライフを伸ばしてくれるはずです。

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coffeehouse.hateblo.jp