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超臨界流体を利用してデカフェを作る二酸化炭素プロセス

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wikipedia/超臨界流体より引用

ごく一部の例外を除いて、コーヒー豆生産地で栽培収穫されるほとんどのコーヒー豆にはカフェインが含まれています。

コーヒー豆にカフェインが含まれているのは自然なことですから、そのカフェインを人為的に取り除く必要何て無いと考えていました。

しかし、年齢を重ねて、体調や健康を気にしなければならない年齢に到達して、カフェインを人為的に取り除いたコーヒーも必要だと、考え方が変わって来ました。

 

高齢になって、あるいは、健康を害して、コーヒーに含まれるカフェインの薬理作用が体調や健康の邪魔をするという理由で、コーヒーを飲むのをあきらめた人もいるという話を聞くと、カフェインを含まないコーヒーならば、その人たちもコーヒーを楽しめると考えたりするわけです。

現在(2019年)、コーヒー生豆の段階でカフェインを除去する技術が幾つか開発されていて、カフェインレスのコーヒー生豆が流通しています。

カフェインレスのコーヒー豆をデカフェと呼んでいるのですが、カフエインを100%取り除いているわけではなくて、97%以上カフェインを除去しているコーヒー豆をデカフェと呼んでいるようです。

 

現在のところ(2019年の段階で)、コーヒーのカフェイン除去は、コーヒー生豆の段階で行われています。

その方法として、 有機溶媒を使ってカフェインを除去する方法、水だけでカフェインを除去する方法、化学溶媒に代わって二酸化炭素を使ってカフェインを除去する方法が知られています。

 

その中で、二酸化炭素を使ってコーヒー生豆からカフェインを除去する方法を、二酸化炭素プロセスと呼んでいます。

二酸化炭素プロセスは、液体二酸化炭素法or超臨界二酸化炭素法とも呼ばれている、最近になって開発されたコーヒー生豆からのカフェイン除去方法です。

二酸化炭素(Co2)は、圧縮すると気体と液体の区別がつかない状態(超臨界流体)になって、カフェインと選択的に結合するという性質を持っています。この性質を利用してコーヒー生豆からカフェインを除去する方法が二酸化炭素プロセスです。

 

まず、蒸したコーヒー豆を圧縮して超臨界状態になっている二酸化炭素に浸します。コーヒー生豆を超臨界状態の二酸化炭素に浸す時間は、約10時間とも言われています。

超臨界状態の二酸化炭素は、コーヒー豆からカフェインを取り出すための溶媒として作用するわけですが、風味成分はコーヒー豆の中に残ります。

その後、活性炭を使って二酸化炭素からカフェインを除去します。カフェインを除去した二酸化炭素は再利用されます。

 

超臨界状態の二酸化炭素を利用してコーヒー豆からカフェインを除去する方法ですが、有機溶媒を使ってコーヒー豆からカフェインを除去する方法よりも安全性が高いとも言われています。

超臨界状態の二酸化炭素を利用してコーヒー豆からカフェインを除去する方法は、スイスウォータープロセスでカフェインを除去するのと同じレベルの安全性を持っていると言われているわけです。 

 

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