文部科学省の日本食品標準成分表を基に作成された『食品成分データべース』によると、添加物を何も添加しないブラックコーヒーなら、コーヒー浸出液1杯(100㏄)のカロリーは約4キロカロリーとなっています。
しかし、クリーム類(コーヒーホワイトナー)を加えて(添加して)飲むなら、クリーム類(コーヒーホワイトナー)のカロリーがプラスされます。
砂糖を加えると砂糖のカロリーがプラスされて、砂糖とクリーム類の両方を加えると、その両方のカロリーがプラスされます。
基本的に、ブラックコーヒーは低カロリーの飲み物ですが、カフェラテど、今流行りのアレンジコーヒーはカロリーの高い飲み物なのだと思います。
年老いた珈琲豆焙煎屋はコーヒーが大好きなのですが、体調維持のために体重を気にする必要があります。ですから、コーヒーのカロリーが気になるので、コーヒー飲料1杯(120㏄)の大体のカロリーを調べてみました。何かの参考になれば、幸いです。
(1)ブラックコーヒー(99%が水で構成されている場合)
120㏄のコーヒー浸出液のカロリーは、大体5キロカリーです。
(2)ブラックコーヒー80㏄に牛乳40㏄を加えたミルクコーヒー
80㏄のコーヒー浸出液のカロリーは大体3キロカロリー、牛乳40㏄のカロリーは大体30キロカロリーですから、3+30=33キロカロリーくらいになります。
(3)ブラックコーヒー120㏄に10gのコーヒーシュガーを加えると
120㏄のコーヒー浸出液のカロリーは大体5キロカリー、コーヒーシュガー10gのカロリーは大体39キロカロリーですから、5+39=44キロカロリーくらいになります。
(4)ブラックコーヒー120㏄に、コーヒークリーム(ポーション)1個と10gのコーヒーシュガーを加えると
コーヒークリーム(ポーション)1個のカロリーは、メーカーによって異なりますが12~15キロカロリーで平均が13キロカロリーくらいになります。
120㏄のコーヒー浸出液のカロリーは大体5キロカリー、コーヒーシュガー10gのカロリーは大体39キロカロリーですから、5+39+13=57キロカロリーくらいになります。
(5)ブラックコーヒーのカロリー
ブラックコーヒーのカロリーは、ごく微量のタンパク質と、これもごく微量のコーヒーオイルに起因しています。それも、カロリーが存在するかどうかわからないくらい少ないカロリーです。
基本的に、ブラックコーヒーは低カロリー飲料で、ミルクや砂糖を添加したコーヒーはカロリーの高い飲料だと考えています。特に、ホイップクリームやチョコレートなどで装飾されているアレンジコーヒーは高カロリーだと思います。
(6)アルコールコーヒー飲料のカロリー
アルコールは、1g当たり大体数キロカロリー持っています。また、アルコールコールコーヒー飲料は砂糖をたくさん使っています。ですから、その分、高カロリーの飲み物となっています。
(7)食品成分データベースを使ってカロリーを調べる
砂糖やポーションミルクを添加して、あるいは、アイスクリームやホイップクリームやチョコレートなどを使ってアレンジコーヒー(orホワイトコーヒー)を作るときのカロリー計算は、文部科学省の日本食品標準成分表を基に作成された『食品成分データべース』を使うと比較的簡単に調べることができます。