街で飲むコーヒー、「おまけ」から「プレミアム」へと様変わり

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昭和喫茶店ブームの頃は、コーヒーは喫茶店でお金を出して飲むプレミアムドリンク(高級な飲み物)でした。それが、昭和喫茶店ブームの原動力だったと考えています。

喫茶店で食事メニューが提供されるようになって、コーヒーが食事メニューの「おまけ」で提供されるようになって、1杯のコーヒーの価値が下落して行きました。

 

低価格の立ち飲みコーヒーが売り物の喫茶店チェーンが登場して来て、ファミリーレストランではコーヒー飲み放題、喫茶店やレストランのランチメニューにはサービスでコーヒーが、というように1杯のコーヒーの価値が下落して行きます。

また、コーヒー抽出マシーンの大容量化と低価格化が進行して行き、効率を優先する作り置きコーヒーが当たり前になります。同時に、オフィスで低価格の、あるいは無料(会社の福利厚生)のコーヒーを飲むのも当たり前になりました。

 

それに加えて、街中でコーヒーを無料で飲める場所が増えて行きます。自動車のショールームで、美容室で、接骨院で、調剤薬局etcでと・・・。

ちなみに、とある地方都市の零細生業パパママ経営の珈琲豆焙煎屋は、オフィスや街中のコーヒーを無料で飲める場所に焙煎コーヒー豆を買ってもらって、ある程度繁盛していました。1990年代の初め頃から中頃のことです。

 

1990年代の中頃、スターバックスコーヒーが日本にやって来ます。そして、街で飲むコーヒーの価値下落にストップがかかり始めました。

2000年代には、こめだ珈琲店などの喫茶店チェーンにも注目が集まるようになって、あるいは、北米大陸で発生したサードウェーブコーヒーの影響も受けて、1杯のコーヒーのプレミアム化(高級化)が始まります。

 

2000年代になると、いくつもの喫茶店チェーンが登場して来て、その何れもの喫茶店チェーンが成長を続けています。

もちろん、喫茶店ですから、喫茶店チェーンの主力商品はコーヒーです。そして、喫茶店チェーンが成長を続けるには、コーヒーをプレミアム化(高級化)してコーヒーで儲ける必要があるわけです。

 

現在(2019年)の喫茶店チェーン繁盛の原動力は、コーヒーのプレミアム化(高級化)だと思います。今後、コンビニコーヒーも、プレミアム化(高級化)の方向に進んで行くかもしれません。

街で飲むコーヒーが、「おまけ」から「プレミアム」へ変わって行く様子を眺めていて、とある地方都市の零細生業パパママ経営の珈琲豆焙煎屋の親父は考えました。

これからは、家で飲むコーヒーのプレミアム化が始まるかもしれないと。希望的観測かもしれませんが、・・・・・。

 

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