年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

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珈琲と醸造酒の混成酒、コーヒーリキュールは飲みやすいお酒だそうです

我が家(夫婦2人と猫1人の家族です)はお酒と縁の無い暮らしをしていて、特に小生は、体質的にお酒を受け付けません。お酒を少しでも飲むと、翌日、必ず二日酔いで苦しみます。そんな小生ですから、コーヒーリキュールというお酒があることを、最近まで全く知りませんでした。

 

最近、コーヒーリキュールに注目が集まり始めているという情報に接して、初めてコーヒーリキュールというお酒の存在を知りました。

Wikipediaで「リキュール」を調べると、蒸留酒に果実やハーブなどの副材料を加えて香味を移し、砂糖やシロップ、着色料などを添加し調製した混成酒をリキュールと呼んでいると説明しています。

そして、Wikipediaで「コーヒーリキュール」を調べると、主要な原料の1つにコーヒーを使用して作るリキュールの総称と書いてあります。

 

コーヒーリキュールというお酒は、昭和の頃から存在していたようです。

コーヒーリキュールは焙煎コーヒー豆の香味と醸造酒の混合酒で、ベースとなっている醸造酒は、ブランディー、ウィスキー、焼酎(特に日本)などが知られているようです。

ベースとなる醸造酒によって、コーヒーリキュールの味や香りが変わってくると言われています。

 

市販されているコーヒーリキュールですが、珈琲の香味を取り込んでいるだけでなくて、一定以上の糖分が含まれていて比較的に甘いものが多いそうですが、甘さ控えめでブラックコーヒータイプの味のコーヒーリキュールもあるそうです。また、アルコール度数も、12%くらいから35%くらいまで、低いアルコール度数のリキュールから高いアルコール度数のリキュールまで幅広く市販されているようです。

 

ちなみに、北米大陸では、スペシャリティーコーヒーの影響を受けて、品質重視の新鮮な焙煎コーヒー豆を原料に使っているコーヒーリキュールに人気が集中しているという話も聞こえてきます。 

北米大陸で市販されているコーヒーリキュールの中には、醸造酒とコールドブリューコーヒーの混合酒もあるようです。

 

100%天然コーヒーの香りとコク、上質なテキーラの風味が損なうことなく再現されている人気急上昇中のリキュール。35 度の高めのアルコールと少し甘さをひかえたドライな味わいが特徴なのだそうです。

 

フェア カフェ リキュール FAIR CAFÉ LIQUEUR

フェア カフェ リキュール FAIR CAFÉ LIQUEUR

 

 メキシコ産でフェアトレードのコーヒー豆(アラビカ種)を丁寧に時間をかけて焙煎、その新鮮な焙煎コーヒー豆を醸造酒に7日間浸漬してコーヒーの芳醇な風味を引き出して、フェアトレードの砂糖を加えたリキュールだと説明されています。

 

珈琲酒 びん 300ml

珈琲酒 びん 300ml

 

 深煎りの焙煎コーヒー豆を粗挽きに粉砕(顆粒)して、その焙煎コーヒー顆粒をお酒に浸漬させてコーヒーの香味を取り込んだリキュール。ブラジル産とコロンビア産の焙煎コーヒー豆(アラビカ種)を使っていると説明されています。キリンビールから販売されているようです。

 

エクリッセ エスプレッソ 700ml

エクリッセ エスプレッソ 700ml

 

エスプレッソマシーンで深煎り豆から抽出したエスプレッソを40%使用し、香り豊かなフレーバーと甘みを抑えた濃密な味わいが特徴の、イタリア産本格コーヒーリキュールと説明されています。

 

サントリー カルーア コーヒーリキュール 700ml

サントリー カルーア コーヒーリキュール 700ml

 

良質なアラビカ種のコーヒー豆を使用した、コクのある甘みが特長のコーヒーリキュールだと説明されています。 

 

イタリアの2つの有名な会社、コーヒーの「イリー」と酒類のスペシャリスト「グループ・カンパリ」によって造られたリキュール。アラビカ種の焙煎コーヒー豆からコーヒーの香味を取り込んでいると説明されています。 

 

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考えてみれば、1960年代、地方都市に立地する喫茶店のメニューに、ウイスキーを珈琲で割ったお酒が掲載されていました。