年老いた珈琲豆焙煎屋の珈琲物語

年老いた珈琲豆焙煎屋は、連れ合いと2人だけで零細生業パパママ規模のコーヒー豆自家焙煎店を和歌山市で営んでいます。その店の屋号は「エカワ珈琲店」です。そのエカワ珈琲店が発信しているコーヒーストリーを楽しんで頂けたら幸いです

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街角の小さなコーヒー豆自家焙煎店のスペシャリティーコーヒーマーケティング | スペシャルティーコーヒーマーケティング

コーヒー豆自家焙煎店が、スペシャリティーコーヒー生豆を原料に使っているというだけで商売が成り立ったのは、もう昔の出来事だと認識しています。

コーヒー豆自家焙煎店が、スペシャリティーコーヒー生豆かそれに準ずる品質を持つコーヒー生豆を原料に使っているのは当たり前で、それにプラスして、焙煎したコーヒー豆の品質も、コーヒー消費者が自家焙煎コーヒー豆を購入する時の選択基準になって来ています。

 

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クイックナビゲーション

小さなコーヒー豆自家焙煎店のブランド戦略

年老いた珈琲豆焙煎屋は、人口30数万人の地方都市(和歌山市)で、零細生業パパママ規模のコーヒー豆自家焙煎店を、もう彼是30年間営んで来ました。

その間に、コーヒーの世界は「ブランド」が闊歩する世界に様変わりしました。

70歳の高齢者が営んでいる地方都市の小さなコーヒー豆自家焙煎店であっても、「ブランド」構築なくして商売が成り立た無くなりつつあります。

その対策として、年老いた珈琲豆焙煎屋は、『コーヒー豆の焙煎』に焦点を当てたブランド構築を目指すことにしました。

と言っても、焙煎技術の大会に挑戦するというようなカタチで、『コーヒー豆焙煎』を強調するタイプのブランド構築は、気分的にも年齢的にもまず無理です。

これまで積み重ねて来た経験・知識・技術に依存してのブランド構築が、一番無難で妥当な選択肢だと考えて、その方向で進んでいます。

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スペシャリティーコーヒー誕生物語

消費地における中小珈琲事業者たちが、「コーヒー豆の生産」に着目して、生産地のコーヒー豆生産者と協力関係を築くことで誕生したのがスペシャリティーコーヒーという商品だと考えています。

消費地の中小珈琲事業者たちは、コーヒー豆に焦点を絞った催し物や競技会などの開催や統一的基準の制定など、スペシャリティーコーヒーの価値を高める努力を続けた結果として、付加価値が上昇して行ったと理解しています。

コーヒー豆生産という単純なものに色々と複雑なものを付け加えた商品が、スペシャリティーコーヒーという商品だと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。

価格は品質価値のパラメーターでもあるわけですから、標高の高い畑で手間暇かけて生産されるコーヒー豆が、それ相応の価格で取引されるのは当然だと思っています。

スペシャリティーコーヒーの生産者は、それだけの努力をして来たと考えています。

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高級ブランド製品が溢れている高級な雰囲気の部屋で味わう特別なコーヒー

しかし、一部スペシャリティーコーヒーの価格があまりにも高くなり過ぎたと感じています。

スペシャリティーコーヒーの競争入札イベントで、「ゲイシャ」という銘柄のスペシャリティーコーヒーが1kg数万円で落札されたというようなニュースに接すると、馬鹿馬鹿しさの真っ只中を彷徨っているような気分に襲われます。

そのような異常に高価なコーヒーを家庭で味わうと仮定すると、どのような淹れ方をして、どのようなカップにコーヒーを注いで、どのような部屋で、どのような気分で味わうのだろうかと考えてしまいます。

そして、貴族のような生活をしているお金持ちが、儀式のような雰囲気の中で異常に高価なコーヒーを味わっている姿を思い浮かべてしまいます。

 

価値計測のパラメーターを正常に作動させる方法

儀式のような雰囲気の中で味わうコーヒーは、多数の消費者が気楽な気持ちで楽しめるコーヒーで無いことは確かです。

スペシャリティーコーヒーの価格急騰ですが、単純なものをあまりにも複雑にし過ぎた結果だとすると、品質と価格という価値を計測するパラメーターに不均衡が生じてしまって価値を計測できなくなってしまいます。

価値を簡単に計測できなければ、年老いた珈琲豆焙煎屋のコーヒー豆自家焙煎店商売に不都合が生じます。

最近、年老いた珈琲豆焙煎屋は、コンテストで入賞するタイプの高級ブランドのスペシャリティーコーヒー生豆よりも、それほど有名で無いけれども適正価格で購入できるスペシャリティーコーヒータイプの生豆の方が、ダントツに使いやすいと確信するようになっています。

大多数のコーヒー消費者は、コーヒーを気楽に味わっていて、それなりの価格のコーヒーで十分に満足できるとするならば、価格が異常に高い高級コーヒーを選択する消費者はそれほど多くないと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。

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コーヒー豆焙煎の価値を伝える珈琲物語

コーヒー豆の生産、コーヒー豆の焙煎、焙煎コーヒー豆の保存、コーヒーの醸造、これらが一定のレベルを越えていれば、品質の良いコーヒーを楽しむことができると考えています。

年老いた珈琲豆焙煎屋は、コーヒー生豆の出自を強調することも大事だと思いますが、新鮮な自家焙煎コーヒー豆、丁寧な焙煎プロファイルを持つ自家焙煎コーヒー豆と言うようなコーヒー豆焙煎の価値を伝える商売をして行こうと考えています。

理由は、店舗に来店してくれるお客さんの大半が、酸味の少ない柔らかな味のコーヒーを作れる焙煎コーヒー豆を希望するからです。

柔らかで酸味の少ない自家焙煎コーヒー豆を煎るには、焙煎時間を長くして、かつ焙煎温度がそれほど高くならないようにコーヒー豆を焙煎します。

酸味を少なくするのに、苦味で酸味を覆い隠すという焙煎手法を採用するわけですが、ある一定レベル以上の酸味成分が存在していなければ、苦味で酸味を覆い隠した焙煎コーヒー豆でコーヒーを淹れると味気ないコーヒーが出来上がります。

 

消費者のいないコーヒー消費市場

スペシャリティーコーヒーの価値の源も、フルーツのような酸味です。

年老いた珈琲豆焙煎屋も、コーヒー生豆の品質は「酸味」で決まると考えています。

しかし、ものすごく素晴らしいフルーツのような味わいを持つ酸味でなくても、一定レベル以上の上質な酸味で十分満足しています。

コーヒー生豆コンテストに入賞するような評価の高いスペシャリティーコーヒーは、仕入れ価格がものすごく高くなります。

地方都市の街角に住居兼用の店舗を構えている零細生業パパママ規模のコーヒー豆自家焙煎店が、そのような高級スペシャリティーコーヒーを取り扱っても商売は成り立ちません。それは、過去に高級ブランドのブルーマウンテンコーヒーで経験しています。

高級ブランドのスペシャリティーコーヒーを求める消費者がほとんど存在していない環境下で、高級ブランドのスペシャリレティーコーヒーを販売しようとしても、消費者の存在していない市場で商売をしているわけですから、赤字を累積するだけです。

焙煎後2か月も経過すれば、高級ブランドのスペシャリティーコーヒー焙煎豆も、それなりの仕入れ価格のスペシャリティーコーヒー焙煎豆も、どちらも同じ劣化した自家焙煎コーヒー豆になっているわけですから。

ということで、年老いた珈琲豆焙煎屋が連れ合いと2人だけで営んでいるコーヒー豆自家焙煎店「エカワ珈琲店」は、下のリンク先ページの営業方針で商売を営んでいます。

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