年老いた珈琲豆焙煎屋のブログ

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高齢者向けビジネスは確実に儲けられる、ぼろ儲けはできないと思いますが

3人に1人は65歳以上という社会、それが、現在の日本の社会です。日本の社会は高齢化社会に突入しているわけですが、日本の商売はというと、30年くらい前から、それほど変化しているようには感じられません。

平成の初め頃に脱サラして、それから30年近く零細生業商売を営んでいる年老いた珈琲豆焙煎屋は、そのように感じています。

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例えば、85歳の一人暮らしの女性、30年前なら元気ハツラツで、徒歩や自転車や公共交通機関を駆使して、あっちらこちらに出かけていたわけです。

毎日のようにスーパーや地域市場で買い物をしていて、ご主人が自動車を運転して遠出もできたわけです。

 

現在はというと、一人暮らしになってしまって、足腰も弱って来ているので、近くのスーパーでの買い物も間々なりません。

大規模な入浴施設にも、交通手段が無いので出かけることもできません。年金の受け取りは郵便局ですが、近所の郵便局に出向くのも簡単ではありません。

年金は遺族年金ですが、ご主人が伝統ある石油精製会社の社員だったので、それにプラスしてそれなりの貯えもあるので生活に困ることは無いのですが、足腰が弱ってきていて自由自在に動けないので、日常生活には不便を感じています。

 

そのような風景は、地方の町なら至る所に存在しています。だけど、日常生活に不便を感じている高齢者を本格的にターゲットとする商売はというと、介護保険の使える介護ビジネスだけなのかもしれません。

介護保険が使えない高齢者向けビジネスは、付加価値の高いビジネス以外、生産性を考えると成り立ち難いのだと思います。

零細生業パパママビジネスを営んでいるので、何故、付加価値の高いビジネス以外成り立ち難いのか理解できます。

 

若い人たち相手のビジネスと、高齢者相手のビジネス、同じ条件・価格で取引するのなら、間違いなく、若い人たち相手でビジネスを営む方が生産性が高くなります。ですから、自然と高齢者をターゲットするビジネスを避ける傾向があるのかもしれません。

頭が固くなっている高齢者を狙い撃ちした詐欺的商法も多数存在しているみたいですが、まともな商売人は、できるだけ良心的なビジネスで稼ぎたいと考えているわけですから、それは、論外です。

 

そこで考えるわけです。

食料品店が簡単格安印刷のラクスルなどを利用して手製のチラシを作成して、例えば、地域市場で商売をしている何店舗が共同して簡単な商品カタログを作成して、定期的に高齢者宅に配布して、生協の宅配的な、あるいはネットスーパー的な商売に挑戦してみたらどうだろうかと。

街の飲食店が簡単な高齢者用メニューチラシを作成して、これも定期的に高齢者宅に配布して、出前ビジネスに挑戦してみたらどうだろうかと。

 

観光旅館が高齢者向けに、送り迎え付きで昼食とお風呂をセットにしたお手ごろ価格の商品を作ったらどうだろうかと。

もちろん、商品の販売価格・サービス価格は、生産性の低くなる分だけ高くなるわけですが・・・。

 

高齢者の不便解消をターゲットとする商売ですが、あきらかに不足しています。ですから、高齢者の不便解消を目的とするビジネスですが、ぼろ儲けはできないかもしれませんが確実に儲けられる商売だと思います。

しかし、年老いた珈琲豆焙煎屋は、すでに高齢者の仲間入りをしているので、体力的に高齢者向けビジネスを営むのは無理なのですが・・・。